亡き夫・久坂（東出昌大）の忘れ形見が萩に来たのだが美和（井上真央）は…4日「花燃ゆ」第40話あらすじと予告動画
亡き夫・久坂玄瑞（東出昌大）が京の芸者・辰路（鈴木杏）に生ませた子・秀次郎が萩の杉家にやってきた！複雑な心境の美和（井上真央）は秀次郎を久坂の子として育てる決意をする！そんな秀次郎をそっと見守る辰路だった…NHK総合 4日（日）午後8時より「花燃ゆ」第40話予告動画は番組公式サイトで公開。
昨年放送された大河ドラマ「軍師官兵衛」をご覧になった方々には、山口の毛利家には一際思い入れがあるかと思われる。官兵衛が九州を治めることになり、なにかと毛利、小早川家と争い、そして信頼を気づいてきた仲だった。
その毛利家の末裔が、「花燃ゆ」に出てくる大殿こと敬親（北大路欣也）、元徳（三浦貴大）、そして美和（井上真央）が守役として仕えた興丸である。
毛利元徳は長州藩最後の藩主（第14代）となり、大政奉還後、侯爵となった。前回（第39話）、明治4年「廃藩置県」により免官され東京へ移り住んだ元徳、銀姫（田中麗奈）、興丸、そして都美姫（松坂慶子）だが、美和は萩に残った。
東京へ移った元徳はその後、第15国立銀行頭取となり、のちに貴族議員となり明治29年57歳で死去。
幼かった興丸はその後、毛利元昭と名を改め、父・元徳の死後家督を継ぎ、貴族議員となり昭和13年73歳で死去している。「花燃ゆ」に登場していた興丸が、昭和まで生きていたとは驚いた。なんだ、比較的最近まで生きてたのか…なんて思われる方も多いのでは。
■前回のあらすじ
病に伏していた大殿・敬親（北大路欣也）が亡くなり、中央政府から「廃藩置県」が発令。長州藩も変革の時を迎え、都美姫（松坂慶子）、元親（三浦貴大）、銀姫（田中麗奈）、興丸は東京へ行くこととなる。奥御殿も閉鎖となり、美和（井上真央）は実家の杉家に戻ってきた。
一方、中央政府鎮圧軍の件に責任を感じていた楫取（大沢たかお）は自分を責め、政から身を引いた。萩にある未開拓の土地を耕し、慣れない畑仕事をするのだが、村人たちと打ち解けることができずにいた。その中には、奇兵隊の兵隊だった中原復亮（堀井新太）もいた。中原は自分たち奇兵隊を見捨てた楫取に恨みを抱いていたのだが…。
杉家では奇兵隊から戻ってきた敏三郎と美和が、楫取のもとへ行き、畑仕事を手伝うことになった。
その頃京都では、木戸孝允（東山紀之）の妻・幾松（雛形あきこ）が辰路（鈴木杏）のもとを訪れていた。木戸も久坂と辰路の子・秀次郎の行く末を心配していると幾松は辰路に伝える。本来なら武士の子としてきちんとした教育を受けさせたいのだが、女手一つで育てる辰路には難しいことだった。辰路はある決断を下すのだが…。
慣れない畑仕事も美和と敏三郎のおかげでなんとか形になってきた楫取家。しかし大雨が降り、せっかく耕した畑が流されそうになった。楫取と美和とで土嚢を積み、水が流れてくるのを阻止しようとしたのだが…そこへ中原がやってきて手伝わせてほしいと言った。
中原は、楫取が自分たちのために長州藩に掛け合ってくれていたことを十分理解していた。しかし、大勢の仲間が死に自分だけ生き残ってしまった憤りを、楫取への憎しみにすり替えていた…と語った。中原の手助けもあり、楫取の畑はなんとか水害から守られた。
そんな矢先、萩の杉家から急ぎの文が美和に届く。京都から久坂玄瑞の子、秀次郎がやってきたと…。
■第40話「二人の母」あらすじ
杉家にやってきた久坂の忘れ形見・秀次郎。美和は複雑な心境を抱えつつも、久坂家の跡取りとして秀次郎を育てる決意をする。しかし秀次郎は落ち着きが泣く、暴れ回っては周囲を困らせていた。そんな秀次郎に辛抱強く接する美和。その心が通じたのか、徐々に秀次郎も落ち着きを取り戻していった。実は秀次郎は、実母・辰路（鈴木杏）に捨てられた…と密かに悩んでいた。その心を知った美和は胸を痛めるのだが…。
一方、やっと村人たちから信頼を得るようになった楫取素彦（大沢たかお）。徐々に村開拓に本腰を入れようといていた矢先、中央政権にいる木戸孝允（東山紀之）、伊藤博文（劇団ひとり）は楫取に中央に戻ってきてほしいと思っていた。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第40回は10月4日（日）NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ
◇「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
各話：216円/3日間、見放題パック：972円/毎月（自動更新）
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
■見逃し配信
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