大河ドラマ「おんな城主　直虎」第2話も急展開！父・直満（宇梶剛士）が謀反の疑いをかけられたことで、亀之丞（藤本哉汰）は今川の追手に命を狙われていた！そんな中、おとわと鶴丸に縁談の話が持ち上がり…!?初回のネタバレあらすじと第2話のあらすじをご紹介！大河ドラマ「おんな城主　直虎」第2話は1月15日（日）夜8時からNHK総合、BSプレミアムでは夜6時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

現代の少女漫画にも通ずる男2人、女1人の幼馴染関係。ただ、その関係に親の影響で上下が出てくるのがその時代の辛い所であった。
新たに始まった大河ドラマ「おんな城主　直虎」。視聴率はNHK総合で16.9％、BSプレミアムで4.3％とまずまずの滑り出し。ナビコンの2倍楽しむのコーナーでも紹介した通り、子役の演技が良かったことや、初回から急展開だったことなどから視聴者の評判も好印象。さらに、今川義元を演じる春風亭昇太にも話題が集まった。夕方5時半から笑点を楽しんだ後、BSプレミアムで大河を見た人から“この変化っぷりはすごい”と彼の雰囲気の変わりように驚く声も挙がっていた。

子供時代の関係を丁寧に描くことで、その先の物語も重厚になるのだろう。第2話もまだまだ子供時代。少しずつ変わる3人の関係性も見ながら楽しみたい。

大河■前回・第1話あらすじ
美しい自然の中、はしゃぎまわる小さな3人の子どもがいた。ひときわやんちゃなのは唯一の女の子。後に、井伊家存続の危機を救う城主・直虎となる“とわ（新井美羽）”である。
鬼役をするのは鶴丸（小林颯）。追い詰められたとわを助けようと必死で鶴丸の気をひこうとするのは亀之丞（藤本哉汰）である。
亀之丞の必死のフォローも実らず、ついに崖っぷち。崖は滝のようになっており、その下には流れの早い川。そこで、追い詰められたとわはなんとその川に飛び込んでしまうのだった。

この3人がいるのは井伊谷。古くから井伊家が収める土地である。近年は駿河に今川家がやってきたため、井伊家は今川家の統治下に入っているものの、この土地では井伊こそが本家だと、井伊家の面々は考えていたことだろう。
現在の井伊家当主は直盛（杉本哲太）。妻には今川方の重鎮の妹・千賀（財前直見）をもらっていたが、2人は仲睦まじく、周囲が羨むおしどり夫婦であった。そんな2人の愛を一身に受け、少々おてんばに育ったのがとわである。

直盛は愛する一人娘が川に飛び込んだことなど知らず、井伊家の重鎮たちと共にとある一室に集まっていた。
直盛と千賀の仲は良かったのだが、男児に恵まれなかった。そこで、その部屋では、直盛の後継者を決める会議が行われていたのだ。
今川びいきである鶴丸の父・小野政直（吹越満）は今川家の家臣から養子をもらうべきだ、というが、亀之丞の父で、直盛の叔父にあたる直満（宇梶剛士）はそれを認めず、“亀之丞がおとわと婚姻すればいい”と提言する。他の重鎮たちも亀之丞を婿養子とする案に賛成し、あれよあれよとおとわと亀之丞二人が婚姻することが決定。政直は、今川びいきであるために、他の井伊家重鎮からいまいち信任を得られていないのである。

川からなんとか生還したとわは、乳母のたけに叱られながら屋敷に戻る。が、そこで野掛けに出ようとする父・直盛の姿を見つけると、一目散に自分の馬をひいてきて駆け出すのだった。
活発で明朗な娘の姿に直盛は思わず“わしの跡を、いっそ、おとわが継ぐか”とつぶやく。するとおとわは“そのつもりでおりますが”とキョトン顔。そんなおとわに直盛はどこか吹っ切れたように笑うのだった。
帰路、おとわの馬に誰かが餌を与えたようだ。一体誰がこんなことを…。

