人気ベストセラー作家・奥田英朗著、2002年「このミス2位」の『邪魔』が石田ひかり×中村獅童でドラマ化！主婦・恭子（石田ひかり）は家族と家を守るため、ある決意を下すのだが…テレビ東京9月2日（水）夜9時より「水曜ミステリー9 邪魔 主婦が堕ちた破滅の道」を放送！予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

原作はドラマ化、映画化もされた精神科医・伊良部シリーズの『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞した奥田英朗原作『邪魔』（講談社文庫刊）。奥田英朗は本作で、2002年第4回大藪春彦賞を受賞、さらに2002年版「このミステリーがすごい！」で第2位を獲得している。そのほか、奥田英朗作品は『イン・ザ・プール』（2005）、『サウスバウンド』（2007）、『ガール』（2012）などが映画化、2009年第43回吉川英治文学賞を『オリンピックの身代金』で受賞。この作品は竹野内豊主演で「テレビ朝日開局55周年記念番組」としてドラマ化された。

テレビ東京 水曜ミステリー９枠、久々の大物俳優の登場である。放火、横領の疑惑をかけられた夫を守ろうとする主婦・恭子を演じる石田ひかり。NHK朝ドラ「ひらり」（1992）、フジテレビ「あすなろ白書」（1993）など数々の人気ドラマ、映画に出演。1992年、93年と2年連続で「NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務めるなど、国民的女優となった。2001年結婚、出産以降、家庭と仕事を両立するためか、以前よりもテレビの露出が少なくなったが、その魅力ある演技は多くの視聴者から支持を得ている。

歌舞伎俳優の中村獅童は今年1月に一般女性と結婚（再婚）、5月には都内のホテルにて盛大な披露宴を行い話題になった。人気、実力ともに歌舞伎界若手のホープである。本業の歌舞伎はもちろんのこと、ドラマや映画でも活躍。2012年からNHK Eテレで放送されている「歴史にドキリ」では、中村獅童が1人でいろいろな歴史上の有名な人物に扮している番組。卑弥呼になったり聖徳太子になったり、藤原道長になったり、紫式部になったりと斬新な演出で注目を浴びている番組である。一応、小学6年生向けの学校放送番組として制作されているが、大人が見てもなかなか面白い。歴史好き、中村獅童好きの方にはオススメ！
⇒NHK Eテレ「歴史にどきり」番組公式サイト（動画配信あり）

■あらすじ
会社員の夫・及川茂則（宅間孝行）と2人の子どもと暮らす主婦・恭子（石田ひかり）は、スーパーでパートをしながら平凡ながらも幸せな生活を送っていた。ところがある日、夫の勤務先のシンテクト本城支社で火災が発生し、宿直中の夫がケガをして入院した。幸いにも軽傷で、恭子はほっと胸をなで下ろした。第1発見者の茂則の証言で、不審者による放火事件として警察が捜査をすることになった。警察は、シンテクトが以前、ある政治団体とトラブルになったことから、その報復行為の可能性を前提に捜査をする。本城署刑事の九野薫（中村獅童）と井上貴司（田中幸太朗）はシンテクト社員から事情聴取するのだが、話を聞くと当初、茂則が当直ではなかったのに翌日、会計監査があるからという理由で、経理責任者の茂則が急遽宿直になったという。茂則本人から事情を聞くため病院に行くのだが、本人は事件関与を否定。しかし、茂則が最近新築一戸建てを購入したことや、ギャンブルにはまっていることが判明。茂則への疑いが深まる中、妻・恭子に不審な動きが見え…。

テレビ東京 9月2日（水）夜9時より水曜ミステリー9「奥田英朗クライムサスペンス 邪魔 主婦が堕ちた破滅の道」を放送。出演は石田ひかり、中村獅童、宅間孝行、矢島健一、徳井優、堀部圭亮、蛍雪次郞ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇テレビ東京「水曜ミステリー9」番組公式サイト