マリア・Tは死んだ!?「IQ246華麗なる事件簿」第9話 あらすじと第8話を詳しく!予告動画-TBS

2016年12月10日18時00分ドラマ
©テレビ朝日

日曜劇場「IQ246 華麗なる事件簿」第9話、沙羅駆(織田裕二)と賢正(ディーン・フジオカ)の過去が明らかに!?そして、死んだはずのマリア・T(中谷美紀)がまさかの…?人質は、父親代わりの執事・賢丈(寺島進)を含む病院全体!沙羅駆の決断は如何に!?日曜劇場「IQ246 華麗なる事件簿」第9話は12月11日(日)夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

ついにシャーロックとワトソンの誕生だ。
第8話、やっと沙羅駆が奏子のことを名前で呼ぶシーンが登場した。不要なことは覚えない、と豪語する沙羅駆にとって、奏子が不要ではなくなった瞬間であったといえるだろう。この先、恐らくマリア・Tとの直接対決を控えるであろう沙羅駆にとって、ちょっと天然だけど、真っ直ぐで芯の強い奏子は心強い相棒となるはずだ。

さらに、第8話では、沙羅駆への侮辱の言葉を口にした牛田に対し、賢正が激怒。それ以外にも、勾留される沙羅駆に向ける目が、本当に尊敬の色に染まっていたり…と、沙羅駆と奏子だけでなく、沙羅駆と賢正の2人のとても良いコンビ感が現れていた。今回、第9話では、この二人が如何にしてここまでの信頼関係を構築してきたのか、がわかるある過去の話が登場するという。
第3話で、高校時代の同級生・美晴に“お医者さんになると思っていたから、執事をついだのが意外”と言われていた賢正。一体、なぜ彼は医者の夢を諦め、沙羅駆に仕えているのか。第9話、その理由が明らかになる、かも。

■第8話 あらすじ
奏子(土屋太鳳)や賢正(ディーン・フジオカ)の活躍により、殺人事件の容疑が晴れた沙羅駆(織田裕二)は無事に北鎌倉の屋敷に戻る。久々の我が家にくつろげるかと思いきや、戻った矢先、沙羅駆たちのもとに連絡が入る。なんと、刑務所に拘留されているマリア・T(中谷美紀)が服毒自殺を謀り、搬送先の病院で息を引き取ったというのだ。

時を同じくして御前会議のメンバーの黒木(上杉祥三)が法門寺家に来訪。対面した沙羅駆は黒木から政財界のある要人が手術で極秘入院することになった為、秘密裡に警護の指揮を執って欲しいと要請される。賢丈(寺島進)は黒木の要請を引き受けるよう沙羅駆を促がすが、沙羅駆はマリア・Tの件を解くことが優先だと、黒木の申し出を即座に拒否してしまう。

その後、沙羅駆は奏子と賢正を伴い、法医解剖室へマリア・Tの遺体を確認に訪れる。遺体と対面した沙羅駆はマリア・Tの遺体を一目見た途端、あることに気付く。

そして、マリア・Tが自分たちを監視していると察した沙羅駆が解剖室の監視カメラに呼びかけると案の定、解剖室のパソコンにマリア・Tが姿を現し、「あなたの大切なものが、私の手の中にある」との意味深な言葉を残して消えてしまう。マリア・Tの挑発に憤る賢正。と、そんな賢正に賢丈が車にはねられ病院へ搬送されたとの連絡が入り、沙羅駆ら3人は病院へと急行する。沙羅駆たちが見守る中、賢丈の手術が始まるのだが、その矢先、病院内の電気が停電。沙羅駆は病院の電源が何者かによってハッキングされ、オペ中の賢丈の命はもちろん、病院の患者全員の命がマリア・Tに掌握されてしまったのだ。

と、そんな沙羅駆に、警視総監の棚田(篠井英介)から沙羅駆が警護の指揮を依頼されていた要人つまり御前様(井上真樹夫)が入院する病院の電源がハッキングされてしまった為、沙羅駆に病院へ来て欲しいとの連絡が入る。
奇しくも御前様が入院した病院とは賢丈と同じ病院であったのだ…。

■前回事件
奏子(土屋太鳳)のパソコンがハッキングされ、これまで書き留めていた沙羅駆(織田裕二)に関する捜査報告書が世間に流出。その結果、沙羅駆は、“イケメン探偵”として一躍世間の注目をあびることに。
しかし、当の沙羅駆はマリア・T(中谷美紀)が逮捕されていこう、部屋に篭りがちになっており、どうにも覇気がない。そんな中、とある一軒家で爆発事件が発生する。

現場から発見されたのは、その家の住民である九鬼(小島康志)の刺殺体。

沙羅駆とは全く無関係の事件。しかし、何故か現場付近に沙羅駆の目撃情報が。さらに、凶器のナイフから沙羅駆の指紋が発見される。
賢正(ディーン・フジオカ)の抵抗も虚しく、容疑者として逮捕され、勾留される沙羅駆。奏子は、沙羅駆の元へ面会に行くと“絶対に真犯人を捕まえてみせる”と宣言。沙羅駆は薄ら笑いを浮かべるのだった。

