ユ・スンホは羽のない天使?「リメンバー」パク・ソンウン、スンホにベタ惚れのインタビュー&写真紹介!予告動画

2016年12月21日13時05分ドラマ
(C)SBS

ユ・スンホ除隊後初の地上波ドラマとして話題沸騰となった「リメンバー~記憶の彼方へ~」DVD-SET1&SET2とレンタルVol.1~10が好評リリース中!2017年1月6日(金)には、レンタルVol.11~16がリリース!これを記念してDVDリリースを記念して、パク・ドンホ役のパク・ソンウンのインタビューが到着したので、写真と一緒にご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。

「リメンバー~記憶の彼方へ~」は、無実の父の濡れ衣を晴らすために奮闘する若き弁護士ソ・ジヌを演じたユ・スンホと、苦境に立つジヌを支える検事イ・イナを演じたパク・ミニョンの年下男子と年上女子の切なく爽やかな恋の行方にも注目!そして、ジヌの強敵となる最強の悪役を演じたナムグン・ミンや、ジヌと彼の父の人生に大きく関わるユニークな弁護士を演じたカリスマ俳優パク・ソンウンと、いずれも存在感あふれる俳優たちが華を添える!観る人の記憶に永遠に残る、衝撃の感動とヒューマン・ラブサスペンス!

パク・ソンウンは、刑事訴訟100%勝利の凄腕弁護士パク・ドンホ役を演じた。

●本作品への出演を決めた理由は?
僕は作品を選ぶときは、ストーリーはもちろん、うまく演じられそうで、僕が演じればもっと面白くすることができるだろうと思える作品を選ぶタイプです。「リメンバー~記憶の彼方へ~」(以下、「リメンバー」)は釜山国際映画祭からソウルに戻るKTXの中で、台本とシノプシスを読みました。内容に引き込まれて1、2話を1時間半で一気に読み、出演を決めました。また、映画「新世界」以降、強烈なキャラクターをたくさん演じてきたので、少し違う人物を演じてみたいと思いました。

●台本をはじめて読んだときはいかがでしたか。
他の作品とは差別化された、多様性ある台本だと思いました。慶尚道(キョンサンド)の方言を使うのも僕が挑戦してみたかった部分で、また、キャラクターが立体的なので気に入りました。単に笑うだけや、大きな事ばかり言う人物でもなく、自分なりに自分がこうあろうとすることだけをしようとしているのだけれども、周りがそうはさせないようにする状況がすべて魅力的でした。台本を読んで、すぐに監督とミーティングをしようと思いました。

リメンバー●映画で多くのファンから声援を受けていらっしゃいますが、久しぶりに地上波ドラマに出演されていかがですか。
ケーブルテレビのドラマは何作か出演しましたが、地上波は5年ぶりだったので、少しプレッシャーもありました。以前、地上波の作品もたくさん出演してきたのに、なぜなのか理由はわかりませんが(笑)。よい作品であれば、いつでも出演しようと思っていますし、今回はその機会がきて、うれしかったです。作品に対する自信もありましたが、視聴率や皆さんの反応など、色々な面で結果がよかったので満足しています。

●パク・ドンホのキャラクター作りのために特に研究されたことはありますか。
強く見える人物というのは基本設定なので……物腰が柔らかかったり、愛らしかったり、今まで見せていなかった部分もたくさんお見せしようと努力しました。歩き方や踊りのようなアドリブもたくさん表現して、台本にも書かれている内容のなかで、最大限に表現しようとしました。僕は、俳優として色々な役を演じてみたいんです。皆さんに様々な姿をお見せしたいので、今回のキャラクターについても“これ、どうやって表現しようかな?”というよりは、“一度やってみよう!”という思いが強かったです。僕はいつでも準備ができているから“僕だけのパク・ドンホで勝負してみよう”と考えました。

●裏切りと助力、コミックとカリスマを同時に備えているパク・ドンホを演じながら、楽しかった部分とつらかった部分を教えてください。
先ほども言ったように、パク・ドンホが本当に立体的な人物でよかったです。キャラクターにのめり込んで様々な面をお見せしようと努力しましたし、善と悪の中心を行き来しながら視聴者の皆さんを笑わせたり、泣かせたりして、痛快な人物にも作り上げられたようです。また、慶尚道の方言を使わなければならなかったのですが、不自然に思われないように、かなり頑張りました(笑)。方言を指導してくださる先生がいらっしゃったのですが、台本が出ると、ひと言ずつ録音してメッセンジャーで送ってくださり、それを聞きながら台本にアクセントとニュアンスを表記して、ほとんど楽譜レベルでしたよ(笑)。

●非常に派手な衣装が印象的でした。衣装を選ぶにあたって、パク・ソンウンさんの意見も反映されたのでしょうか。普段も派手な服を着られますか。
撮影に入る前に衣装の打ち合わせをしました。台本に“オールカラーの派手な衣装”と書かれていたので、スタイリストがオールホワイトの靴とスーツ、パープルのスーツ、ブルーのスーツ、オレンジのコートなど、これまで見たこともない衣装をすべて揃えていました。後で拍手までしましたよ。“大したもんだな”って(笑)。“こんなのどこで手に入れたんだ?”というほど、派手だったし、僕がまたスーツが似合う方なんですが、実際に着てみると本当によく似合っていました。僕自身も、まさか自分があんな色の服が似合うとは思っていなかったので、これを機会に両親に感謝しないと、と思っています(笑)。何でも似合う体格に生んでくれて。この作品では、普段はできないことを色々やってみられたのでよかったです。

