伝説のロック・バンド、レッド・ツェッペリン!リーダー、ギタリストのジミー・ペイジが44年振りに広島を訪問!MV

2015年08月01日12時18分音楽

全世界を席巻したスーパー・ロック・グループ、レッド・ツェッペリンのギタリストであり、リーダーのジミー・ペイジが、プロモーションで来日し、プロモーションの合間を縫って、ジミー・ペイジ本人が、戦後70年の節目を迎える今年44年前に訪れた広島市を再度訪問した!ユニバーサルミュージックアーティストサイトでは、レッド・ツェッペリンのFEATURED VIDEOが公開されている。

ジミー・ペイジは、現在、すべてのオリジナル・アルバム(9枚)をオリジナル・マスター・テープからの再マスタリング、そして今まで全く発表された事の無かった制作過程のアウトテイクや、未発表の楽曲を、それぞれのアルバムに関連するコンパニオン・オーディオ(対をなす音源)として収録するデラックス・エディションの制作作業を行っている。このシリーズは、2014年6月からスタートし、すでに、3回にわけて6タイトルが発売となっており、全世界的に大変好評を博している。そんな中、第4弾として最後の3タイトルの7月31日(金)を発売し、作品のプロモーションのためにジミー・ペイジ自身が来日を果たした。

そして7月30日、そのプロモーションの合間を縫って、ジミー・ペイジ本人が、戦後70年の節目を迎える今年44年前に訪れた広島市を再度訪問した。
これは、1971年に初来日した際に、過去にも「戦争は二度と起こしてはならない」、そして「戦争を知らない私たちの心の中にも人類が原爆を落としたことへの恥ずかしさがある」との思いを語ったジミー・ペイジ本人が、来日のプロモーション日程の過密スケジュールの中で、広島市を訪れる事を決定した事による。

redまた、来日目前にも以下の様なコメントを発していた。
"It was a moving experience visiting Hiroshima the first time in 1971, and I am sure it will be equally moving returning to the city 44 years later”- Jimmy Page.

1971年、広島を最初に訪れた時の事は、心に強く訴えかける体験だった。そして44年ぶりに広島に戻る事は、同じ様に心に響くものになると私は強く思っている。 ジミー・ペイジ


12時20分ごろ 広島市 平和記念公園 慰霊碑
7月30日広島市を訪れたジミー・ペイジは、まず、平和記念公園を訪れ、慰霊碑に花束を手向けた。
そして、慰霊碑の前で取材陣からの質問にたいして、以下のコメントを残した。
ジミー・ペイジ 『44年前に日本公演のため、来日した際、広島で公演を行いました。
そのコンサートの収益をすべて広島市を通じ、原爆犠牲者の方々に寄付させて頂きました。
その当時、まだ病院に入院している被爆者の方々もいたと記憶しています。
こうして、今日また広島に戻ってこられた事に大きな感慨を覚えます。』

また、続いて(ジミー・ペイジ)『東京で買ったムービーカメラで、ここ慰霊碑や平和公園の風景を撮影しました。そこに映っていた方の中には、1945年を経験された方がいらしたかもしれません。
その時のことは、心にずっと残っていますし、今回、広島を再び訪れることができ、嬉しく思います。』
と語った。

また、「戦後70年へのメッセージを」というリクエストに対しては、『あの時、起きたことは、世界全てが忘れてはならないことです。心から平和を祈り続けたいと思います。』とコメントを発した。

その後、原爆ドームを訪れ、広島市長との会談を行った。その際に、以下の様なコメントで挨拶を行った。
『みなさん こんにちは。ジミー・ペイジです。私がレッド・ツェッペリンというというバンドにいた時―その前から、レッド・ツェッペリンは、あったわけですがー、1971年日本公演のため来日しました。そのうちの、一つの公演がここ広島でのコンサートでした。
私たちは、チケットの収益を広島市を通じて、当時まだ病院に入院していた原爆犠牲者の方に寄付させて頂きました。当時の山田市長にもお会いする事ができました。
その時の経験のすべてはいまも私の人生における忘れがたい思い出です。
こうして今日、また広島に戻ってこられて非常に感慨深です。』


その後、会談をする中で松井市長から平和記念公園の慰霊碑に『安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文がきざまれております。
これを、ぜひ、世界に広めたいと考えています。ご協力をお願いいたします。』とのリクエストがありジミー・ペイジも『原爆犠牲者、被爆者の皆さんの魂が安らかに眠って頂けるということを願う事、それが平和な世の中につながるという事ですよね?』と深く参道の意を表した。

本日7月31日、ジミー・ペイジが渾身の作業を行ったリマスタリング&未発表音源を収録したシリーズの最終章、後期3タイトル(『プレゼンス』 『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』 『コーダ(最終楽章)』)が世界同時に発売された。

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