信兵衛(高橋克典)鶴之助の父になるNHK BS「子連れ信兵衛」最終回見逃した方のためあらすじと関連動画

2015年12月19日16時00分ドラマ

仕官先を見つけた鶴之助の父・沖石主殿(原田龍二)が信兵衛(高橋克典)のもとへ戻ってきた!しかし沖石はある陰謀に巻き込まれ、命を落としてしまう!信兵衛は残された鶴之助を育てることになった。高橋克典主演NHK BS時代劇「子連れ信兵衛」最終回(第6話)は12月18日(金)放送された。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

今年の10月期の金曜日は、赤ちゃんづくしだった。夜8時からはNHK BSプレミアムでは「子連れ信兵衛」。イクメン侍・松村信兵衛(高橋克典)が大活躍。そして同じく金曜夜10時からはTBS 綾野剛主演「コウノドリ」。
とかく、動物と赤ちゃんには敵わないと言われるが、「子連れ信兵衛」に出演している鶴之助がとてもかわいかった。

残念ながら実の父は死んでしまったが、愛情たっぷりに育ててくれる信兵衛の子になれて、よかった。息を引き取る前、沖石(原田龍二)は神社の境内で信兵衛と鶴之助を見掛けたが、自分は今まで信兵衛のように、あんなに優しい眼差しで鶴之助を見たことがなかったと言った。志し半ばで死んでしまう悔いはあっただろうが、子どもを託した相手が信兵衛でよかったと、心の底から思って死んだのだろう。

すっかりイクメンが板についた高橋克典。昨今にしてはめずらしい心温まる癒し系時代劇「子連れ信兵衛」の続編をぜひとも期待したい。来年、もう少し大きくなった鶴之助に会いたいではないか。

■最終回「さらば鶴之助」あらすじ
仕官の口が見つかったので鶴之助を引き取ると、沖石主殿(原田龍二)が信兵衛(高橋克典)のもとへ帰ってきた。長屋の住民は鶴之助を沖石に返すのに猛反対。しかし信兵衛は、鶴之助の将来を考え沖石に返すべきだと考える。
ある晩、信兵衛が蕎麦屋の屋台を引いて商いをしていると、辻斬りに遭遇。殺されたのは高田藩の広岡という侍。高田藩とは沖石の仕官先、信兵衛は辻斬りは沖石だったのではと推測する。
その頃高田藩では、家老宇佐美が広岡殺害の報告を受けていた。すべて宇佐美がやらせたこと。仕官にするとウソの約束をし、始めから沖石を使い捨てにするつもりだった。沖石は自分が捨て駒にされたことを知り、宇佐美のもとへ抗議に行くのだが、手下たちに襲われる。そこへ信兵衛が現れ助太刀するのだが、沖石は深傷を負ってしまった。今回の殺人事件は榎戸(宮田俊哉)率いる北町奉行所扱いとなり、宇佐美を始め関係者は連行された。
道仙(中村嘉葎雄)のもとへ運ばれた沖石だが、最後、鶴之助の顔を見て息を引き取った。
信兵衛にはもう一つ、大仕事が残っていた。
およう(青山倫子)はかつて、思いを寄せる人・真壁左内を信兵衛に殺された恨みを晴らすため、仇討ちしようとしていた。おように助太刀するのが、胸の病を患って余命いくばもない浅沼右京之介(加藤雅也)。ところが、おようは偶然にも信兵衛が左内を殺していないことが分かってしまった。信兵衛が松村家を出ることになったのは、義理の弟・市之丞のせい。甘やかされて育った市之丞は悪事を働き、ある日、左内を殺害。市之丞はいつも兄・信兵衛の名をかたっていたため、信兵衛が責任を取るかたちで家を出ることとなった。
おようはそんな裏事情を知らず、ずっと「松村信兵衛」を仇と思っていたのだが、それが信兵衛ではなかったと知り、仇討ちを諦め余命僅かの浅沼の世話をすることを決意。2人して江戸を離れ道仙が紹介した湯治場へ行った。
木挽町の長屋・十六店にはいつもの平和な日常が戻った。鶴之助は信兵衛の子として育てられることになった。

NHK BSプレミアム BS時代劇「子連れ信兵衛」最終回(第6話)は12月18日放送された。再放送は20日(日)午後6時45分よりBSプレミアムにて。出演は高橋克典、左とん平、小島梨里杏、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、鶴田忍、新井康弘、長谷直美、原田龍二、青山倫子、加藤雅也、笹野高史、中村嘉葎雄ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK BS時代劇「子連れ信兵衛」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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