細田守のプロフェッショナル仕事の流儀は?『バケモノの子』製作現場に300日間密着!予告動画

2015年08月03日09時00分アニメ

現在大ヒット公開中の『バケモノの子』をはじめ、国内外23の映画賞を受賞した『時をかける少女』、興行収入42.2億の大ヒットを記録した『おおかみこどもの雨と雪』など、数々のヒット作を手がけるアニメーション映画監督・細田守(47)が、今夜8月3日(月)「プロフェッショナル仕事の流儀」に登場!300日にわたり、新作映画の舞台裏に密着し、細田の仕事術に迫る!番組公式サイトで予告動画が公開されている。

細田守が東映アニメーションを2005年に退社し、フリーになって初の長編アニメとして取り組んだのが『時をかける少女』。公開当初はミニシアター並で全国21館のみだったが、ネット等のクチコミで連日立ち見が出るほどの大盛況。配給元の角川ヘラルド映画は急遽、上映館を増やし最終的には100館以上での上映となった。2007年DVD発売まで9カ月に渡る超ロングランヒットとなり、最終入場者数は18万8092名、興収2億6000万円を突破。国内外問わず、映画・アニメ賞など23冠を受賞した。
2009年には『サマーウォーズ』、2012年には『おおかみこどもの雨と雪』が公開され大ヒット。日本アニメの顔だった宮崎駿が長編映画から身を引いた今、次代を担う映画監督として注目を集めている。
細田の映画には、かっこいいヒーローやヒロインは登場しない。等身大のキャラクターが必死に生きていく姿を、繊細かつリアリティーあふれる表現力で描き、根強い共感を得てきた。

映画を生み出す原動力となっているのは、苦しみを抱えてきた自らの人生だと言う。細田は、心の内にある“わだかまり”を糧に、キャラクターの心情を思い描く。そして「こうありたい」という理想を映画に託している。
新作の『バケモノの子』は、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノが、奇妙な共同生活をはじめ、いがみ合いながらもいつしか、まるで本当の親子のような関係を築いていく物語。

番組では、300日に渡り、『バケモノの子』製作の舞台裏に密着し、映画作りに命をささげる細田守監督の仕事に迫る。

・「プロフェッショナル仕事の流儀」毎週月曜日夜10時~10時48分
 再放送 毎週土曜日午前0時55分~1時43分(金曜深夜)

NHK総合「プロフェッショナル仕事の流儀」番組公式サイト