殿(今井翼)ご乱心!江戸城松の廊下!悲しい二人の恋…「忠臣蔵の恋」第4話予告動画と第3話詳細あらすじ

2016年10月14日22時38分ドラマ
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殿・内匠頭(今井翼)が勅使饗応役のお役目を無事果たせば、愛しい十郎左衛門(福士誠治)の妻になれると喜ぶきよ(武井咲)だったが…NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋」(全20話)、10月15日放送の第4話では、内匠頭が城内にて刃傷沙汰を起こしてしまう!第4話予告動画と前回(3話)詳しいあらすじを紹介。NHKオンデマンドで見逃し配信。

「忠臣蔵の恋」は諸田玲子氏の小説『四十八人目の忠臣』を原作に、赤穂浪士討ち入り事件の成功に隠されたある四十八人目の女性の恋を全20話を通して描く時代劇。

忠臣蔵人目を忍んでの束の間の逢瀬を重ねるシーンでは、結ばれる事を信じて別れを惜しむ十郎左衛門(福士誠治)の眼差しと、きよ(武井咲)のうつむき加減の美しい横顔にうっとりさせられた前回。
一方、夫である内匠頭(今井翼)の無事のお役目を願って送り出す阿久利(田中麗奈)の凛とした美しさも際立った。

また、その先にある事件(刃傷松の廊下)を知っているだけに、老中からの“質素倹約”というお達しを額面通りに受け取った内匠頭(今井翼)を、吉良(伊武雅刀)が薄ら笑いして睨むシーンにヒヤヒヤした視聴者も多かったようだ。

いよいよ、次回は内匠頭が吉良に刀を振り下ろす。殿さま然とした恰幅のいい今井翼渾身の演技に注目だ。

忠臣蔵■前回(第3話)おさらい
愛しい十郎左衛門の妻になることを夢見て縁談を断りたいきよは、阿久利に対して「もう少し阿久利様のおそばでお仕えしたい」といった。縁談を引き延ばしたいと願うきよの意を汲んだ阿久利は、仙桂尼宛に文を書いてくれ、縁談は延期となった。仙桂尼から、「女にも忠義がある」と教えられたきよは、その言葉の重みを考え咄嗟に口をついて出た方便に胸を痛めた。そして、それが方便であることを知りながらもきよの願いを聞き入れた阿久利に、心から尽くしたいと思った。

このことをきよから聞いた十郎左衛門は、時を見計らって内匠頭にきよとの結婚を願い出るので、しばらく待ってほしいと。ところが、十郎左衛門は内匠頭にきよとの結婚を言い出せない。不吉な日蝕で明けた元禄14年、内匠頭は朝廷からの使いを接待する勅使饗応役に任命された。指南役は吉良上野介。老中からの達しを言葉通りに受け取り質素堅実に努める内匠頭は、吉良の嫌味に耐える。そんな中でも内匠頭は、この度のお役目を無事に果たした後、十郎左衛門の願いを聞いてやると約束をしてくれた。

忠臣蔵■第4話「事件」
「内匠頭が城内にて吉良に刃傷」の報は浅野家を震撼させた。内匠頭は即日切腹、浅野家はお取りつぶしとなる。阿久利は何よりもまず、殿が命をかけた吉良への刃傷は成功したのかにこだわった。きよは武士の妻たる阿久利の真の姿を見た。十郎左衛門はきよに対し「何もかも無になった。私のことは忘れてくれ」と告げる。混乱の家中で、阿久利に寄り添いながら、十郎左が殿への忠義から死のうとしているときよは直感する。そして…。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太、笹野高史、陽月華、中村倫也、皆川猿時、大東駿介、石丸幹二、平田満、伊武雅刀、三田佳子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

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