もう1人の危機対策のプロ(浅野和之)登場!堤真一主演「リスクの神様」5日第4話あらすじと予告動画

2015年08月04日22時00分ドラマ

サンライズ物産グループ企業の波丘樹脂の工業薬品倉庫で火災発生!近くの河川に薬品が流出した恐れが…西行寺(堤真一)らは現地へ向かうのだが、波丘の社長(浅野和之)から自分達で対処すると言われてしまう…5日(水)「リスクの神様」第4話はいつもより30分遅い夜10時30分より放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

毎回、いろいろな分野(産業)で起こる企業トラブルを、金とコネと知恵で解決していく西行寺。ドラマは企業トラブルを描くのと並行して、30年前起こったある事件を少しずつ解き明かしている。サンライズ物産の社員だった西行寺(堤真一)の父・関口孝雄(田中泯)は30年前ある事件を起こして逮捕された。その後、体を壊し現在は認知症なのか、記憶がさだかではなく息子の顔すらわからなくなっている。会社の上層部にとって関口は危険な存在なのか!? 社長・坂手(吉田鋼太郎)の元上司で現在顧問を務める天童(平幹二朗)と関口は親しいようなのだが、第3話時点ではまだはっきりわかっていない。なぜ西行寺が日本に戻ってきたのか、サンライズの危機管理を任されることになったのか、全てのなぞが父と30年前の事件が明るみになることで、解き明かされるのだろう。

主人公・西行寺の部下、結城実を演じるV6の森田剛。民放連ドラに出るのが8年ぶりだそうだが、なかなか渋い男になってきたことを改めて痛感させられた。森田だけ見ているとアイドルではなく、一人の役者として存在感の大きさに驚かされる。それもそのはず、テレビドラマに出演していなかったのは、主に舞台を中心に活躍していたからだ。しかも、ジャニーズ自主公演ではなく、劇団☆新感線のいのうえひでのり、蜷川幸雄、宮本亜門と、日本の演劇界の大御所たちに高い評価を得ている。そんな森田剛、V6では岡田准一の活躍が目立つここ最近だが、今年あたりから本格的に森田剛がフューチャーされるのではないだろうか。まずは来年公開、『行け!稲中卓球部』の古谷実のマンガ『ヒメノアール』(全6巻)を実写映画化した『ヒメアノール』で、主人公の快楽殺人犯役で出演。この作品で森田は初の映画主演を勤める。共演は若手実力派の濱田岳。メガホンをとるのは『銀の匙 Silber Spoon』の吉田恵輔。どんな恐ろしい映画になるのか楽しみだ。

■前回のあらすじ
サンライズ物産所有のクルーザーが座礁事故を起こした。事故当時クルーザーに乗っていたのは次期総理大臣候補とされる代議士・薮谷虎之介(名高達男)と外国人女性。坂手(吉田鋼太郎)より秘密裏に事故を処理するよう指示される西行寺(堤真一)とかおり(戸田恵梨香)は入院している薮谷に一緒にいた女性の素性を聞くが、薮谷は女性と一緒だったことすら認めない。そうこうしているうちに、同じ病院に入院していたはずの女性が行方をくらませた。
一方、橘由香(山口紗弥加)が公私共々親しくしているトップアイドルの北条ちなみ(新川優愛)から助けを求める連絡を受ける。ちなみは映画スタッフの高原(若林誠)のマンションにおり、高原は血を吐いて倒れていた。高原の家に駆けつけた由香は部屋からちなみの痕跡を消し、まだ息のある高原を病院に運んだ。幸いにも命に別状はなかったのだが、その翌日、ちなみの前にライターと名乗る男が現れ、高原の件を持ち出し2000万円要求する。由香は西行寺とかおりに、ちなみのスキャンダルをもみ消してほしいと頼むのだが、西行寺は「どこまでできるか保証できない」と言う。西行寺とかおりが件のカメラマンに接触し、要求通り金を支払った。しかしちなみのスキャンダルを追っていたのは1人ではなかった。別のカメラマンがマスコミにちなみと高原の車中キス写真を流出させた。これで一気にちなみの評判はガタ落ち、危険ドラッグに手を出しているのではないかとまで疑われた。
マスコミの注目がちなみに集中したおかげで、薮谷の件は薄れ去っていった。西行寺があえてそうなるよう仕組んだこと。マスコミに追い回されるちなみを見て、由香は西行寺に抗議。しかし、ちなみを追っていたマスコミ全員に口封じのため金銭を払うのは最初から無理とわかっていたはず、と由香の抗議をはねのけた。一方、薮谷のほうもこのままというわけにはいかない。西行寺らの調べによると、事故当日、薮谷と一緒にいたのは日本と国交のない軍事独裁国家ベニグスタン政府の人間で、非公式に日本とベニグスタンとの交渉がおこなわれていたのだった。そんなことが公になったら、国内のみならず国際社会からも日本は批判されてしまう。そこで西行寺は、あえて薮谷に浮気をしていたと記者会見するよう進める。薮谷の豪快なキャラが高じて、正直に浮気を認め「妻からも叱られた」ととぼけてみせたことで、騒ぎは収まった。サンライズ物産のCMキャラクターだったちなみの不祥事のせいで、由香は海外の子会社へ出向となった。
そんな中、かおりは白川専務(小日向文世)から呼び出しされる。アメリカで評判の西行寺をわざわざサンライズに呼んだということは、何か大きなトラブルが社内にあるのではないかと白川は言うのだが…。

■第4話あらすじ
サンライズ物産傘下の波丘樹脂の工業製品倉庫から出火。サンライズの社長・坂手(吉田鋼太郎)の指示で現地に向かう西行寺(堤真一)、かおり(戸田恵梨香)そして結城(森田剛)。しかし現地では社長の塚原(浅野和之)が特殊な薬品を扱っているため専門知識が必要であることを理由に、西行寺らの介入を拒否。さらにマスコミ対応も自分たちでやるという。塚原はかつて、会社の危機を何度も救った「危機対策のプロ」だった。消防署の調べによるとタバコの不始末による出火、さらに工場から近くの河川へ薬品が流出した恐れもあった。塚原は薬品に関するデータを全て好評し、川の水が流れ込む湾内の漁業停止と遊泳禁止を行政に依頼するのだが…。そんな中、海辺で遊んでいた子どもの一人が倒れ病院へ運ばれた。原因は食中毒。子供たちは海岸で釣った魚や貝を食べていたらしい。工場から流出した薬品が原因なのか!?

フジテレビ8月5日(水)夜10時30分「リスクの神様 the God of risk」第4話を放送。出演はフジテレビドラマ初主演の堤真一をはじめ、戸田恵梨香、森田剛、古田新太、志賀廣太郎、山口紗弥加、満島真之介、平幹二朗、田中泯、吉田鋼太郎ほか。第3話予告動画は番組公式サイトで公開。最新話はフジテレビオンデマンド+7にて1週間無料見逃し配信中。

フジテレビ「リスクの神様 the God of risk」番組公式サイト
フジテレビオンデマンド+7公式サイト

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