文化庁メディア芸術祭マンガ部門受賞作が2016年1月TVアニメ化!「昭和元禄落語心中」関連動画

2015年10月17日15時00分アニメ

「このマンガがすごい!2012オンナ編」で第2位を獲得した雲田はるこ著『昭和元禄落語心中』(講談社)が2016年1月よりMBS系列“アニメイズム”枠でTVアニメ化!昭和という時代を生きた2人の天才落語家の義理と人情、そして粋を極めた物語!出演は関智一、石田彰、山寺宏一ほか。公式サイトにて予告動画配信中。

『昭和元禄落語心中』(講談社)は2015年10月現在までに8巻刊行され、7、8巻は通常版とは別にDVD(アニメ)付きも刊行されている。原作コミックでは「与太郎放浪編」「八雲と助六編」「助六再び編」と物語は進んでいるがTVアニメでは「八雲と助六編」が放送される。もちろん、落語を知っているほうがより物語を楽しめるわけだが、落語を知らずとも十分に楽しめる(例えるなら将棋のことは全く知らずとも『3月のライオン』は楽しめるし、競技かるたのことは分からずとも『ちはやふる』もたのしめるのと同じ)。

落語に興味がなくとも、落語のことなど何も知らずとも『昭和元禄落語心中』は読者の心を鷲づかみにするほど、魅力あるマンガである。その人気マンガが2016年1月よりMBS系列にてTVアニメ化されることとなった。

物語は“昭和最後の大名人”と異名を持つ落語家・八代目有楽亭八雲(石田彰)のもとへ、刑務所出所したばかりの男が入門させてほしいと通い詰める。「弟子はとらない」と断りつづけていた八雲だったが、その男に根負けし、最初で最後となる弟子を取ることとなる。念願かなって八雲の弟子になり、与太郎と高座名を着けられた強次(関智一)。
師匠・八雲は小夏(小林ゆう)という娘とともに暮らしていた。小夏はかつて八雲の親友でありライバルだった助六(山寺宏一)の忘れ形見。とある事情で幼い小夏を引き取り、男手一つで育てて来た。しかし小夏は八雲のことを「父親を殺した男」と憎んでいたのだが…。

「八雲と助六編」は、小夏の実父・助六と八雲の若き日の物語が描かれている。落語という芸に命をかけた2人の男…。物語の奥深さに落語ファンはもちろんのこと、落語ファン以外の読者からも高い支持を得ている人気マンガのアニメ化とあって、放送開始前から注目されている。

■スペシャルイベント情報
TVアニメ化を記念して、2015年12月12日(土)東京・日比谷公会堂にて放送開始記念スペシャルイベント開催が決定。与太郎役の関智一、八雲役の石田彰、小夏役の小林ゆう、助六役の山寺宏一らメインキャストが顔を揃え、本編上映やキャストトークショーが披露される。イベントの詳細は番組公式サイトを参照。

■音楽CD情報
2015年10月7日より「昭和元禄落語心中」の音楽CDが発売される。
DISC1にはOAD「昭和元禄落語心中」サウンドロラック28曲、出囃子8曲が収録DISC2には有楽亭八雲(石田彰)による落語「死神」、与太郎(関智一)による落語「出来心」が収録されている。
初回製造分のみ、12月12日イベント申し込みシリアルナンバー封入。

2016年1月スタートMBS系列“アニメイズム”枠にて放送開始される「昭和元禄落語心中」。出演は与太郎:関智一、八雲:石田彰、助六:山寺宏一、小夏:小林ゆうほか。予告動画はアニメ「昭和元禄落語心中」公式サイトで視聴できる。

MBS系列2016年1月スタート、アニメ「昭和元禄落語心中」公式サイト



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