原作の連載15周年を記念して昨年12月劇場公開した劇場版第10作『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』（ザ・ラスト ナルト・ザ・ムービー）が、12月29日（火）テレビ東京にて深夜25時30分から地上波初登場！映画公式サイトで予告動画が公開されている。

『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は、原作の第699話から2年後が舞台。そして、未来の話である第700話（最終話）に繋がる構成となっており、699.5話ともいえる作品。前作から引き続きキャラクターデザインに加え、コミックでは描かれなかったエピソードを自らストーリー総監修も務めて原作者の岸本斉史が手掛けた。岸本は今回の映画を「ぶっちゃけ恋愛です!」と語っており、主人公のうずまきナルトと、彼に想いを寄せる日向ヒナタの関係にスポットが当てられている。また、699.5話の位置づけでもあるだけに、当時原作者は「なるべく原作を読み終えてから観てほしい」と語っていた。（映画公式サイトより）

監督は、『映画　忍たま乱太郎』やテレビアニメ「英國戀物語エマ」などの小林常夫。全体的にこれまでのNARUTOとはイメージを異にしているが、少し成長したナルトたちの勇姿と壮大なバトルに引き付けられる。小林監督は本作公開から約半年後の2015年5月に他界し、本作が事実上の遺作となった。

映画は全国266スクリーンで公開され、初週週末2日間で興収5億超、約40万人を動員し、映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）で初登場第1位を獲得。最終興収20億円をたたき出す大ヒットとなった。

■あらすじ
第四次忍界大戦から2年後。激闘を経て英雄となったナルトはモテ期を迎えていた。幼い頃からナルトに想いを寄せていたヒナタは、そんな状況に戸惑いながらもひたすらナルトを想い続けていた。そんな中、月が地球に接近し、このままでは崩壊した月がいん石となり、残骸が落ちてくるという最悪の事態を迎えることに。調査を任されたナルトやサクラ、シカマル、サイ、ヒナタは、呪印が刻まれた地底空間にたどり着き、ある計画を知る。
任務遂行の中で、ヒナタの気持ちを察したナルトは、やがて自分の本心に気づきヒナタに思いを告げる。しかし、大筒木カグヤの子孫であるトネリが現れ、「自分とヒナタは結婚する」とヒナタを連れ去る。そして、トネリの企てを阻止するべくヒナタはトリネの求婚に応じてしまう。
果たしてナルトはヒナタを救出することはできるのか？

放送は、12月29日（火）深夜25時30分～27時40分までテレビ東京にて。予告動画は映画公式サイトで視聴できる。

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