賢正と沙羅駆の関係にひび!?美しき犯罪者がかき乱す!日曜劇場「IQ246華麗なる事件簿」第3話 予告動画

2016年10月29日21時15分ドラマ
TBS番組公式サイトより

日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」第3話は、天才VS美しき犯罪者!賢正(ディーンフジオカ)はひょんなことから高校時代の同級生で、今や社長夫人として誰もがうらやむ生活を送る美晴(観月ありさ)に再会!美晴の夫が刺殺される事件が発生すると、賢正と沙羅駆(織田裕二)の関係に暗雲がたちこめ…!?日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」第3話は10月30日(日)夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

第1話放送後から、劇中に登場する数々の小ネタが話題となった本作だが、第2話でもファンの心を鷲掴みにする小ネタが満載だった。
まず、ドラマの主軸となる“キルリスト”。この内容は、皆さんお分かりの通り、今再び話題の“DEATH NOTE”
さらにドラマ内での沙羅駆の一言“謎解きはティータイムのあとだ。”執事とお嬢様刑事が大活躍する人気小説であり、後に嵐の櫻井翔と北川景子で実写化もされた人気作品「謎解きはディナーのあとで」のパロディーだというのは明白であろう。
そして、第2話の最後。沙羅駆と前川のバトルはまるでホームズとワトソンの二人が出会った「緋色の研究」を思わせるような心理戦であった。

今話題の漫画から、近年大ヒットのミステリー。そして、不朽の名作。…と、様々なジャンルの小ネタを挟み、ファンをワクワクさせてくれるこのドラマ。実はこのワクワク感を提供しているのは、今年の春クールでNo.1ヒットを記録したドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」でも話題となった演出家・木村ひさしなのだ。

木村と言えばこれまで堤幸彦作品において助監督や演出補助などを努めて腕を磨いてきた人物。堤の代表作でもある「TRICK」シリーズの演出にも関わり、「警部補 矢部謙三」ではチーフディレクターとして作品を作り上げた。その後、自らがチーフとして「ATARU」「民王」、そして「99.9-刑事専門弁護士-」などなど、着実に固定ファンを獲得するような人気作を生み出し続けている。
第1話で「99.9」パロディーの新聞記事があったり、第2話で「ATARU」劇中のキャラクターが登場したり、そして、第1,2話ともに「警部補 矢部謙三」を髣髴とさせるような場面が映し出されたり…と。木村演出の人気作がこれまで数多く登場してきたが、第3話では一体、どんな作品の何が紛れ込んでいるのか。

ドラマの謎解きとともに小ネタを探す、という木村作品ならではの楽しみ方をしてみても良いかもしれない。

■前回事件
人の好さそうな笑顔を浮かべる塾講師・前川(佐藤隆太)を中心に和気あいあいとした、とある塾。その帰り道、塾に通う一人の女の子が男によって、無理やり車に乗せられそうになる事件が発生。塾生を見送っていた前川によって何とか防がれたのだが、前川はその男に見覚えが。実は、その男は、10数年前に前川の妹を殺害した事件の容疑者・権藤だったのだ。そのときは証拠不十分で釈放されていたものの、妹の事件の時に現場に残されていた凶器を車の中で発見した前川は、権藤への憤りを隠せない。そんなとき、不可解なメールを受信する。「完全犯罪の方法を教えます。13」というメールを。

その頃、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、ネット上で話題となっている“キルリスト”の捜査を開始することに。“キルリスト”とは、漫画のタイトルで“法でさばけない悪人をリストに書くと、悪魔が自殺に追い込む”というものだ。インターネット上に作られたキルリストによって殺害された人物のリストを見て、3つの事件に共通点を感じる。その検死をするため、監察医・朋美(中谷美紀)の元へ。そこで、この3人の事件に使用された薬物が完全に一致することが判明。やはりこの3つの事件は、自殺に見せかけた殺人事件だったのだ。

そんな中、インターネット上で行われたキルリスト人気投票1位になった権藤が死亡。これまでの事件と異なり、首にかきむしった跡が。この1点だけで沙羅駆は、これは権藤へ強い恨みを持っている犯人による犯行だと指摘。
その権藤が過去の誘拐事件の容疑者だったと知ると、その被害者のお墓に。するとそこには墓参りをする前川の姿が。それ以降も、前川の塾へ現れ、キルリストの中で4つだけ殺人事件が紛れていると言い放った沙羅駆に、前川は警戒心を強めていく。

その一方、沙羅駆は着実に真実に近づいていく。権藤のマンションの管理人は12時45分に警察が来た、と言っていたものの、警察に通報があったのは12時55分。
つまり、この事件、犯行をすることが出来たのは、通報前にやってきたという第1発見者の警官だけだ。
前川は3年前まで警察官をしており、制服の調達は可能。そして、これまでキルリストによって殺害されたうちの権藤と殺害時の薬物が一致している3人は、前川が警官をしている頃に証拠不十分で送検できなかった人物だ。
ここまでの証拠と動機を突きつけられ、前川は沙羅駆と、これまで殺害した4人と同じ勝負をすることに。

2つの瓶のうち、1つは毒入り。1つは何でもない。それぞれが1つずつ選び、一緒に飲むのだ。

自分の命を天命にかけた勝負のようだが、沙羅駆は前川が最初からどちらが毒入りか分かっていると指摘。そして一つの瓶を手に取るとためらいなく飲み込む。

“勝負はつきました”と言い残し、沙羅駆が立ち去ると前川は毒入りの瓶を手に取る。が、賢正によって、彼の自殺は食い止められ、前川は子どもたちに正しい罪の償い方を教える、と決意を固めるのだった。

■第3話あらすじ
沙羅駆(織田裕二)の忠実な秘書である賢正(ディーン・フジオカ)は、フットマッサージ店で女磨きに励む沙羅駆の妹・瞳(新川優愛)と沙羅駆の見張り役・奏子(土屋太鳳)を迎えに行った先で、偶然、高校の同級生・滝乃川美晴(観月ありさ)と再会する。
美晴は近頃カリスマ主婦モデルとして活躍しており、しかも夫はやり手の社長・滝乃川隆文(高木渉)。まさに絵に描いたような、世間の女性たちがうらやむセレブ生活を送っているのだった。
突然の、そして久々の再会に、何やら感慨深げに喜ぶ賢正と美晴。二人は連絡先を交わして互いにその場を後にするのだった。

ところが、数日経ったある夜。美晴の夫・隆文が自宅の書斎で刺殺される事件が発生。隆文との間で金銭トラブルを起こしていた工場の経営者・下村辰也(岡田浩暉)。下村も隆文の傍らで頭から血を流して絶命していたことに加え、第一発見者である美晴の証言から、事件は隆文を逆恨みした下村が滝乃川家に侵入し、隆文に襲い掛かって刺殺。その際もみ合った拍子に下村も花瓶で頭を殴られて死亡したと判断される。
賢正は、突然の悲劇により幸せなセレブ生活が一変する美晴の身を案じるのだが、沙羅駆は美晴の不可解な言動に疑念を抱き、沙羅駆と賢正との間に亀裂が生まれてしまい…。

TBS 10月16日スタート「IQ246 華麗なる事件簿」番組公式サイト
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