大統領暗殺計画を知ったニコール・キッドマンが命を狙われる!NHKBS『ザ・インタープリター』あらすじと予告動画

2015年08月30日12時00分映画

名優・名監督シドニー・ポラックの遺作『ザ・インタープリター』がNHKB/Sプレミアムにて31日(月)昼1時より放送!ニコール・キッドマン扮するシルヴィアは国連の通訳、偶然にも大統領暗殺計画を聞いてしまい…共演はショーン・ペン、キャサリン・キーナーほか、予告動画はYouTubeにて視聴できる。

監督・俳優・プロデューサーとして活躍したシドニー・ポラックが最後にメガホンを取ったのが31日放送の『ザ・インタープリター』。俳優としてすでに高い評価を得ていたが、1985年メガホンを取った『愛と哀しみの果て』で第58回アカデミー賞作品賞、第43回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞。その功績は今もなお、ハリウッドの歴史に名を刻んでいる人物である。

シドニー・ポラック監督の遺作となった『ザ・インタープリター』は、ニコール・キッドマンが主演の社会派サスペンス。インタープリター(Interpretter)とは「通訳」を意味する言葉。国連本部を舞台にした一国の大統領暗殺計画をめぐるハラハラドキドキのサスペンス。国連本部内での映画撮影は今まで一切認められたかったが、特別な許可を得て本作が初となる。

主演をつとめたニコール・キッドマンは、トム・クルーズとの離婚後、2006年カントリー歌手のキース・アーバンと結婚。その後も積極的に映画出演をしており、昨年はグレース・ケリーの半生を描いた『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』に出演。ハリウッドの人気女優だったグレース・ケリーがモナコ公妃となった実在の人物。ちなみに高級ブランド・エルメスの人気シリーズ「ケリーバック」は、グレース・ケリーにちなんで名前が付けられたもの。マスコミに妊娠を悟られないように、その時持っていたエルメスの「サック・ア・クロワ」というバッグでお腹を隠した。このことで注目を浴びるようになり、以降このバッグを「ケリーバック」と改名し、今もなお女性のあこがれの高級バッグとして有名である。
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』公式サイト

■あらすじ
国連で通訳として働く主人公シルヴィア(ニコール・キッドマン)は、幼いころアフリカのマトボ共和国で生まれたため、現地語の通訳として働いていた。ある日、シルヴィアは偶然にもマトボ共和国大統領ズワーニ暗殺計画を聞いてしまった。すぐさま当局へ通報したが、彼女の身辺では不穏な動きが目立つようになる。シルヴィアを守るため、トビン・ケラー(ショーン・ペン)、トッド・ウッズ(キャサリン・キーナー)らSPが護衛につくのだが、トビンは直感的にシルヴィアがなにかを隠していると疑念を抱くのだが…。

【ザ・インタープリター】(2005)
監督:シドニー・ポラック
原案:マーティン・スティルマン、ブライアン・ウォード
脚本:チャールズ・ランドルフ、スコット・フランク、スティーブン・ザイリアン
出演:ニコール・キッドマン、ショーン・ペン、キャサリン・キーナー、ジェスパー・クリステンセンほか
原題:THE INTERPRETTER
備考:英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ
『ザ・インタープリター』DVD&Blu-rayはジェネオン・ユニバーサルより絶賛発売中。

NHK BSプレミアムシネマ8月31日(月)午後1時より『ザ・インタープリター』を放送。監督はシドニー・ポラック、出演はニコール・キッドマン、ショーン・ペン、キャサリン・キーナーほか。予告動画はYouTubeにて視聴できる。

NHK BSプレミアムシネマ番組公式サイト
『ザ・インタープリター』予告動画(YouTube)