検死官の活躍を描く内野聖陽主演人気連ドラの映画版『臨場 劇場版』15日放送!予告動画

2017年01月14日21時00分映画
©テレビ朝日

物言わぬ“死者の声”を聞く検視官の活躍を描く内野聖陽主演の連続ドラマが多くのファンからの要望に応えて、2012年映画化された『臨場 劇場版』(2012)が、明日1月15日テレビ朝日「日曜洋画劇場」(夜9時~)放送!予告動画が番組公式サイトで公開されている。

「臨場」は、「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られるベストセラー作家・横山秀夫の小説が原作で、主演に内野聖陽、2009年の春ドラマとしてスタートし、その後2010年にも放送され、大ヒットドラマ。明日放送される『臨場 劇場版』は、全国254スクリーンで公開され、2012年6月30日、7月1日の初日2日間で興収1億4,553万7,900円、動員13万4,909人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位の大ヒットとなった。

並外れた観察力と洞察力で難事件を解決してきた検視官・倉石義男(内野聖陽)が、2年前の事件の関係者を狙った連続殺人事件の真相を追い求めていく。
「まだ、根こそぎ拾えてねぇ。想いを拾い尽くさない限り、終われない」をキャッチフレーズに、ドラマと同じ内野聖陽が主人公の倉石検視官役を演じ、他にも松下由樹や渡辺大らドラマでおなじみのレギューラー陣が死体に隠された真実に挑む。監督は『探偵はBARにいる』の橋本一。映画のイメージソングは、スキマスイッチの「ラストシーン」。

当時、内野は本作で印象に残った撮影を「雨降らしのシーン」と答えた。撮影は真冬の2月。雨のシーンは、夜明け直前の寒い時間帯での撮影となった。雨が氷水のようだったそうで、「あと3秒雨に打たれ続けたら、俺は生きていられるか?いや、ここでは死ねない」と思ったほどだったと。その壮絶な雨のシーンが何処で見られるのか、明日の放送で確認されたい。

■ストーリー
2010年冬、都内で無差別通り魔事件が発生。死者4名、重軽傷者15名にも及ぶ凄惨な事件だったが、現行犯逮捕された波多野(柄本佑)は精神鑑定の結果、心神喪失とされ無罪、被害者遺族たちは、行き場のない思いにかられる。
事件から2年後。弁護士の高村、精神科医の加古川が相次いで殺害される。警視庁刑事部鑑識課検視官の倉石(内野聖陽)と部下の留美(松下由樹)、永嶋(平山浩行)は、2つの事件で検視作業のために臨場。倉石は遺体の状況から、同一犯の犯行の可能性があると考える。
被害者の2人は2年前の通り魔事件で波多野を無罪に導いた人物。警視庁捜査一課の管理官・立原(高嶋政伸)も、倉石同様、2つの事件が同一犯によるものではないか、と考える。捜査本部では、被害者遺族の犯行と決めつけ、捜査員たちに指示を与える。
しかし、倉石は違った。倉石が遺族の犯行に疑問を抱く理由とは、いったい…!?
通り魔事件で娘を殺害された直子(若村麻由美)が、波多野の措置入院先の病院に包丁を持って潜入、身柄を確保された。高村、加古川殺害の容疑者となった直子は、仲根の執拗な取り調べを受けることになってしまう。
一方、立原は高村と加古川が関わった、通り魔事件とは別の8年前の事件に着目する。
そんななか、「鑑識の人間が捜査に口を挟む権利はない」と言われようと、真実を究明しようと独自の捜査を続ける倉石。果たして倉石は、死者の声を拾い尽くすことができるのか?

主演の内野聖陽をはじめ、『ナースのお仕事』シリーズの松下由樹らレギュラーメンバーの安定感ある演技に加えて、多くの作品に出演してきた段田安則や若村麻由美といった実力派の迫真の演技、そして謎解きだけでなく、犯罪の加害者と被害者の胸中に深く迫ったドラマ部分で観る者を魅了する『臨場 劇場版』は、明日15日(日)テレビ朝日にて夜9時からの「日曜洋画劇場」にて放送!予告動画は番組サイトで視聴できる。

テレ朝「日曜洋画劇場」