映画「BABY×3」観月ありさ・谷原章介ら舞台挨拶を配信-ドガッチ

2009年05月18日21時45分映画
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テレビドガッチは、大ヒットドラマシリーズ「ナースのお仕事」のキャスト&スタッフが再結集して贈る出産エンターテイメントムービー「BABY BABY BABY!」(ベイビイベイビイベイビイ)より、出演者の観月ありさ・谷原章介・神田うの達が顔を揃えた完成披露舞台挨拶を配信中だ。

予想外の妊娠をしてしまったさまざまな年代のヒロインを通し、現代女性の出産事情や命の大切さを伝えてくれる映画「BABY BABY BABY!」。観月ありさ演じる佐々木陽子は、大手出版社で働く30代未婚のキャリアウーマン。精力的に仕事をこなし、キャリアを伸ばしながら人生を楽しんでいる陽子だが、生理の遅れと突然の吐き気に戸惑う。しかし、身に覚えは“アリ”。相手は谷原章介演じるベトナム取材をともにしたフリーカメラマン・工藤哲也だ。陽子は、腕が立つ産科医、平塚みさお(斉藤由貴)の居る平塚産婦人科病院を訪れ、自分が妊娠2カ月と知る。葛藤する陽子だが、婦人科病院で出会った4人目を妊娠中の40代・大野春江(松下由樹)、訳ありセレブ・佐伯レイナ(神田うの)、初めての妊娠に浮かれている10代・ミカ(山本ひかる)らと交流しながら、出産すべきか決心していく。

映画「BABY BABY BABY!」はとにかく設定がリアル。妊娠するヒロイン・佐々木陽子はバリバリのキャリアウーマンだが、相手の男性・工藤哲也は仕事もお金もない。妊娠を機に陽子は、プライドばかり高い同僚の男性に大事にしてきた仕事を奪われるという設定もケースとしてリアルだ。現代のキャリアウーマンは、高い自尊心と嫉妬心強い男性同僚の存在に悩まされているが、陽子の葛藤はこれを地でいく。また妊娠に浮かれる10代・ミカの相手の男性が、若さ故に父親の自覚を持っていない点など、「BABY BABY BABY!」はコメディでありながら、現代女性の等身大な悩みを、このうえなくリアルに映し出している。ここに女性からの深い共感を得る要素がある。

現在、テレビドガッチでは出演者が勢揃いした映画の完成披露舞台挨拶の模様を配信中のほか、観月ありさ、松下由樹、谷原章介、藤木直人ら出演者インタビュー動画も公開。さらに現代女性をとりまく「出産事情」を様々なデータをピックアップしつつ紹介しているので、特集として非常に見応えあるものとなっている。

まさに、“見届けずにはいられない”出産一大エンターテイメント作となった本作「BABY BABY BABY!」。脚本と監督はTVドラマ「ナースのお仕事」シリーズでお馴染みの両沢和幸。全国公開は5月23日(土)より。

ドガッチ 「BABY×3」特集