討ち入りの朝!そなたは生きろ…17日「忠臣蔵の恋」第12話予告動画と第11話詳細あらすじ、予告動画

2016年12月16日20時00分ドラマ
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密偵・きよ(武井咲)のおかげで吉良の人相や本所に戻る時期も分かり、いよいよ大石内蔵助(石丸幹二)以下、赤穂浪士たちによる討ち入りの日がやって来た!討ち入りの朝、磯貝十郎左衛門(福士誠治)ときよはどんな別れをするのか?明日17日、NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20話)第12話「討ち入りの朝」のあらすじと前回(11話)の詳しいあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。NHKオンデマンドで見逃し配信。

■討ち入りのボーダーラインは2年!
前回、大石内蔵助が年内の討ち入り決行にこだわっていると、毛利(泉澤祐希)がきよ(武井咲)に話した。
実際に殿中での刃傷沙汰「松の廊下事件」があったのが元禄14年3月14日(1701年4月21日)で、討ち入りしたのは元禄15年12月14日(1703年1月30日)の深夜。
内蔵助は念入りに討ち入りの計画を練ったが、その中でも決行日については彼なりのボーダーラインを引いていた。半年やそこらでは吉良方の警備が厳しい。かといって2年を超えてしまうと、今さら感がでて士気も下がる。1年9か月というのは、仇討ち決行ぎりぎりのボーダーラインだったのだ。

■前回(第11話)おさらい
元禄15年秋、討ち入りは12月5日と決まった。吉良(伊武雅刀)がきよ(武井咲)のいる上杉家下屋敷に来た。妻・富子(風吹ジュン)と回復した長男・綱憲(柿澤勇人)と久々に親子水入らずにご機嫌の吉良。富子はきよのおかげで綱憲の熱が下がったと、きよを御仏のようだと吉良に紹介した。きよは赤穂浪士の誰も知らないその顔を確かめた。額に刀傷がある。

忠臣蔵12月3日、回復した綱憲は上杉の上屋敷に帰った。討ち入りまであと2日。しかし、吉良の上杉家下屋敷の滞在が長引き、討ち入り当日屋敷にいないとの情報を得た。危機一髪、連絡係の毛利(泉澤祐希)に知らせることが出来たきよは、決行の日が決まったら知らせてほしいと頼んだ。そして吉良の額には三寸五分(10センチ)ほどの大きな傷跡があると報告。同志たちを見送りたいからというきよに、討ち入り前日に約束の木に印をつけ知らせると毛利は告げる。

その後、静かに時が過ぎた。ところがある日、上杉家の家臣から軽んじられ暴言を吐かれたと憤慨する吉良を見た。問題を起こし引退してからはみんなが掌を返したようになっていたことに、吉良は苦悩していたのだ。そんな吉良の姿に富子も胸を痛め、世間が噂するほど悪い人間ではない、本来は風雅なことが好きな優しい人、額の傷が何かを変えてしまった。見えない何かに怯える吉良と刺し違えて死ぬことも考えたと、きよに弱音を吐いた。

12月8日、吉良はみんなに優しく声をかけ、わが身に何かあっても決して取り乱してはいけない、後追いするなと富子に言い聞かせ、本所へ帰って行った。
その後討ち入りの合図が見られない日が続いたが、13日ついに約束の木に知らせが付いた。きよは、「父、病い」の偽の手紙で宿下がりを願い出た。富子は見舞い金や傘まで持たせてくれて、きよの父の回復を願ってくれた。「吉良の女子は取り乱してはなりませぬ」という言葉に、浅野家のきよは返事することができなかった。

雪の中、同志に、十郎左にひと目会いたいきよは、毛利と待ち合わせた氷川神社へ。しかし、何者かにつけられていることに気づいたきよは、同志のいるところへ行くことができない。ところが、道辻で毛利がきよを見かけ…。

忠臣蔵■第12話「討ち入りの朝」
討ち入りを前に、十郎左衛門(福士誠治)の母の家で、きよ(武井咲)と十郎左は久しぶりに会う。そこで十郎左は「そなたは生きろ」ときよに告げる。そして、赤穂浪士が立ち寄る堀部家へ駆けつけると、誰もが、きよが上杉家から抜け出してこられたことを驚き、喜んだ。村松三太夫(中尾明慶)も、きよに、残していく弟の事を託して出て行く。そして、十郎左もやってくる。二人の思い出の琴の爪を、自分の代わりにときよは渡す。ついに決行となり、きよは…。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太、笹野高史、陽月華、中村倫也、皆川猿時、大東駿介、石丸幹二、平田満、伊武雅刀、三田佳子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK総合 土曜時代劇「忠臣蔵の恋」番組公式サイト
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