●記憶に残るセリフやアドリブなどはありますか。
僕はアドリブを大っぴらにはやらず、気づかれないようにやるほうです(笑)。しかし、「リメンバー」では、はじめて大っぴらにやりました。ナム・イロ(ハン・ジニ扮)が国民に謝罪しながら挨拶をするシーンで、台本には“後ろでぽかんと見ている”とありました。でも、そこでパク・ドンホがガムを噛みながら挨拶をしたのはすべてアドリブでした。誰も予想しなかったことだったので、監督も喜ばれて、そのまま放送に使われていました。20年ほど演技をしてきたので、ある瞬間からアドリブにもノウハウができたようです。

●ユ・スンホさん、ナムグン・ミンさんとの絡みも話題になりました。お2人との演技はいかがでしたか。また、パク・ミニョンさんと言い争うシーンが多かったですが、彼女との共演はいかがでしたか。
僕の第一印象が強いので、はじめは皆怖がっていました。だから僕がまず気安そうに見えれば皆話もしやすいだろうから、寒いギャグなどをたくさん言う、変な癖ができてしまいました。僕は先輩方の目は気にしないのに、後輩たちの目は非常に気にします(笑)。ドラマや映画はチームプレーじゃないですか。「リメンバー」は、作品にふさわしく、お互いにアドバイスをして応援するチームでした。視聴者の方々が見てもチームの調和がよかったと感じられるとのことですので、それだけ視聴率も上がったのだと思います。

●久々にユ・スンホさんと共演されていかがでしたか。カッコいい俳優が勢ぞろいでしたが、撮影現場の雰囲気や面白かったエピソードはありますか。
スンホは羽のない天使です。頭の天辺から足の爪先まですべて、心臓にある血の一滴まで惚れました(笑)。大変な撮影スケジュールにも顔色ひとつ変えたことのないほど、演技に対する情熱に本当に感嘆しました。そして、スンホは僕が寒いギャグを言っても、ただ笑います。僕が、“面白くないのに笑ってるんだろう? 悪いと思って”というと、バレたか、といったようにまた笑うのですが、それほど周りに気を使うことを知っている素晴らしい人間です。本当に可愛くて、僕が毎日バッグハグをしたんですが、それでも笑いながらジッとしています(笑)。

リメンバー●法学部出身ということですが、専攻を活かして弁護士役を演じられました。いかがでしたか。
法学部出身というだけで、法廷に立ったことはありません(笑)。法律用語はそんなに目新しくはなく、ある程度は理解しますが、それでも大変でした。法廷のシーンに入ると、皆、本当に大変でした。他のキャラクターと口論するシーンはお互いがやり合う時間があるのでまだよかったです。しかし、僕がひとりで最終弁論をするシーンはA4用紙に3枚以上のセリフがある場合も多かったです。さらに、法廷のシーンでは大抵の人が登場するので、それらのキャラクターを皆、撮影しなければいけません。判事と証人、そして僕たち側の人々と傍聴席の人々のリアクションを撮るのは8~10時間かかることもありました。スンホは後で本人が“ソ・ジヌ”なのか、誰なのか区別がつかないと言っているほどでしたから(笑)。

●最近、愛らしいイメージで多くの人々に愛されていますね。
僕はもともと可愛らしい人間です(笑)。これまで愛らしい姿もたくさんお見せしましたが、演じたキャラクターがとても強烈だったので、皆さん、愛らしさを認識できなかったようです。イ・チャンミン監督も、はじめは僕をキャスティングされる過程で疑われていました。でも、制服を着た学生がきて“ジヌ~”っていってほしいと言い寄られたことがあるんですよ。映画「検事外伝」でも、思いのほか、僕のコミカルな部分が見受けられた、愛らしい、と観ていただけたようです。「リメンバー」の撮影があったので試写会のときに観覧できず、後日、映画館で観て出てきたときでした。後ろから20代の女性たちが“パク・ソンウン、本当にカワイイ”といっていたんです。それを聞いてうれしかったです。

●今後挑戦したいジャンルや役割がありますか。
父と息子の話で感動的な父性を扱った話などをやってみたいです。それから、コミカルな演技も。外から見れば普通なのに、何をやっても2%が不足しているハッタリ、人間味溢れるけれども笑いを誘う、そんなキャラクターを演じてみたいです。僕のロールモデルはロバート・デ・ニーロです。何十年もの間、本当に様々なキャラクターを演じる姿が素晴らしいです。人間パク・ソンウンはひとりですが、俳優パク・ソンウンは数十人、数百人でありたいんです。長い間、無名時代があって大変でしたが、今はできることが多いじゃないですか。与えられる役割、そして僕を探して役をくださること、一つひとつに感謝しながら、ベストを尽くそうと努力しています。

●最後に、日本のファンに「リメンバー」の見どころ、一番見てほしいシーンがありましたら紹介をお願いします。
最終回に納骨堂で嗚咽するシーンです。立体的なキャラクターなので、これまで感情を抑制しなければいけなかったけれども、そのシーンでは、感情を最後まで出し切りました。あの日、撮影現場に到着するとすぐに涙が出ました。衣装もメイクもしていなかったのに、撮影前から涙をこらえるのに大変でした。撮影に入って、ジヌの最初のセリフを聞くや否や、本当に滔々と泣きました。多くの視聴者の方々も泣かれたと聞きました。視聴者の方々に喜怒哀楽をもたらすのが俳優の役目ですが、僕に、またそれほどの没頭できる力をくれたこの作品に感謝しています。日本の視聴者の皆さんがどうご覧になるか、大変楽しみです。

「リメンバー~記憶の彼方へ~」
DVD-SET1&2、レンタルDVDVol.1~10 リリース中
2017年1月6日(金)レンタルDVD Vol.11~16 リリース
各¥19,000+税 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

DVD公式サイト
予告編
Instagram ID:Remember1102

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