サントリー、木村文乃、坂口健太郎、武田鉄矢、佐藤二朗、小峠英二、サロメ・デ・マート出演「オランジーナ」新TVCMシリーズを公開

2016年05月16日17時00分商品・CM

サントリー食品インターナショナルは、炭酸飲料「オランジーナ」の新イメージキャラクターに、映画『スキャナー 記憶のカケラを読む男』が公開中で、ドラマ「神の舌を持つ男」が7月から放送される木村文乃、ドラマ「重版出来!」と連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が放送中で、映画「64-ロクヨン-」が公開中の坂口健太郎、ドラマ「最後のレストラン」とドラマ「トットてれび」が放送中で、ドラマ「叡古教授の事件簿」が5月21日に放送される武田鉄矢、ドラマ「神の舌を持つ男」が7月から放送される佐藤二朗、バイきんぐの小峠英二、フランス生まれの若手女優サロメ・デ・マートを起用して新TVCMシリーズを開始、TVCM2本を公開した。

同飲料は、2012年3月の発売以来、爽快なオレンジの味わいとオレンジピールエキス由来の自然な苦味で好評を博している。パッケージをリニューアルして5月24日から新発売するのに伴い、TVCMも刷新し、とある学校を舞台に、フランス人の新米女性教師と、個性豊かな街の人々との交流を描く新TVCMを制作した。
主人公の“オランジーナ先生”を演じるのは、フランス出身で日本のメディアに初登場となる新人のサロメ・デ・マート。同僚の先生役を木村文乃(英語)、坂口健太郎(古文)、佐藤二朗(体育)、校長先生役を武田鉄矢、派出所の警察官役を小峠英二が演じる。
彼女は、まぶしい笑顔と“コマンタレブー”(フランス語で、お元気ですか)という印象的な挨拶で周囲を虜にし、喧嘩した生徒には「人は人を支えることで、人になるの!」と熱い言葉をぶつけて本気で向き合う。
彼女を中心に個性豊かなメンバーが繰り広げる、笑いあり、涙あり、胸キュンあり(?)の微笑ましい物語が楽しめる。

TVCM「先生登場」篇は、オランジーナ先生が、晴れた日の朝、海沿いの道を自転車で颯爽と走っている。彼女は、通りすがりに出会う人々と、「コマンタレブー!」とまぶしい笑顔で挨拶を交わす。
「オランジーナ先生」というタイトルが流れ、美しい自然の中を自転車で駆け抜ける姿を俯瞰でとらえる。登校中の男子生徒(ボク)が「ボクの先生はフランス人だ」というナレーションをバックに振り返ると、彼女がちょうど坂道を駆け下りてくるところだった。
ボクが、彼女の鮮やかな青いスカートが風ではためく姿に見とれていると、彼女は追い抜きざまに「コマンタレブー!」と声を掛ける。ボクは、「とてもキレイな人だ」とナレーションし、あわてて彼女の後ろ姿を追いかける。
ボクが挨拶を返そうとすると、横道から佐藤二朗先生が現れ、「コマンタレブー!」と挨拶を横取りされてしまう。すると、今度は、彼女が少し先の派出所の警察官に「コマンタレブー!」と声をかける。
「トレビアン、メルシー!」となぜかフランス語が上手い警察官が勝ち誇ったような表情を見せる姿に、「当然、ライバルは多い」とボクと佐藤二朗先生は本気で悔しがる。
彼女は、真っ白い校舎に向かって自転車こぎながら、通学中の生徒たちに「コマンタレブー!」と挨拶していく。彼女が学校の屋上で同飲料を飲んでいると、木村文乃先生が「コマンタレブー!」と呼びかける。

