着物職人VS科学捜査!連作きもの殺人事件の謎を解く!「科捜研の女15」第6話あらすじと予告動画!

2015年11月25日19時45分ドラマ

前回の戦慄のパニックサスペンスから一転して、明日26日(木)は京都らしい伝統職人を題材にした正統派ミステリー!沢口靖子主演「科捜研の女」シーズン15第6話は、国広富之と野村真美らをゲストに、着物の染色補正・シミ抜きをする工房を舞台にメロドラマムードもたっぷりで放送!前回詳しいあらすじと第6話の予告と見どころを紹介、番組公式サイトで予告動画が公開されている。最新話は、テレ朝動画、ビデオパス、TVerなどで無料配信している。

前回の第5話は、宇佐見(風間トオル)のカッコよさが炸裂した回だった。宇佐見が最愛の妹を亡くしたと悲しげにつぶやくシーンや、殺人ウィルスの症状が発症したと思われる女性研究員の熱をオデコで測ったり、胸キュンシーンが続出だった。本作ではマリコのよきアドバイザー役を担当している風間だが、元々はモデル。「メンズノンノ」で阿部寛とともにノンノ・ボーイフレンドに選ばれ、「チェックメイト」等の雑誌モデルを経て、1989年、フジテレビ系列のドラマ「ハートに火をつけて!」で役者デビューした。端整なルックスや、シリアスからコミカルまで幅広い演技をこなす実力派俳優として多くの作品に出演している。「科捜研の女」には、狭き門の中途採用試験に合格、採用者ということで、2011年スペシャルから出演。

また前回は、いつもは土門刑事(内藤剛志)と共に現場に出向くマリコが、密室に閉じ込められ、スマホだけがたよりで土門や科捜研のメンバー達と連絡を取り合った。いつも以上にスピード感がありハラハラドキドキもMAXだった。
前回は風間の魅力に女性視聴者が胸キュンしたが、次回は四季を彩る4連作の着物がカギとになるだけに、美しい着物とそれを纏う美女たちもたくさん登場するので、男性視聴者もお楽しみに。

■前回あらすじ
最も安全なラボという伝染病研究施設オープン前にマリコと宇佐見が視察。ところが、地下のレベル4対応エリアの解剖室で宇佐見が男の変死体を発見し、研究員・美涼(馬渕英俚可)と一緒に解剖室に閉じ込められてしまった。
遺体の状態から男は、発症したら致死率100%の殺人ウィルスに感染している可能性が高い。ウィルスの変異も考慮し解剖室だけでなくマリコたちも施設に監禁となった。密室のなかでマリコたちは土門刑事らとスマホで連絡を取り合い、科捜研のメンバーが総力上げて調査をはじめた。
そんな中、美涼が吐血。優しく気遣ってくれる宇佐見に感謝しながらも戸惑う美涼。今度は施設の警備員が襲われた。現場を見たマリコは一つの仮説を立て、遺体の解剖を宇佐美に頼んだ。マリコを信頼する宇佐美はためらうことなく法医学の早月の指導の下、密室での解剖を始めた。その結果、遺体はウィルスに感染していないことが判明。

実は、男を知らないと言っていた徳村所長たちは、かつて共に京都伝染病研究所で働いていた。研究所は9年前、現場で死亡した研究員・高畑が起こした火事で閉鎖となったが、実は、高畑は徳村所長に殺されたのだった。当時高畑は、万能ウィルス対応ワクチンを作るために、禁じられている“アルタイラウィルス”の研究をしていた。これが外部に知られれば研究所は閉鎖となる。徳村所長が研究を中止させようと高畑ともみあううちに殺害してしまい、火事を起こしてしまった。そのときウィルスと万能ワクチンを持ち出したのが殺害された男だった。男は徳村を脅した。
美涼は高畑の娘だった。男は美涼にもワクチンを2000万円で買い取るように迫っていた。だが、保管状態が悪くワクチンは効力を失っていた。男は、高畑を殺害した犯人を教えるからと関係を迫ってきた。抵抗する美涼が男を殺害。父を殺害した真犯人を見つけるため、男を感染者であるように偽装し、研究員たちを監禁して恐怖で白状させようとしたのだった。ところがマリコたちの登場で計画が狂った。それでも美涼は、自らの口を噛み切って吐血してまで計画を実行した。

真犯人を知った美涼は徳村を殺そうとしたが、宇佐見の人柄に触れすべてを自白。宇佐見がもう一人の自分のおかげで恐怖を克服しているように、自分にも犯行を止めてくれるもう一人の自分がいてくれたらよかったと、罪を悔いた。
美涼を見送るマリコと土門。解剖室に先に入ったのが宇佐見でなくマリコだったら、事件はもっと早く解決したかも、という土門に、「宇佐見でなければ、彼女の心の痛みに寄り添うことはできなかった」とマリコがつぶやいた。

■第6話「連作きもの殺人事件」
宝石バイヤーの磯貝徹(四方堂亘)の他殺死体が見つかる。現場には赤ワインが飛散し、絨毯やベッドの上には艶やかな季節の花をあしらった3着の着物が広げられていた。土門刑事(内藤剛志)は冬の花の着物だけがないことを不審に思う。
マリコ(沢口靖子)と土門はこの連作着物の持ち主である桐野朝子(野村真美)を訪ねる。朝子は、4連作のうち「春」「夏」「秋」の三着は殺人事件の前に盗まれたと話し、「冬」の着物は牡丹の柄で、娘の若菜(はねゆり)が花嫁衣装として着るために現在直しに出しているのだという。
マリコたちはさっそく着物の染色補正やシミ抜きを行う工房を訪ね、職人・串本(国広富之)から、朝子が預けた「冬」の牡丹の着物を見せてもらう。
それは紫色の着物だったが…。

テレビ朝日「科捜研の女15」番組公式サイト

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