その後、とわは龍沖寺へ向かう。そこで亀之丞、鶴丸と3人で文武を学んでいるのだ。井伊家の始まりの伝説を聞き、三人で話していると、突然亀之丞がしゃがみこんでしまう。体の弱い亀之丞の身を案じて鶴丸は彼をおぶり、とわと共に直満の元へと急ぐ。
すると、そこで直満は亀之丞ととわが夫婦約束をすることになったと告げる。皆驚き、特にとわは急いで自宅へと帰り、父・直盛に“わしの跡を継ぐか？”と聞いたのは嘘だったのか、と詰め寄る。とわは本気で井伊家の跡を継ぐつもりだったのだ。
タジタジの直盛に代わり、千賀がピシャリと“女一人で家が継げるわけがないでしょう。それに、もし仮にでもあなたが領主になったとしても誰かと夫婦になるではないか”と。
すると、とわは亀之丞のことを思い返し、妻として国を支えるのも良いかもしれない、と思うのだった。

直満は次期当主の父親として今川の元へ行くことになる。亀之丞に“とわへのお土産は何がいいだろうか”と話し、必ず何か“良いもの”を買ってくると言い残して井伊谷を去るのだった。

一方、とわは龍潭寺で何渓に聞いた“竜宮小僧”に夢中である。それは、いつの間にか手助けをしてくれる伝説の小僧で、とわの身の回りで起きる不思議な事は、きっとその小僧の仕業だと考えたのだ。
亀之丞と鶴丸を従えて竜宮小僧探しに繰り出すのももう何度目か。いよいよ体の弱い亀之丞の顔色が悪くなった頃、鶴丸が“もうやめよう”と言い出す。“とわは姫だから、とわの言うことに周りは逆らえない。そういうことを少しは考えろ”と言う。3人の間に気まずい空気が流れる。すると、突然、亀之丞が横笛を吹き出す。見事な美しい音色に皆が言い争いを忘れて聞き入ってしまうのだった。

また三人仲良く森の中を散策していると、血まみれの死体を発見してしまう。急いで龍潭寺の南渓とその場に居た直盛をその死体の元へと案内する。
死体をよく見てみると、先日、屋敷に来ていたもののようだ、と亀之丞が言う。その言葉を聞いた直盛と何渓は慌てたように先に戻っていってしまうのだった。

ただならぬ事態が起きていることを察した3人。急ぎ戻ると、そこでは、"直満が駿府で命を落とした”という知らせが待っていた。
直満は今川に謀反を企てようとしていた。その密書を何者かが奪い、今川に届けたのだろう。その際、屋敷に来ていたものは命を落とした。

今川はさらなる要求をしていた。それは、“次期当主の首を差し出すこと”。直盛はその指示に反し、こっそり亀之丞を逃してしまう。もちろん、今川には内緒で。
それを聞いたとわは龍潭寺で亀之丞の無事を願い続けるのであった…。

■第2話「崖っぷちの姫」あらすじ
謀反の罪を企てたとして殺害された直満（宇梶剛士）。その息子である亀之丞（藤本哉汰）は、今川の追手によって探されていた。
なんとか亀之丞を逃がすため、おとわ（新井美羽）はある秘策を思いつく。おとわの命がけの策が功を奏し、亀之丞は無事信州へと落ち延びるのだった。
井伊直満（宇梶剛士）が謀反の疑いで殺されたことにより、以前から直満と対立していた小野政直（吹越満）が今川家の目付として井伊家中の実権を握ろうとする。政直は息子の鶴丸（小林颯）とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策するが…。

大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、毎週日曜［総合］後8:00～ ／［BSプレミアム］後6:00～ 放送。Twitterアカウントは「@nhk_naotora」、インスタグラムアカウントは「@nhk_naotora」。

◇大河ドラマ「おんな城主 直虎」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド「おんな城主 直虎」視聴ページ

【2017冬ドラマ】　【「おんな城主 直虎」を2倍楽しむ】　【その他の大河】