KFC、「焼きフライドチキン」を作る玉山鉄二にカーネル・サンダースが声をかけるTVCMを公開

2015年09月03日09時42分商品・CM

日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は、「焼きフライドチキン」を9月3日から発売、ドラマ「私という名の変奏曲」が10月2日に放送される玉山鉄二が出演するTVCM「謎の男」篇を公開した。
同商品は揚げた後にオーブンで焼き上げる新製法のチキンで、TVCMではその手間暇かけた製法とこだわりの思いを伝える。

TVCMは、玉山鉄二店長が専用オーブンの前で焼きフライドチキンの完成を見守っている。
すると、背後に白いスーツを着た恰幅のいい男の胸元が映り、彼が「フライドチキンを揚げた後に、焼く?」と不思議そうに声をかける。
調理に集中している玉山店長は振り返ることもせず、ごく自然に「ええ、新食感の焼きフライドチキンです」と自信満々に返答する。
そこに、実際にフライドチキンがオーブンで焼き上げられるシズルシーンが入り、手間暇かけたこだわりの製法を伝える。
すると、彼の背後に白髪頭のアップが映り、「やりますねえ」と感心する。玉山店長が、その声に振り返ると、背後に飾ってあるカーネル・サンダースの肖像画が、なんとグー(good)サインをする。
玉山店長は、そんなカーネル・サンダースに向かい、「このひと焼きで、ぐっとうまくなるんです」と熱い思いを語る。
画面は、同商品が焼き上がる様子になり、お得な「4ピース食べくらべパック」の商品カットが映される。
最後に、お店で女性客と男性客が同商品を食べて、その食感と味わいに驚く表情で締めくくる。

撮影は、玉山鉄二が撮影前の打ち合わせで焼きフライドチキンを実際に試食する。彼は、これまでにない衣のカリッとした食感に、「どのように調理しているんですか?」と興味津々の様子で様々な質問をし、準備万端で撮影に臨む。
今回の撮影は、ストーリーの流れを重視してTVCMの冒頭のカットから順番に撮影していった。
まず、彼が撮影場所の厨房に入り、その後、静かにカーネル・サンダース役が入った。実は、彼とカーネル役は、このときが初対面。カーネル役が現場に入ってきた瞬間、「すごい! 雰囲気もそっくりですね!」と、彼もスタッフも大盛り上がりで、早々に写真撮影となった。
撮影本番では、玉山鉄二とカーネル・サンダースとの掛け合いにこだわった。彼が「このひと焼きで、ぐっとうまくなるんです」という言葉に思いを込めて演技する様子に、監督も熱が入ってなかなかカットがかからず、スタッフ一同も息をのむように見守った。
無事、「カット!」という声がかかると、一斉に拍手が沸き起こり、撮影は無事に終了した。

ケンタッキー・フライド・チキン「焼きフライドチキン」TVCM「謎の男」篇