23日（金・祝）2016年「全日本フィギュアスケート選手権」第2日は大阪・東和薬品ラクタブドームで行われ、男子ショートプログラム（SP）は、今季フランス杯5位の無良崇人が90.34点で首位、宇野昌磨が88.05点で2位、田中刑事が85.68点で3位、いよいよ今夜のフリーで日本一が決まる！24日（土）フジテレビ地上波にて午後6時30分から、女子ショートプログラム、男子フリーを放送！番組公式サイト「動画一覧」には現在開会式＆滑走順抽選会の様子が動画配信されている。

■男子ショートプログラム結果とコメント
自己ベストで暫定トップの無良崇人（洋菓子のヒロタ）は冒頭の4回転トゥーループ、その後のトリプルアクセルなどしっかりとジャンプを決め、この日一番の大歓声を浴びた。インタビューでは自己ベストを叩きだしながらも「完全じゃないトゥーループだったので、もう少し点を伸ばせたかな、という気持ちではありますが、すごく気持ちよく最後まで滑れた」と、反省も口にしたが、「ステップの始まる前に一瞬シーンとなるのがプレッシャーだなと感じながら滑っていたんですが、後半盛り上がっていただけたのですごいよかったと思います」と、応援してくれる観客への大人の配慮も見せていた。

一方、3人のなかで最初の滑走順となった宇野昌磨（中京大）は、冒頭の4回転フリップで着氷が乱れ、続く4回転トゥーループは転倒して連続ジャンプにできなかった。インタビューで高橋大輔にマイクを向けられると、「公式練習で失敗していたようなジャンプのまま本番も失敗してしまった。…失敗してもそこからがスタートだと言う切り替えがきっちりできなかった」と反省のコメントを残した。

最終グループでの滑走となった田中刑事（倉敷芸術科学大）は、4回転サルコーは着氷が乱れたがトリプルアクセルは成功し、ミスを最小限に抑え情感あふれるタンゴで観客を魅了した。インタビューでは「やっとほっとできました。（ステップでの大きな手拍子に）緊張と入り混じって自分の中では動きづらかったです」と戸惑いの言葉を口にしながらも、高橋大輔に後半の伸びを褒められると「ジャンプの失敗を最低限に出来たことで、ステップに感情を込めて滑ることができました」とコメント。

なお、優勝候補だった羽生結弦（ＡＮＡ）はインフルエンザで欠場している。

■女子シングル・ショートプログラム注目選手滑走順
宮原知子（関西大）が第4グループ20番目、樋口新葉（日本橋女学館）は同23番目、三原舞依（神戸ポーアイFSC）は第5グループ25番目、本田真凛（関西大学中）は同27番目、浅田真央（中京大）は最終滑走順。番組公式サイトで全滑走順が掲載されている。

本大会の激戦をナビゲートするのは、フィギュアスケート元世界王者の大ちゃんこと高橋大輔。今シーズンからナビゲーターに就任し、選手目線でナビゲーションしてくれる。男子解説は本田武史、女子は荒川静香が担当する。フィギュアファンにとってはこちらも見逃せない。

フジテレビでは、地上波放送、衛星波BS放送＋CS放送に加えて、SNS・インターネットメディアを加えた「4つのメディア（＝4M）」を駆使した中継・配信体制で臨む。

【フジテレビ地上波 放送日時】
12月24日（土）11時20分～11時45分「女子開幕＆男子決着！直前SP」
12月24日（土）18時30分～23時10分「女子ショートプログラム／男子フリー」
12月25日（日）19時～21時30分「女子フリー」

【BSフジ 放送日時】
12月30日（金）11時～11時55分「男子ショートプログラム　ハイライト」
12月30日（金）12時～15時55分「男子フリー」※全選手放送！
12月31日（土）11時～11時55分「女子ショートプログラム　ハイライト」
12月31日（土）12時～15時55分「女子フリー」※全選手放送！

【CSフジテレビONE 放送日時】
12月26日（月）12時～14時「男子ショートプログラム」
12月27日（火）12時～14時「女子ショートプログラム」
12月28日（水）12時～14時「男子フリー」
12月29日（木）11時30分～14時「女子フリー・ペア・アイスダンス」

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