まだちょっと麻痺はあるけど元気です!『ママ、ごはんまだ』河合美智子奇跡の復帰コメント紹介!予告動画

2017年01月13日11時31分映画

歌手一青窈の姉・一青妙のエッセイ『私の箱子』『ママ、ごはんまだ?』(共に講談社刊)を基に映画化した日本・台湾合作映画『ママ、ごはんまだ?』が2月11日(土)に公開されるが、本作出演の女優・河合美智子が映画完成直後に脳出血で右半身麻痺となったが、映画公開に向けて、奇跡の復帰を果たした!本人からのコメントが到着したのでご紹介、劇場予告動画は公式サイトで公開されている。

映画は、料理を通じて見えてくる、母から娘たちへの愛、そして家族の絆。一青妙によるエッセイ「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」(講談社刊)を基に、心温まるヒューマンドラマ。
河合は劇中、一青妙と窈姉妹の母役を演じた。ところが、本作完成直後、脳出血で救急搬送、発見が早かったため一命は取り留めたが、右半身麻痺となり、入院生活を余儀なくされた。病院からは長期の入院を告げられ、正直どこまで回復するか明言出来ないと言われていた為、一時は舞台挨拶を断念しかけるも、その後の治療とリハビリのおかげで驚異の回復力を見せ、初日に間に合う模様。
思い入れのあった自身の出演作に、一人でも多くの方にご覧いただきたいとの思いで、今回の奇跡ともいうべき復帰となった。
本人からは以下のようなコメントを寄せている。

<河合美智子さんコメント>
脳出血で右半身麻痺と書くと物凄いインパクトですよね(笑)ま、一応、発症当日は言語障害もありましたし、右手も右足も全く動かず、丸太が生えてるような感覚でしたので、私も薄々は気づいていましたよ・・・どえらいことが起きてしまったんだろうと・・・!でも最初に考えたことといえば「ま、起きてしまったことはしょうがないか・・・。はっ!それより映画の初日にはどうなってるんだろう?・・・え?!まさか先行ロードショーの金沢に行けないのではないだろうか?そうなると寒ブリにありつけない!」ということでした。そんな私も出ている映画、とにかく美味しそうで、なかなか面白い作品です。ぜひ劇場でご覧ください。まだちょっと麻痺はあるけど、私は元気です。

時を超え愛を届けてくれたのは、母が遺した料理のレシピ。台湾人の父と日本人の母、可愛い妹と共に、家族4人で暮らした懐かしい記憶が、金沢。台湾、東京を結ぶぬくもりの味と共に甦る。
優しい映画と共に、女優・河合美智子さんの完全復帰を願いたい。

mamagohan■あらすじ
家族で暮らした懐かしい東京の家を取り壊す時に見つかった、赤い木箱。古い手紙の束と一緒に入っていたのは、20年前に亡くなった母の台湾料理のレシピ帳。一青妙の脳裏に、いつも料理をしていた母の姿が浮かぶ…。
台湾人の父と日本人の母・かづ枝とともに、幼少期を台湾で過ごした妙。慣れない環境で苦労もあったはずなのに、記憶の中のかづ枝は、言葉も台湾料理もお手の物の、明るく逞しい母だ。やがて妹・窈が生まれ、一家は東京へ移り住む。だが時を経ずして、優しい父を亡くす。どんなに辛い時でも、かづ枝は日々、料理をし、娘たちは、その料理を愛した。大学生になった妙が隠し事をした時も、その心を戻したのは、母が黙って差し出すお粥だった。かづ枝の料理は、家族の絆を強め、そして周囲の人々をも幸せな気持ちにした。だが間もなく、かづ枝は病に倒れ、亡くなってしまう。妙と窈を悲しみから救ってくれたのもまた、冷凍庫に残されていた母の味…。あれから20年が過ぎた今、姉妹は、一青家ゆかりの地、中能登町にあるかづ枝の墓前で、母の小さな秘密を知る。妙は、ある思いに駆り立てられ、台湾へ向かう。果たして、母がレシピに込めた想いとは?

■作品紹介
出演:木南晴夏 呉朋奉 藤本泉 甲本雅裕 仁科貴 今拓哉 広澤草 一青妙 春風亭昇太 河合美智子
企画協力:一青妙 監督・脚本:白羽弥仁 原作:一青妙「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」(講談社刊) 
主題歌:一青窈「空音(そらね)」
制作・配給:アイエス・フィールド    2016年/日本・台湾/カラー/117分/5.1ch/ビスタサイズ/G
©一青妙/講談社 ©2016「ママ、ごはんまだ?」製作委員会 

映画『ママ、ごはんまだ?』公式サイト