新型「ボルボXC60」に導入、先進の安全技術「シティ・セーフティ」を動画でチェック!

2009年06月05日18時17分商品・CM

ボルボ・カーズ・ジャパンは、市街地や渋滞における低速追突を劇的に減らす最新安全技術「シティ・セーフティ」(低速用追突回避・軽減オートブレーキシステム)を、今年8月下旬に発売を予定している新型「ボルボXC60」に全車標準装備し、日本で初めて導入する。
同社の長年にわたる事故調査の結果、衝突事故件数のうち約75%が時速30km以下で発生していること、その約半数がドライバーの不注意によって衝突する瞬間まで全くブレーキを踏んでいないことが判明した。
今回、日本市場に初めて導入するシティ・セーフティは、このような調査に基づいて開発された画期的な安全技術で、主に渋滞時や交差点で発生する時速30kmまでの低速走行時の追突を未然に回避、もしくは追突ダメージを軽減するもの。
同システムは、ルームミラー前方に位置するレーザーセンサーで、停車中もしくは同じ進行方向に進んでいる約6m先の前方車両の走行状態を常にモニターしている。そして、差し迫った追突の危険性を感知すると、ドライバーによるブレーキ操作に備え、ブレーキの反応を素早くするためにブレーキをプレチャージする。それでもドライバーが反応せず、ブレーキを踏まなかった場合、シティ・セーフティが自動的にブレーキをかけ、同時にエンジン出力を抑制。両車間の相対走行速度差が15km未満の場合、追突を未然に回避し、両車間の相対走行速度差が15km~30kmでは、追突のダメージを軽減する。
また、シティ・セーフティのメリットとして、自車と相手側の乗員のむち打ち症の低減、双方の車両修理費用の軽減や保険料を低く抑えられる可能性がある点などが挙げられる。実際、スイス、イギリス、ノルウェー、スペイン、オランダ、ベルギーなどのヨーロッパ諸国では、最大25%の保険料の引き下げを実現している。
新型ボルボXC60は、スタイリッシュなパッセンジャーカーとSUVが融合したクロスオーバーモデルで、次世代のボルボを象徴する若々しくフレッシュなスタイリングと、日本初導入の低速追突を未然に防ぐ安全技術シティ・セーフティを標準装備している点が大きな特長。日本市場への導入は8月下旬が予定されている。
新型ボルボXC60のオフィシャルサイトでは、シティ・セーフティの映像を見ることができるばかりでなく、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、ドライバー・アラート・コントロール(DAC)、レーン・デパーチャー・ウォーニング(RDW)などといったボルボのセーフティ機能を映像で見ることができる。これらの映像は、「スタート」→「さらに詳しい説明はこちら」と進めば見られる。
また、同社のYouTubeオフィシャルサイトでも、シティ・セーフティの解説映像を見ることが可能だ。

ボルボXC60 オフィシャルサイト
YouTube「Testing Volvo City Safety」