防ぐことができる認知症って?27日「主治医が見つかる診療所」認知症の最新予防法を紹介!予告動画

2015年07月26日17時14分暮らしと文化
(C)テレビ東京

65歳以上の約15%に当たる、約462万人が患っていると推定される「認知症」…27日(月)テレビ東京「主治医が見つかる診療所」では、最新の予防法を紹介!認知症予防で重要なのは、脳の血流をアップして普段使わない脳細胞を活性化する事!今回は、誰でも簡単に脳の血流をアップできる予防法を紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

認知症の代表的な種類には、大きく分けて「アルツハイマー型」、「脳血管性」、「レビー小体型」の3つがある。このうち「脳血管性認知症」は、脳の血管障害などが原因となって、脳の血流が悪化し、脳細胞の一部が死滅することで発症する認知症。適切な対処をすればかなりの確率で未然に防ぐことができる。

番組では、「脳血管性認知症」を患う男性のケースを映像で紹介する。
この男性の場合、54歳の時に診断を受け、次のような「脳血管性認知症」の症状が現れた。
・ついさっき食べた昼ご飯を覚えていない。
・言葉はほぼ単語のみ。
・歩行器などの支えなしでは歩けない。
・ただし、孫の人数や性別、好きな力士の名前などは覚えている。
・日や時間によって症状に差がある。
妻は、症状が進行しないよう、3か所のリハビリ教室に通わせ、可能な限り自宅介護を続けられるようにしている。

男性は、48歳の時に人間ドックで「脂質異常症」と診断され、食生活の改善を促されていた。しかし、多忙であったため放置していたところ、翌年に「脳梗塞」を発症。2カ月入院し、投薬治療で克服した。体の麻痺はなくなったが、言葉にはわずかに後遺症が残った。退院から5年程経った頃、今度は「脳血管性認知症」と診断されたのだった。

脳血管性認知症 予備群のことをVCIといい、この時点であれば、進行を食い止めることができるといわれている。また、VCIを予防することが脳血管性認知症を予防することにつながる。それに役立つのが「頸動脈エコー検査」。動脈硬化の進行度を診断する検査で、定期的に検査を受けて、動脈硬化の状態を知ることが、VCIだけではなく、アルツハイマー型認知症の予防にも効果的である。

番組では、自宅で簡単に出来る予防法を紹介してくれるので、まだ先のこと…と思わず、予防法を知っておこう。

放送は、7月27日(月)テレビ東京にて夜8時から。予告動画は番組公式サイト視聴できる。

■出演者
【司会】草野仁、東野幸治
【アシスタント】森本智子(テレビ東京アナウンサー)
【ゲスト】瀬川瑛子、三田村邦彦、大桃美代子
【番組主治医】秋津壽男(内科)、上山博康(脳神経外科)、丁宗鐵(漢方)、中山久 (内科)、南雲吉則(乳腺外科・形成外科)、姫野友美(心療内科)、浦上克哉(脳神経疾患)
【同時放送】TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ

テレビ東京「主治医が見つかる診療所」番組公式サイト