金曜ロードSHOW!、3週連続ジブリ!1/13『風の谷のナウシカ』ノーカット放送、予告動画

2017年01月12日18時39分アニメ
出典:日本テレビ番組公式サイト

日本テレビ「金曜ロードSHOW!」では、3週連続ジブリ作品を放送!明日1月13日は、1984年公開のジブリアニメ映画『風の谷のナウシカ』をノーカットで放送!30年以上たっても色あせない名作は、現代文明への風刺を込めた宮崎アニメの傑作!思わず作品と一緒に呟きたくなる名言も満載!番組サイトで予告動画を公開している。
第2弾は20日『千と千尋の神隠し』、27日は『耳をすませば』を放送する。

『風の谷のナウシカ』は、長編アニメーションからの引退宣言をした宮崎駿監督と高畑勲監督がコンビを組んだアニメ史に残る不朽の名作。スタジオジブリの母体となったトップクラフトが制作したこの作品は、宮崎アニメの中でも今尚高い人気を誇り若い世代にも受け継がれている。物語、キャラクター、背景、音楽に至るまで、宮崎監督の魅力がぎっしり詰まった作品。ジブリファンならずとも、ぜひとも押さえておきたい一作だ。

物語の舞台は、大戦争によって文明社会が滅びてから1000年後の世界。人類の住む大地は猛毒を放つ「腐海」に覆われていたが、そこに腐海の生き物とも心を通わせる優しい少女・ナウシカが風の谷に住んでいた。ある時、風の谷に大国・トルメキアの輸送機が墜落したことからナウシカの生活は一変する。かつて世界を滅ぼす元凶となった巨神兵の卵が見つかり、ナウシカはトルメキア軍の捕虜にされてしまう。人類が再び過ちを選ぼうとする危機にナウシカは立ち向かう。

公開当時この作品はアニメの概念を越えて高い評価を受け、日本のみならず海外でも複数の映画賞を受賞した。その後もVHSやDVD、Blu-rayが発売される度にオリコンランキングの1位を獲得するほどの支持を得ている。人と自然の共生がテーマの根底にあることから時代を経てなお多くの共感を呼び、近年では2005年のドイツを皮切りにフランス、トルコ、ロシア、エストニア、フィンランドなどでも上映が相次ぎその魅力は世界的に伝播している。

また、『新世紀エヴァンゲリオン』で一躍名を馳せた庵野監督は、『風の谷のナウシカ』の原画スタッフとして参加していた事も知られている。この時の縁がきっかけで宮崎監督の許可を得て、本作に登場している巨神兵を主人公にした特撮スピンオフ短編映画『巨神兵東京に現わる 』が制作された。
日本アニメ映画を語る上で外せない大作を家族揃って楽しまれては?

■あらすじ
「火の七日間」と呼ばれる大戦争から1000年。人類は、有毒な「瘴気」を吐き出す木々が生い茂る「腐海」とそこに棲む「蟲」たちにおびえながら暮らしていた。「腐海」のほとりにある「風の谷」は、平和な小国。しかしある夜、軍事大国・トルメキアの巨大船が谷に墜落。船に囚われていた工房都市国家・ペジテの王女・ラステル(冨永みーな)は、救出に向かった風の谷の姫・ナウシカ(島本須美)に「積み荷を燃やして」と言い遺してこの世を去った。
「積み荷」とは、「火の七日間」で使われた人型兵器「巨神兵」。ペジテの地下深くで発見された最凶の兵器をトルメキアが略奪、運搬の途中で船が墜落してしまったのだ。程なくして、トルメキア軍が巨神兵を追って風の谷にやってくるが…。

『風の谷のナウシカ』は1月13日(金)よる9時~11時24分まで放送。

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