又吉直樹×樹木希林プレゼンツ!SPドラマ「このミステリーがすごい!」30日放送!あらすじと予告動画

2015年11月29日14時30分ドラマ

昨年に引きつづき今年も「このミステリーがすごい!」大賞作家による豪華書き下ろし3編が実写ドラマ化!中山七里×財前直見、喜多喜久×上野樹里、降田天×檀れい。番組案内人は直木賞作家・ピース又吉直樹と樹木希林がお届けする至極の3作品…TBS30日(月)夜9時放送「このミステリーがすごい!」予告動画は番組公式サイトで公開。

「このミステリーがすごい!」とは1988年から毎年行われているブックランキングで、その年に刊行されたミステリー小説(国内編・海外編)を宝島社から発表している。そこから派生した「このミステリーがすごい!大賞」。大賞作品には賞金1,200万円、優秀作品には200万円贈呈される。

ちなみに、2015年第14回大賞受賞作は一色さゆり著『神の値段』(2016年1月刊行予定)、城山真一著『ザ・ブラック・ヴィーナス』(2016年1月刊行予定)。優秀賞は大津光央著『たまらなくグッドバイ』(2016年刊行予定)となった。

大賞受賞作の多くが映像化されており、大ヒットした『チーム・バチスタの栄光』(2008)、『さよならドビュッシー』(2010)、『リアル 完全なる首長竜の日』(2013)などがある。
今回、ドラマ化された3つの小説は、『このミステリーがすごい!三つの迷宮』(宝島社)として11月6日に刊行された。

■あらすじ

【ポセイドンの罰】
東京湾周回中のクルーザー・ポセイドン号で大手不動産会社の懇親会が行われた。その最中、社長の工藤(中野裕太)が殺害される。船は一度も停泊しておらず、犯人は船の中にいるはず…。同乗していた工藤の会社の社員、高瀬美波(瀧本美織)、三峰遥子(中越典子)、成田光樹(東根作寿英)。全員、睡眠薬で眠らされて、起きたら既に社長が死んでいたと供述。捜査一課の刑事・母神響子(財前直見)は捜査をすすめるのだが…。
出演:財前直見、桐山漣、瀧本美織、中越典子、東根作寿英、中野裕太、津田寛治、光石研。
原作:中山七里 『さよならドビュッシー』で「このミス大賞」受賞。
監督:石井康晴 「ウロボロス この愛こそ、正義。」「表参道高校合唱部!」ほか。

【リケジョ探偵の謎解きラボ】
天才科学者・鷹野隆三(齋藤佑介)が死亡した。妻で同じ研究者の美鈴(清水美沙)とともにiPS細胞の研究をしていたのだが…。同じiPS細胞の研究者・久里子(上野樹里)のもとに、夫で保険調査員の誠彦(浜野謙太)から、隆三の死について相談されるのだが…。リケジョ久里子ならではの推理で犯人を捜せるのか!?
出演:上野樹里、浜野謙太、馬場園梓(アジアン)、齋藤佑介、清水美沙ほか。
原作:喜多喜久 『ラブ・ケミストリー』で「このミス大賞」受賞。
監督:大谷健太郎 『NANA』『NANA2』「ある日、アヒルバス」ほか。

【冬、来たる】
母が死んだのを機に智秋(檀れい)、春菜(キムラ緑子)、夏依(渡辺真起子)の3人姉妹が実家に戻ってきた。母の棺おけに入れられたあるものを見て、昔の記憶が蘇る3人…。この家には、血の繋がらない末の弟・冬留(とおる)がいた。しかしある日突然神隠しのように姿を消してしまった。3姉妹の前に表れた青年「ご無沙汰しています。お姉さん…」その青年は冬留なのか?
出演:檀れい、キムラ緑子、渡辺真起子、中村ゆり、中島渉、眞島秀和ほか。
原作:降田天 萩野瑛と鮎川颯による女性小説ユニット。『女王はかえらない』で「このミス大賞」受賞。
監督:小林義則 『アンフェアthe movie』「すべてがFになる」ほか。

TBS×宝島社11月30日(月)夜9時放送「このミステリーがすごい!」を放送。「このミス大賞」受賞者による書き下ろし小説の実写ドラマ化。中山七里×財前直見、喜多喜久×上野樹里、降田天×檀ふみ、豪華3本だて。案内人には直木賞作家・ピース又吉直樹と樹木希林の異色コンビ。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

TBS11月30日放送「このミステリーがすごい!」番組公式サイト