大関・琴奨菊の出身地・柳川、自治体PR動画史上最多の出演者1000人超“さげもん”ムービー公開!

2016年02月08日12時00分社会

福岡県柳川市観光課と柳川フィルムコミッションは、柳川が持つ魅力を国内・海外に幅広く発信するため、柳川観光の見どころ食べどころをたっぷり詰め込んだ市民参加型PRダンスムービー「SAGEMON GIRLS」を制作、本日2016年2月8日より公開開始した。

福岡県南部に位置する水郷・柳川は、毎年120万人以上の観光客が訪れる九州を代表する観光地。“詩聖・北原白秋の故郷“として知られ、また雲龍型土俵入りの元祖である第10代大横綱・雲龍、sagemon今年1月の初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たし話題となった大関・琴奨菊の出身地でもある。
市街地に張り巡らされた掘割を風情豊かに進む「川下り」を始め、柳川藩主立花邸「御花」、少年時代の琴奨菊が相撲大会で優勝を飾った相撲ドーム「雲龍の郷」など日本情緒あふれるアクティビティや史跡、街並みが人気を集めている。近年は特にアジアからの外国人観光客が急増。2014年には外国人観光客数が9万人を突破、2016年は10万人以上の来訪が見込まれている。

sagemon柳川市渾身のPRダンスムービー『SAGEMON GIRLS』は、自治体のPR動画史上、最大規模の撮影を敢行。スタッフは総勢100人以上、昨年12月に行われた撮影では柳川市民を中心とした1000人を超えるエキストラダンサーが参加した。

一度見たら忘れられない、キャッチ―でつい真似したくなる「さげもんダンス」の振付を担当したのは、sagemon「ユニクロ・UNICLOCK」(世界三大広告賞受賞)、「グリコ ポッキー」「おんせん県おおいた シンフロ」などCMの振付を中心に、コンサートやライブ、映画、PVなど様々なジャンルの振付を担当を手掛け、世界的に有名なコリオグラファーユニット「振付稼業 air:man」。
ムービーでは、柳川を発祥とする雛祭りの風習「さげもん」をモチーフに、三人官女を擬人化した3人組ダンスチーム「SAGEMON GIRLS」と柳川市民がダンスをしながら観光スポットや名物を次々と紹介していく。
sagemonエンディングには、CGによる郷土の名産品「柳川毬」も登場。撮影のため特別に組み上げた沖端水天宮祭の舟舞台「三神丸」を中心に、柳川市民がダンス、ダンス、ダンス。ドローン空撮を使った壮大なシーンとなった。伝説の河童(かっぱ)もどこかで顔を出すので見つけてみよう。

sagemon「さげもん」とは、柳川地方では、昔から女の子が生まれると初節句に子供の健やかな成長を願い、雛段と一緒に色とりどりの「さげもん」を飾り、盛大に祝うのが習わし。さげもんとは、縁起の良い鶴やウサギ、ひよこ、這い人形などの布細工と鮮やかな糸で巻き上げた「柳川毬」とを組み合わせたもので、「幸福」「健康」など母親や親族の願いが込められている。
また、柳川では春の風物詩として、毎年多くの観光客が訪れる華やかな雛祭りを、今年は2月11日(祝・木)~4月3日(日)までの開催する。期間中は、市内の観光名所や商店街・店舗で様々な「さげもん」を展示。「おひな様始祭」「ときめきひな灯と巨大さげもん」「おひな様水上パレード」等のイベントを実施する。詳細はこちら⇒柳川雛祭り ”さげもんめぐり”

柳川PRムービー「SAGEMON GIRLS」