フォルクスワーゲン、シロッコを20年ぶりに復活させ発売開始

2009年05月26日10時24分商品・CM

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、前衛的なデザインとダイナミックな走行性能を併せ持つコンパクトスポーツクーペの「シロッコ」の発売を開始した。
日本で約20年ぶりに復活する3世代目となる新型シロッコは、1.4L TSIエンジンやDSGなどフォルクスワーゲンの最新技術を投入し、優れた走行性能と低燃費を両立させることで“スポーツ&エコ”という現代のスポーツカーの新しい形を提案している。
デザインは、スポーツカーらしい躍動感あるものになっている。フロントは水平基調のフォルクスワーゲンの新しいブランドフェイス、サイドはシャープなキャラクターライン、リヤはロー&ワイドなプロポーションを強調する張り出したリヤフェンダーとボディより極端に狭く絞り込まれたルーフなどが特徴。
走行性能は、走る楽しさと環境性能を両立させたものになっている。全グレードに高出力と低燃費を実現するフォルクスワーゲンの新世代エンジン「TSI」と、革新的なトランスミッション「DSG」を採用。直噴+過給システムにより排気量1.4Lと2.0Lから160PSと200PSの最高出力をそれぞれ発揮しながら、燃費は15.8km/lと13.2km/l(10・15モード)と優秀だ。
また、ワイドトレッドで低重心のうえ、専用設計のスポーツサスペンションやアダプティブシャシーコントロール“DCC”(2.0TSIに搭載)の採用で、優れた操縦安定性と軽快なハンドリングを実現している。
装備は、全車に標準で、バイキセノンヘッドライト、RNS 510(新世代HDDナビゲーションシステム)、2ゾーンフルオートエアコンディショナー、オプティカルパーキングシステム、パドルシフトを搭載している。2.0TSIモデルには、レザースポーツシートとサスペンションの減衰力を3つのモードから選択できる「アダプティブシャシーコントロール “DCC”」、18インチアルミホイールもおごられる。
実用性も高く、スポーツカーながら、完全独立の4座が装備され、リヤシートも大人2名の長時間乗車が可能。ラゲージルームも、312Lを確保し、可倒式シートを折りたためば最大1006Lまで拡大することができる。
グレードは2つで、「TSI」(392万円)は、直噴ツインチャージャーを採用した1.4L TSIエンジンと7速DSGを搭載。「2.0TSI」(447万円)は、より本格的な走りを追求するため147kW(200PS)を発生する直噴ターボエンジン採用の2.0L TSIと6速DSGが組合わされる。
「フォルクスワーゲン シロッコ バーチャル体験」では、キューブ内のシロッコをクリックして動かすことで、躍動感あふれるシロッコの走り、スタイリッシュなエクステリア、開発者のインタビューなどを見ることができる。

フォルクスワーゲン シロッコ オフィシャルサイト
フォルクスワーゲン シロッコ バーチャル体験