シャイア・ラブーフ×スピルバーグ×カルーソー監督『イーグル・アイ』19日NHKBSで放送!予告動画

2016年12月19日09時37分映画
出典:NHKBSプレミアムシネマ

全世界64億人の中から選ばれた2人!生き延びるためには姿の見えない指令の電話に従うしかない…『トランスフォーマー』『ディスタービア』のシャイア・ラブーフがスティーヴン・スピルバーグ(総指揮)、D・J・カルーソー(監督)と再タッグを組んだ、ノンストップアクション・サスペンス『イーグル・アイ』(2008年)が、今夜19日(月)夜9時からNHKBSプレミアムにて放送!YouTubeでで予告動画が視聴できる。

『イーグル・アイ』は、テクノロジーの脅威を怒涛のスケールで描いた社会派サスペンス・アクション!シャイア・ラブーフと共に謎の指令を受けるのはミシェル・モナハン。監督はD・Jカルーソ、構想10年のスティーブン・スピルバーグが製作総指揮に当たった、2008年の作品だ。

ジェリー(シャイア・ラブーフ)はある日、不可解な女性の電話によってFBIに負われることになる。そして法律事務所で働くレイチェル(ミシェル・モナハン)も謎の女性からの電話で指名手配犯となる。まったく面識のない二人の男女が、見知らぬ女性からの不可解な電話によって引き合わされ、愛する家族の命を盾にとられ脅迫されることになる。脅迫してくるのが、携帯電話など日常生活で使われるテクノロジーというのがなんとも怖い。謎の女は、マリアと名乗り、2人の一挙手一投足を監視し、2人を絶体絶命の状況に追い詰めていく。ジェリーは亡くなった兄の名誉のために、レイチェルは最愛の息子のために、マリアに課せられた使命へと突き進んでいくしかなかった。そして2人は国家の最重要指名手配犯としてFBIから追われることになる。

本作は、構想に10年をかけたスティーブン・スピルバーグによる原案を、D・J・カルーソー監督がスリリングに映像化した。
スピルバーグとタッグを組んだ2007年の大ヒット作『トランスフォーマー』では、三枚目でそそっかしいどこにでもいる少年を演じたシャイア・ラブーフ。もともとコメディアンでもある彼にぴったりの配役だった。カルーソー監督とのタッグでこちらも大ヒットした『ディスタービア』でも、隣家を覗く少年役だったが、本作では、謎の電話に翻弄され、国家の最重要指名手配犯として追われる、かなり大人っぽい役を好演している。

一方ミシェル・モナハンは、2006年のメガヒットシリーズ第3弾の『M:i:Ⅲ』でトム・クルーズの妻役を演じた女優だ。実際にも1児の母の彼女は、最愛の息子の命を守るためにレイチェルの役をたくましく演じている。

本作が怖いのは、携帯電話や防犯カメラといった日常のどこにでもあるテクノロジーを使って主人公の2人を監視しているところだ。都会の街中にいくらでもある大型スクリーンに我が子が大写しに映され脅迫されれば、母親ならどんな危険を犯しても我が子を守りたくなるだろう。本作は、そうした生活を便利にするテクノロジーが、いつでも、私たちを監視し、コントロールして、脅迫する手段になりえるということろにある。

『イーグル・アイ』は、観ていて、思わず周りを確認してしまう、そんな恐怖を感じるSFサスペンスだ。今夜、夜9時からNHKBSプレミアムシネマにて放送される。

NHKBSプレミアムシネマ
映画『イーグル・アイ』予告動画