華族会館をクビになった篤蔵（佐藤健）は街中で偶然見つけた「バンザイ軒」という食堂に住み込みで働くことになる！実家から届いた手紙を見て、急いで福井に戻るのだが、そこにはやつれた俊子（黒木華）がいた！そして兄・周太郎（鈴木亮平）の身に…24日（日）夜9時「天皇の料理番」第5話予告動画は番組公式サイトで公開。

前回（第4話）で華族会館をクビになった篤蔵（佐藤健）。第5話で新たな職場での再スタートとなるのだが、本ドラマでは篤蔵の生涯をどこまで描くのだろうか？　篤蔵のモデルとなった秋山徳蔵氏は史実によると華族会館で修業した後、精養軒で働いたりフランスへ修業しに行ったりと「天皇の料理番」になるまで、大変な苦労をされている。その秋山徳蔵の生涯をたった3カ月（1クール）で描いてしまうのだろうか？　このペースだと最終回でフランス行き？　大河ドラマ並に波瀾万丈な人生を送った秋山徳蔵氏の生涯、これはぜひ1クールではなく、2クール、3クールと続いて最後までじっくり放送してほしい。それだけ篤蔵の料理にかける熱意、そのステップアップを見ていると心が熱くなる、心の底から篤蔵を応援したくなってくるドラマである。
いよいよ次なるステージへ向かった篤蔵。新たな職場でどんな出会いがあるのか、今後の展開がとても楽しみである。

■前回のあらすじ
華族会館の厨房を抜け出しては、英国大使館の五百木（加藤雅也）の元へ通い、いろいろ教えてもらっていた篤蔵（佐藤健）。周囲には「兄の具合が悪くて看病している」とウソをついていたのだが、先輩シェフの荒木（黒田大輔）はそれを疑い、辰吉（柄本佑）に出かける篤蔵のあとをつけさせた。そこで辰吉は、英国大使館に通う篤蔵のことを知るのだが、荒木には何も伝えなかった。
しかし、厨房では篤蔵の評価が高まる一方、皿洗いに降格させられた辰吉は焦りを感じていた。そんなある日、篤蔵が英国大使館へ行っている最中、兄・周太郎（鈴木亮平）が篤蔵を訪ねて華族会館へやってきた。弟が不在と聞いた周太郎は、篤蔵宛の手紙を辰吉に渡すのだが…。英国大使館から戻った篤蔵は、荒木から周太郎が訪ねてたことを聞かされる。「お前は兄貴の看病に行ってたんじゃないのか？！」みんなの前で罵声を浴びせられる篤蔵。日頃からイジメを受けていたせいもあり、思わず逆ギレしてしまった篤蔵だったが、宇佐美から3度目のケリを入れられ華族会館をクビになってしまった。さすがの宇佐美も、よその厨房に通っている篤蔵を、許すわけにはいかなかった。行き場を篤蔵は周太郎の下宿先を訪れるのだが、大家から実家に戻ったと聞かされる。そこで初めて周太郎からの手紙を読む篤蔵。結核になり実家に戻ると記されていた。自分がついたウソが本当になってしまった。

■第5話あらすじ
華族会館をクビになった篤蔵（佐藤健）は、偶然街中でみつけた「バンザイ軒」という食堂の店主・仙之介（佐藤蛾次郎）と妻・梅（高岡早紀）と出会い、住み込みで働くことになる。
そんな中、父・周蔵（杉本哲太）からの手紙を新太郎（桐谷健太）が届けに来る。華族会館宛てに届いたものだった。そこに書かれていた驚愕の事実とは…。篤蔵は急いで福井に戻るのだが、そこではやつれた俊子（黒木華）の姿が…。そして兄・周太郎（鈴木亮平）は…。

TBSテレビ60周年特別企画‐究極の夢と愛の物語‐日曜劇場「天皇の料理番」5月24日（日）夜9時より第5話を放送。出演は佐藤健、黒木華、桐谷健太、柄本佑、高岡早紀、鈴木亮平、杉本哲太、武田鉄矢、伊藤英明、小林薫ほか。番組公式サイトでは第5話予告動画を視聴できる。「天皇の料理番」最新話はTBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン対象番組。

◇TBS日曜劇場「天皇の料理番」番組公式
◇TBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン

　【春ドラマ一挙紹介】　　【各話のあらすじ】