日テレ1/11篠原涼子衝撃の一人二役!篠原の娘時代は鈴木梨央が熱演!SPドラマ「愛を乞う人」予告動画

2017年01月10日12時00分ドラマ
出典:読売テレビ・日本テレビ

篠原涼子が7年半ぶりにSPドラマ主演!日本アカデミー賞を総ナメしたあの名作をSPドラマ化!子の愛し方を知らない母親と、母親の愛を知らずに育った娘の壮絶な半世紀を描く問題作!鈴木梨央、広瀬アリスも出演!日本テレビ1月11日(水)夜9時よりスペシャルドラマ「愛を乞う人」を放送!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

■原作は著者の実体験をもとに描かれた小説
原作は作家でエッセイストの下田治美(2011年没)が書いた私小説『愛を乞う人』(角川書店)。今でこそ、親による育児放棄、暴力など取り糺されるようになったが、本書が単行本(情報センター出版局)で刊行された1992年は今ほど大きく報道されるようなことはなかった。

そもそも、本書が書かれた当初、どこの出版社も見向きもせず話題にすらならなかった。ところがその衝撃的な内容もあってか刊行後に話題となり、後に大手出版社角川書店(現KADOKAWA)より文庫化され、さらに1998年には原田美枝子主演で映画化もされた。

■映画版は日本アカデミー賞総ナメ
1998年、平山秀幸監督がメガホンを取り映画化された『愛を乞う人』。再婚を繰り返し、子どもたちの育児放棄、暴力と相当酷い人生を送った母・豐子の生涯を、成長し自らも親となった娘・照恵が母の人生を振り返る…という物語。

本作は第21回モントリオール世界映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。第22回日本アカデミー賞では最優秀作品賞/最優秀監督賞(平山秀幸)/最優秀脚本小(鄭義信)/最優秀主演女優賞(原田美枝子))/最優秀美術賞/最優秀撮影賞/最優秀編集賞/最優秀照明賞を受賞した。

主演の原田美枝子は本作で日本アカデミー賞のほか、第49回ブルーリボン賞、第23回報知映画賞、第53回毎日映画コンクール、第11回日刊スポーツ映画大賞、第20回ヨコハマ映画祭等で主演女優賞を受賞。まさにこの年の「顔」となる作品となった。

あれから19年の歳月が流れ、2017年1月11日、篠原涼子主演でスペシャルドラマ化された「愛を乞う人」。私生活では俳優・市村正親との間に2児をもうけ、公私共々順風満帆な篠原涼子だが、ドラマでは子どもを愛せず、暴力をふってしまう母親と、成長後の娘の一人二役に挑戦している。極めて対称的なキャラクターを演じ分けることは、さぞ困難を極めたであろう。人気、実力ともにトップをゆく篠原涼子が、どのような親子の愛憎劇を演じるのか、注目したい。

■主人公の幼少期を演じるのは天才子役・鈴木梨央
幼少期の照恵を演じるのは、NHK朝ドラ「あさが来た」(2015)や英作家カズオイシグロの衝撃作のドラマ化「わたしを離さないで」(2016TBS)、TVCMに引っ張りだこの人気子役・鈴木梨央。篠原涼子相手に大人顔負けの演技を披露している。

■あらすじ
幼いころ、母親から虐待を受け心に傷を負った照恵(篠原涼子)は、夫・山岡祐司(平山浩行)を早くに亡くし、一人娘・深草(広瀬アリス)を育てるシングルマザー。ある日、幼いころ生き別れになった弟・武則(ムロツヨシ)が逮捕されたことで再会を果たす照恵。それをきっかけに亡き父・陳文英(上川隆也)の弔い遺骨を探しに台湾へ行くのだが…。

日本テレビ1月11日(水)夜9時よりスペシャルドラマ「愛を乞う人」を放送。原作は下田治美著『愛を乞う人』(角川文庫)。出演:篠原涼子/広瀬アリス/鈴木梨央/杉本哲太/ムロツヨシ/平山浩行/寺島進/豊原功補/木村多江/上川隆也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@aikou20170111」。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

日本テレビ スペシャルドラマ 「愛を乞う人」番組公式サイト

【2017冬ドラマ】