BSプレミアム「受験のシンデレラ」第7話、ついに母と対峙!?真紀(川口春奈)は、五十嵐(小泉孝太郎)と再始動、東大を目指すことを決めるのだが、母・千枝子(富田靖子)の存在が大きな壁となる！そこで、五十嵐は千枝子にある賭けを申し出るのだが…!?BSプレミアムドラマ「受験のシンデレラ」第7話は8月21日(日)夜10時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

真紀(川口春奈)は、もう一度五十嵐(小泉孝太郎)と東大を目指すことを決意する。五十嵐も真紀のために入院し、本格的に治療を受けることに。
その一方で、真紀と千枝子(富田靖子)は、顔を合わせるとケンカばかりの毎日で、勉強が家でははかどらない。
そんなある日、千枝子は、真紀が内緒で進路相談を受けていたことを知り、激怒。再婚するので、家を出ていく！と宣言する。そんな千枝子の態度に憤慨した真紀は、五十嵐に母の身勝手さを愚痴る。すると、五十嵐は、千枝子にある賭けを持ちかける。

自分の知らない世界へ進もうとする娘を、どうしても受け入れられない母。自分なりに娘の将来のことを考えると“東大に行く、なんてバカげた夢を見させないでほしい”と思ってしまうのだろう。
真紀と千枝子、真逆のようで、その気の強さは似たものを感じる母と娘だ。
残すところ今回を含めて2話となり、初回から継続して課題であった“母との確執”についに切り込む。このテーマ、おそらく他のドラマならドロドロになってしまうだろうが、何故か「受験のシンデレラ」なら爽やかに軽快に描いてくれるのだろう、と思えてしまう。

BSということで、限られた視聴者しか見られない。しかし、ドラマの掲示板やネット上のドラマ批評サイト、Twitterにはドラマを称賛する声が老若男女から多数寄せられている。
しかも、“なんとなーく面白いような気がする”なんていう評価ではなく、その多くがドラマを自分なりに考え、解釈し、真紀や五十嵐へのメッセージを送っていたり、自分へのエールとしてドラマを受け取ったりしているのだ。
受験、貧困、格差社会、病気、緩和ケア…。重いテーマ故、敬遠する人もいるだろうが、ドラマを見てみるととっても爽やかで笑いもある。何より、真紀と五十嵐、というメイン二人の人間性に魅せられる。
もうすぐそんな彼ら彼女らともお別れだ。
その前に、母と娘を大きな壁。どんな風にこの壁を乗り越えるのか、いや、ぶち壊すのか。その様子をしっかりと見届けたい。

「受験のシンデレラ」第7話は8月21日(日)夜10時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。NHKオンデマンドでは月曜日配信、再放送はNHKBSプレミアムにて土曜日よる11時45分から。

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