F1のオフィシャルサイトが「トルコGP」の映像を公開

2009年06月17日10時15分スポーツ

F1のオフィシャルサイトが、第7戦「トルコGP」の映像を公開した。この映像は、2分ほどにダイジェストされたものだが、オーバーテイクシーン、アクシデントシーン、歓喜の優勝シーンなど、レースのハイライトとなる映像がふんだんに盛り込まれたものになっており、手軽にレースを振り返るにはうってつけだ。
また、今回から、オンボード映像の公開も始まっている。これは、トルコGPだけでなく、第1戦の「オーストラリアGP」まで遡って、すべてのレースの映像がある。第1戦から、ジェンソン・バトン、ジェンソン・バトン、セバスチャン・ベッテル、ヤルノ・トゥルーリ、ジェンソン・バトン、ジェンソン・バトン、キミ・ライコネン、という顔ぶれ。
ダイジェストムービーは、ダイナミックなカメラアングルが魅力である分、各サーキットのレイアウトの詳細は分かりづらいものになっている。
それに対してオンボード映像なら、1周すべてを車載映像で見ることができるため、実際に自分が走っているような感覚で見ることができるし、その際のスピード、ギア、回転数も分かるため、ストレートやコーナーの特性も把握しやすい。
トルコGPは、予選は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得。ブラウンGPのジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが2、3番手につけた。トヨタは、ヤルノ・トゥルーリが5位、ティモ・グロックが13位。ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴は12位。
決勝は、第6戦の「モナコGP」に続き好天となったが、スタート時点の気温32℃、路面温度49℃で、少し厳しいコンディションとなった。レースは、好スタートを決めたバトンがトップを奪う一方、バリチェロはスタートに失敗して13番手まで転落する。
中盤までは、2回ピットストップ作戦のバトンと3回ピットストップ作戦のベッテルがトップ争いを演じたが、バトンが徐々に差を広げ、ベッテルの同僚であるマーク・ウェーバーが変わって2番手に浮上する。
結局、バトンがそのまま逃げ切って、今シーズン6勝目をマークした。バリチェロはいいところがなく、47周目でリタイア。レッドブルのウェーバーとベッテルが2、3位で、トヨタもトゥルーリが4位、グロックが8位。フェラーリは、今回もフェリペ・マッサが6位、キミ・ライコネンが9位と、まずまずの成績。中嶋一貴は、いったんは7位まで浮上するが、2回目のピットストップでタイヤ交換に手間取り、12位でゴール。
第8戦は、6月21日の「イギリスGP」。

F1第7戦・トルコGPの映像