1年後、お互いの交際相手を紹介し合おうと約束したヒロ（天海祐希）と超治（沢村一樹）は、約束通り再会を果たし互いの交際相手を紹介する…そんな中、いまだ華苗（富司純子）と絶縁状態な超治が冨山の実家に一緒に行ってほしいとヒロに頼むのだが…日本テレビ2日（水）夜10時「偽装の夫婦」第9話、予告動画は番組公式サイトで公開。

まさか、このドラマで涙を流すことになるとは…。25日放送の第8話でヒロ（天海祐希）が心の声を照乃（キムラ緑子）にぶちまけるシーン。本当は照乃もヒロのことが大好きで、甘えてほしかった、ヒロも照乃に甘えたかった…なのに互いにそれができなかったことを、泣きながら後悔し、謝罪し、和解しあった。
本ドラマの脚本家・遊川和彦は「家政婦のミタ」（2011）、「○○妻」（2014）など、家族をテーマにドラマを書いている。いろんな形態の家族がいたっていい…心が繋がっていればそれでいい、と思わせてくれる。

そんな遊川和彦が監督としてメガホンを取ることになった。重松清原作『ファミレス』（日本経済新聞社）、監督・脚本を遊川和彦が務める『恋妻家宮本』。主演は「偽装の夫婦」で主演をつとめる天海祐希と、現在放送中、高視聴率で話題の「下町ロケット」（TBS）で佃製作所社長を務める阿部寛が共演。公開は2017年を予定している。次に遊川がどんな家族を描くのか、今から楽しみである。

■前回のあらすじ
超治（沢村一樹）の家を飛び出したヒロ（天海祐希）はしおり（内田有紀）の家に泊めてもらうのだが、しおりが引きとめるのを振り切って翌日家を出た。
結婚指輪を返すため、再び超治のマンションへ行くと華苗（富司純子）が家を出るところに遭遇。超治がカミングアウトしたことではなく、ヒロに偽装結婚までさせたことが許せない、親子の縁を切ったと言って冨山に帰ってしまった。
ヒロは久しぶりに両親の墓参りに行くと、天人（佐藤二朗）がヒロを待っていた。久しぶりに郷田家に戻ってきたヒロ。相変わらず照乃（キムラ緑子）はヒロに悪態をつく。心の声を出すようになったヒロは、幼いころからどんな辛い思いをしたのか、照乃にぶちまけてしまう。しかし八重子（坂井真紀）と天人は、ヒロの両親が死んだ本当の理由を語った。
火事で死んだとされる両親、それは事故ではなくヒロの母、照乃の姉による放火だった。夫が浮気していると大騒ぎをして、家に火を付けた。燃え盛る炎の中からヒロを救い出したのが照乃。その時負った火傷の跡が、照乃の背中に残っていた。幼いころから母の記憶と思っていたあのシーンが、実は照乃だったことを知るヒロ。照乃も本心をヒロにぶちまけた。ヒロのことが大好きだった。しかし姉のことが許せなかった。だんだん姉に似てくるヒロにキツイことを言うようになってしまった照乃。お互いの本心を打ち明け合い、ヒロは自分にも家族がいることを実感し、今まで頑なに心を閉ざしてきたことを郷田家のみんなに謝罪した。
一方、カミングアウトしてから引きこもりになった超治。ヒロは超治を励まし、自分らしく、周りのみんなを幸せにするような生き方をしてほしいと言う。それから2人で役所に離婚届を出し正式に離婚。そして超治は、1年後、お互い交際相手がいたら同じ時間、この場所で再会しようと言い2人は笑顔で別れた。
それから1年後…柔らかい微笑みを浮かべるヒロと、ちょっとワイルドになった超治が、約束の場所で再会した。

■第9話あらすじ
1年前の約束を果たし、同じ場所、同じ時間で再会したヒロ（天海祐希）と超治（沢村一樹）。お互い、今交際している人を紹介し合うのだが。
そんな中、ヒロはあれ以来絶縁状態の母・華苗（富司純子）と仲直りしてほしいと超治に頼む。数日後、超治から一緒に冨山の実家に来てほしいと頼まれ、華苗のもとを訪ねるのだが…。

日本テレビ12月2日（水）夜10時より「偽装の夫婦」第9話放送。脚本は「家政婦のミタ」の遊川和彦。出演は天海祐希、沢村一樹、内田有紀、工藤阿須加、坂井真紀、佐藤二朗、柴本幸、田中要次、キムラ緑子、富司純子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kamonhiro_amami」、時々主役の天海祐希本人が呟くので要チェック。最新話は「日テレ無料TADA!」「TVer」にて1週間無料見逃し配信、さらにHuluでも配信中。第9話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

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