TVCM「人として」篇は、オランジーナ先生が、黒板に大きく「人」という文字を書き、「人という字は人と人が支え合っているのよ! 人は人を支えることで、人になるの!」と熱く語る。そんな教室では、男子生徒2人が立たされ、それ以外の生徒は座り、彼女の話を神妙な面持ちで聞いている。
木村文乃先生、坂口健太郎先生、佐藤二朗先生は、その様子を廊下の窓から心配そうな表情で見守る。彼女は、「彼女はまっすぐなフランス人だ」というナレーションをバックに、立っている生徒2人に向かって、「支え合いなさい! ウィ?」と呼びかける。
2人の生徒も反省して「ウィ」と同意するが、廊下の佐藤二朗先生もそれにつられてなぜか「ウィ」と答えてしまう。予期せぬところから聞こえてきた声に驚き、木村文乃先生と坂口健太郎先生が振り返ると、そこにはすっかり感極まった表情を浮かべている佐藤二朗先生がいた。
彼女は、思わず涙があふれそうになり、生徒たちに背を向けてうつむく。「そして、泣き虫だ」というナレーションに続き、彼女は「1人じゃ生きていけないよ・・・」とつぶやく。
彼女が学校の屋上で同飲料を飲んでいると、武田鉄矢先生が「うまくいったかい?」と手を振っている。彼女が「校長先生」と言うと、彼は「コマンタレブー!」と手を挙げてゆっくり近づいてくる。

撮影は、休憩中、サロメ・デ・マートと木村文乃、坂口健太郎の3人が談笑する場面があった。日本語を話せないサロメ・デ・マートに合わせて、2人は英語と日本語、ときにはジェスチャーを駆使して会話を進行。
木村文乃が坂口健太郎を「ジャパニーズ、ナイスガイ!」と紹介したのを皮切りに、「いつ日本に来たの?」、「どこか観光に行った?」、「普段はどんな仕事をしているの?」などと、お互いに質問し合ってコミュニケーションを深め、すっかり仲良くなっていた。
サロメ・デ・マートは、黒板に「人」と書くシーンでは、全体のバランスがなかなか整わず、スタッフに教えを請いながら、何度も繰り返し書いていた。
その練習熱心さは「彼女は、まっすぐなフランス人だ」というCMのナレーションそのものといった感じで、本番も「人は人を支えることによって、はじめて人になるの!」と熱い口調で語り、目の前の生徒や周りのスタッフの視線を釘付けにしていた。
今回の撮影で、木村文乃、坂口健太郎、佐藤二朗の3人が初めて顔を合わせたときのこと。佐藤二朗が2人に「何の先生?」とたずねると、坂口健太郎が「僕は古文です」と答えたのに対し、木村文乃は「私、英語。ナイストゥーミーチュー!」と、担当科目の英語を混じえてコメント。
佐藤二朗が「ものすごく絡みづらいんだけど」と苦笑いを浮かべると、木村文乃は「えー、なんでですか?」と茶目っ気たっぷりに問い返す。坂口健太郎は、その隣でニコニコするという微笑ましい光景が見られた。

小峠英二の「トレビアン、メルシー!」というフランス語のセリフ。彼が人生で初めて口にしたフランス語とのことだが、一緒に撮影していた佐藤二朗から「ついさっき覚えた割には、発音が本格的だよね」と絶賛され、CM同様、勝ち誇った表情を浮かべていた。
オランジーナ先生と生徒の「ウィ」に、佐藤二朗もつられて「ウィ」と漏らしてしまうシーン。本篇で採用された以外にも、彼は現場で監督から「なんか面白いことやってください」というムチャぶりを受け、突然、大きな声で「ウィ!」と叫んだり、人目もはばからずに号泣したりと、様々なアドリブを披露する。
彼は、監督の求めるバリエーションの芝居も難なくこなし、コミカルな演技で現場を爆笑の渦に巻き込むムードメーカー的な存在で、現場は終始、明るい雰囲気に包まれていた。
サロメ・デ・マートが屋上で同飲料を飲んでいると、校長先生役の武田鉄矢が声をかける場面。彼は、貫禄すら漂わせる圧倒的な存在感と、熱い心の持ち主の先生を優しく包み込む、温かい眼差しが印象的な芝居で、瞬く間にOKを獲得していた。
撮影後は、スタッフからバースデーケーキのプレゼントがあり、「ありがとうございます!」と感謝の言葉を述べる。さっそく、彼女とスタッフの前でケーキを味わい、満面の笑顔でロケ地を後にした。

サントリー「オランジーナ」ブランドサイト