今年放送30周年の日本テレビ「金曜ロードSHOW!」では、2週連続でスタジオジブリ作品を放送しており、第2弾となる明日10月9日は、2014年に公開され話題を呼んだ、スタジオジブリ米林宏昌監督の『思い出のマーニー』を地上波初放送する！予告動画は日テレオンデマンドで放送している。番組特設サイトでは、本作をもっと観たくなる驚きの情報を公開しているので、視聴の前にチェックをしておこう。
また、本作は、今年3月にブルーレイ&DVDを発売している。⇒「思いでのマーニー」関連商品をamazonで探す

“一歩を踏み出す勇気”の物語でもある『思い出のマーニー』はイギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学が原作。同じくイギリスの作家メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を原作にした『借りぐらしのアリエッティ』の監督を務めた米林宏昌の最新作でもある。
ディズニーの大ヒット『アナと雪の女王』同様、Wヒロインの物語で、高月彩良とWOWOW主演ドラマ「海に降る」が10月10日から始まる有村架純が声の主人公を担当する。他にも松嶋菜々子、森山良子、吉行和子、黒木瞳ら豪華キャストが声を担当したことでも話題になった。

また、ジブリ史上初となる全編英詞の主題歌をプリシラ・アーンが歌うことでも注目を集めた。（Fine On The Outside「思い出のマーニー」主題歌）
プリシアは韓国系アメリカ人のシンガーソングライターで、2013年末に三鷹の森ジブリ美術館でミニコンサートを実施した事が縁で、今回の主題歌抜擢につながった。新作主題歌を歌うプリシラ・アーンのコメント動画がYouTubeで公開されている。⇒YouTube「yamahamusicchannel」プリシラ・アーン

■あらすじ
杏奈（高月彩良）は幼い頃に両親を亡くし、養母の頼子（松嶋菜々子）に育てられた中学1年生。他者に心を開くのが苦手で、学校でも家でもいつも一人ぼっちだ。持病の喘息の療養でひと夏を、海辺の町にある親戚夫婦（寺島進・根岸季衣）の家で暮らすことになる。家の近くにある入江には、地元の人たちから“湿っ地屋敷”と呼ばれる古い屋敷が建っていた。誰も住んでいないはずの屋敷に、なぜか心惹かれる杏奈。その夜から、杏奈の夢には屋敷に住む謎の美少女が現れるようになる。
七夕祭りの夜。何気なく岸に浮かんでいたボートに乗って湿っ地屋敷に向かった杏奈は金髪の美少女・マーニー（有村架純）と知り合い、少しずつ心を通わせるようになる。
マーニーは自分の空想の中で作り出した幻なのだと考え始めていた杏奈だったが、湿っ地屋敷に引っ越してきた紗香（杉咲花）という少女からマーニーの日記を見せられ、マーニーが実在の人物であることを知る。一体マーニーは何者なのか？不思議に思っていた杏奈の前に、再びマーニーが現れた。杏奈は養母の頼子に抱いていたわだかまりをマーニーに告白。マーニーも、自分が最も恐れていることを杏奈に打ち明ける。不思議なやりとりの果てに杏奈がたどり着く衝撃の真実とは！？あなたはきっと、ありえない感動に涙する―。

『キル・ビル』の美術を担当した種田陽平が美術監督を務めた美しい“湿っ地屋敷”の背景と、ミステリータッチな感動のストーリーは、誰もの心にそっと寄り添うはず。感動のファンタジー『思いでのマーニー』は、明日10月9日よる9時からの日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で放送。予告動画は日テレでオンデマンドで視聴できる。

◇日テレ「金曜ロードSHOW!」番組公式サイト
◇日テレオンデマンド「思い出のマーニー」予告動画
◇「思い出のマーニー」米林宏昌監督×高橋大輔インタビュー動画