早速、事件現場に向かうも、奏子は捜査に参加させてもらえない。さらに、沙羅駆の不利になるような事実が次々と明らかになる。九鬼がフリーのライターとして活動しており、沙羅駆の“裏の顔”を暴こうとしていたという。さらに、現場に残されたワインには沙羅駆のDNAが。沙羅駆には動機も、証拠も存在しているのだ…。

追い詰められていく奏子に対し、奏子の頭の中の沙羅駆は冷静だ。沙羅駆ならどうするか、を考えた時、奏子はある疑問を抱く。
なぜ犯人は、わざわざ人気の多い逃走経路を辿り、さらには爆発、という注目をあつめるようなことをしたのか。その答えは一つ、わざと沙羅駆のような格好をした自分の姿を見せて沙羅駆を犯人に仕立て上げようとしたからではないだろうか。

一方、その頃、沙羅駆は今回の事件の指揮を取る牛田(稲垣吾郎)管理官と向かい合っていた。牛田は、“マリア・Tとは、沙羅駆の頭のなかで作り上げた幻想であり、沙羅駆こそがマリア・Tなのではないか”と考えているのだ。
牛田は沙羅駆のことを信じて疑わない奏子にも“沙羅駆は想像だけでは飽き足らず、ついに一線を超えて犯罪を犯したのだ。これ以降、沙羅駆の監視役は辞め、上からの処分を待て”と告げる。しかし、奏子は“私は必ず真実を見つけます”と、犯行現場での聞き込みを続けるのだった。

しかしなぜ犯人は沙羅駆の指紋やDNAを入手することが出来たのか。そこで瞳(新川優愛)は、マリア・Tが宝石商を装って法門寺家に来ていたことを思い出す。きっとその時に沙羅駆の指紋やDNAを採取したのだ。

やっと事件の糸口が見え始め、警察にやってきた賢正と奏子。そこで二人は再び牛田とすれ違う。すると牛田は、“法門寺の正体はマリア・Tだ”と二人に告げる。それに激昂した賢正は、牛田を殴ってしまい、警察に取り押さえられてしまうのだった。
何とか釈放された賢正と奏子は、警察署を出たところで、いつも事件で一緒になる刑事・今市()と山田(宮尾俊太郎)に出会う。

今市は牛田と沙羅駆の過去の因縁について話しだした。8年前、順風満帆だった牛田のキャリアが沙羅駆の登場によって傷つけられたというのだ。その恨みから、牛田は沙羅駆のことを徹底的に調べ上げているという。
驚く奏子と賢正に、今市と山田は、沙羅駆はとんでもないやつだが、きっと悪人ではない、と、協力の姿勢を示すのだった。

その夜、奏子は事件当日に真犯人を見た、という男に出会う。犯人は右目の下にほくろがあった、というのだ。
やっと、沙羅駆以外の人間が犯人である証拠が出てきた。加えて、沙羅駆のファンサイトによせられた事件当日の駅前広場の写真にも沙羅駆らしき人物が何枚か写り込んでいる。

警察署で沙羅駆にその映像を見せると、沙羅駆はついに、真実を明らかにするのだった。
犯人は、駅前広場でキッチンカーで商売をしている男。どことなく顔も背格好も沙羅駆に似ており、沙羅駆のような格好をしていれば、間違えるのも無理はない。

動機は九鬼がかつて書いた記事により、自分が営んでいたレストランが潰れ、やっとの思い出再起したにも関わらず、そこにも九鬼
が現れ、金の無心を受けたことだった。

沙羅駆に罪をなすりつけようとしたのは“13”の指示だったという。しかし、マリア・Tは勾留されているはず。では誰が…?

真犯人が見つかり、釈放されることとなった沙羅駆。そこで沙羅駆は牛田に“私の周りには、信頼に足る人間がいる。君にはどうだ?それが私と君の違いだ”と笑いかけるのだった。

警察署から出てきた沙羅駆を迎える、奏子に賢正、瞳、そして賢丈(寺島進)。
沙羅駆は奏子に“どうして、私が犯人ではないと考えた?”と問いかける。すると奏子は不思議そうに“どうして考える必要があるんですか?そんなの、当たり前じゃないですか”と。
沙羅駆は、呆れたように笑い、ブツブツと何やら言うのだが、それは賢正いわく“謝辞”だという。素直でない謝辞に文句を言う奏子に対して、沙羅駆は“北鎌倉に帰るぞ、和藤奏子”と歩き出すのだった。

一方、勾留されていたマリア・Tは、隠し持っていた錠剤を飲んで、その場で倒れてしまい…。

日曜劇場「IQ246 華麗なる事件簿」第9話は12月11日(日)夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

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