久坂玄瑞（東出昌大）死す！そして久坂家断絶へ…井上真央主演「花燃ゆ」第27話あらすじと予告動画
薩摩から2万もの兵が押し寄せ長州藩は形勢不利に。このままでは朝敵になってしまうと危惧する玄瑞（東出昌大）をよそに来島又兵衛（山下真司）は御所に進撃！孝明天皇へ嘆願書を届けようと玄瑞は命懸けで向かったが願い叶わず…NHK大河ドラマ「花燃ゆ」5日（日）第27話を放送！予告動画は番組公式で公開。
いよいよ5日放送の第27話にて、久坂玄瑞（東出昌大）が死す。久坂玄瑞とは、当時の日本人にしては長身（180cm）で恰幅がよく、声が大きく美声だったと記されている。東出昌大のキャスティングはぴったりだったのではないだろうか。半年にわたって玄瑞の生き様を見て来た。早くに家族を失い孤独な生活を強いられ、吉田松陰（伊勢谷友介）との出会いで多くの仲間を得て、文（井上真央）という家族も得ることができた。しかしその幸せは長くは続かなかった。若くして命を絶たれた玄瑞。その人生は長州藩のため、新しい日本国のために捧げられたといっても過言ではない。
史実によると、文との間に実子はおらず、小田村伊之助の次男、久米次郎を養子に迎え、久坂家の跡取りとしたが、玄瑞が京で男女の関係になった芸妓との間に息子が生まれた。玄瑞の死後、遺児がいたことを知った文はさぞショックだったことだろう。その遺児・秀次郎は長州藩の特佐村というところで育ち、明治2年に久坂玄瑞の子と認知される。そこで秀次郎が久坂家を継ぐことになったのだが、すでに跡取りとして久坂家に入った久米次郎をどうするかで問題となり、話し合いの結果、久米次郎は小田村家に戻ることとなる。
ちなみに秀次郎の養育費は楫取素彦（小田村伊之助）が面倒を見たという。自らが選んだ運命ではないにせよ、秀次郎もさぞ肩身の狭い思いをしたのだろう。その後、秀次郎は大倉組（ホテルオークラや大成建設が属していた大倉財閥の企業）の台湾支社に勤務。昭和7年4月、東京にて他界、享年69。
（ドラマでは養子・久米次郎は玄瑞の死後、久坂家の養子取消となっているので、史実と異なる描かれ方をしているようだ）
■関連番組情報
7月5日（日）午後4時30分より「英雄たちの選択 久坂玄瑞と禁門の変」を放送。
⇒NHK総合「英雄たちの選択」番組公式サイト
■前回のあらすじ
文（井上真央）に見送られて京に向かった久坂玄瑞（東出昌大）。夫の身の安全を祈りながら、文は実家を出て久米次郎と新居をかまえ、夫の帰りを待った。一方、京に戻った玄瑞は、辰路（鈴木杏）と再会。そこで辰路から子ができたことを知らされる。辰路は「この子のためにも生きてほしい」と玄瑞に言うのだが…。
一方、朝廷の信頼を失った長州藩が再び攘夷を決行するためには、辛抱強く裏工作をする必要があったのだが、強行派の来島又兵衛（山下真司）は玄瑞と激しく対立する。朝廷に進撃すれば朝敵扱いになってしまうと玄瑞は危惧するのだが、藩の流れは来島が握っていた。そんな中、薩摩が2万もの兵をあげて京に向かったとの知らせが入る。
■第27話「妻のたたかい」あらすじ
復権をかけ、京に上った長州藩。しかし薩摩が2万という兵を引き入れ京に入った。形勢不利の中、進退を決する軍議が開かれたが、強行派の来島又兵衛（山下真司）に押し切られるかたちで御所に進撃るすこととなる。これが世に言う「禁門の変」。孝明天皇への嘆願を成し遂げるため、決死の覚悟で鷹司輔煕（小須田康人）邸へ向かう玄瑞だったが、その願いは叶わなかった。力尽きた玄瑞は、寺島忠三郎（鈴木伸之）とともに自決。
朝敵となった長州藩。久坂玄瑞はその責任を問われ、久坂家は断絶。久米次郎（大西統眞）養子も取消となった。そして残された文（井上真央）はある決意をする…。
7月12日からいよいよ「大奥編」がスタート。乞うご期待！
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第27回は7月5日（日）NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ
◇「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
各話：216円/3日間、見放題パック：972円/毎月（自動更新）
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
■見逃し配信
NHKオンデマンドでは見逃した回や、大河ドラマや過去の名作ドラマ、ドキュメンタリー番組などを単話ずつ視聴できるサービスと、月額972円で視聴できるお得な月額パックを用意。同サービスはGyaO!ストアからも購入可能。
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