8日「相棒15」SP後編の衝撃ラストが『劇場版Ⅳ』へ因縁を!?第14話予告動画と13話(前編)詳細あらすじ

2017年02月07日12時30分ドラマ
©テレビ朝日

いよいよ明日7日放送の「相棒15」スペシャル後編(第14話)の衝撃のラストが『劇場版Ⅳ』に関連する因縁をもたらすことに!立てこもり犯が要求した女性は一体何者なのか? 尊や米沢の力を借りて真実を追う右京と亘、事件はやがて予想を超えた緊急事態へと発展!不可解な立てこもり事件の背景に権力者たちの陰が…!?第14話(SP後編)のあらすじと前編(13話)の詳しいあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。

劇場につながるエピソードということで注目が集まったSP「声なき者」の2月1日放送の前篇「籠城」は、視聴率も1.3ポイントアップの14.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、劇場版への期待の大きさが見て取れた。
前編「声なき者~籠城」の舞台は現在から1年前へ。亘(反町)がまだ法務省から出向中の同居人という立場だ。亘と右京(水谷)のちょっぴりぎこちない関係や捜査一課の伊丹(川原和久)たちの亘への慇懃無礼な態度が今では懐かしい。

また、久々の神戸尊役の及川光博や鑑識の米沢こと六角精児の登場もありファンを喜ばした。特に、亘が逃走中の犯人の携帯番号を米沢から聞きだしたおかげで、米沢が大きなペナルティーを負ったというエピソード。鑑識から警察学校に異動になったと匂わせる一幕に人気キャラの突然のフェードアウトの理由づけもされた。

■前回(第13話)事件おさらい
亘(反町隆史)はKという人物から「君には借りができた」というメール受信。メールの相手は神戸尊(及川光博)だが、亘はそれを右京には伝えなかった。亘と尊は今から1年前に同じ事件に関わっていた。

1年前…2016年2月。尊は大河内主席監察官からの頼みで、聡美という女性と会うことになっていたがすっぽかされる。大河内には聡美の母親から、聡美に関する依頼は忘れてほしいとの電話が入った。

その後、住宅街の一角で若い男が頭から血を流して倒れているのを女子高生たちが発見。男は救急車で搬送され警ら中のパトカーによって犯人が追跡された。犯人は車で逃走した司法浪人の真渕(三浦英)、被害者は20代の男性で身元は不明。
馬渕がスマホを捨てなかったことから潜伏先が絞られ、右京(水谷豊)の推理と亘の機転で、66歳の女性が1人暮らししている小さな町工場の2階に立てこもっていると判明。真渕はメールでのやり取りには対応していたが、警察では犯人を刺激しないためにテレビカメラを遠ざけるよう対策を取った。
その後、捜査本部は真渕から「吉井聡美(及川莉乃)という女性を連れてくれば、人質は解放する」とのメールを受信。しかし聡美は3週間前に死亡していた。警察は犯人を刺激しないよう、亡くなっていることを伏せて説得を続けることに。

その頃、タイミングのよすぎたパトカーの登場や、犯人が位置情報がバレるスマホを処分しなかったこと、そして被害者の身元を証明する品が何もなかったことなどを不審に思った右京と亘は独自捜査を開始。
交番での聞き込みで事件直前に若い男が女児に声を掛けているという不審者情報を入手。また、真渕の自宅からカーズというクラウドソーシング社から高額な報酬で法律に絡んだ仕事を請け負っているらしいと推察。だが、カーズから詳細は聞き出せなかった。

一方、大河内は尊を呼び出し、籠城事件を起こしている真渕が例の聡美を呼べと言っていることを伝えた。尊は聡美の交友関係の中に真渕がいないとこれを不審がり、特命係が独自捜査をしていると聞き、法務省から出向している亘に興味を持った。

立てこもり現場では膠着状態が続く中、近隣住人が現場のカーテンの隙間から室内の少女の姿を盗撮。これがネットに流出。右京たちもkの映像を手元に地域の小学校での聞き込み。拉致された女児が新堂あかりらしいと分かった。さっそく少女の家に向かうも家はもぬけの殻。ここにはパートで働く母・新堂りょうこと定時制高校3年の兄・司(田中偉登)の3人で暮らしだと判明。亘は郵便受けから1通の封筒を見つけたが、なぜかこれを内ポケットにしまい右京には黙っていた。右京たちは、状況からりょうこは何者かの連絡で身の回りの物をまとめて家を後にしたと推理。さらに、被害者の傷の部位から被害者が真渕で籠城している犯人はあかりの兄・司と見抜き、消防隊員の証言からこれを確信。

その頃、捜査本部でも真渕があかりに声をかけた不審者で、略取誘拐犯と断定していた。右京はろう城しているのは司だと訴えるが、内村刑事部長は耳を貸さない。

籠城しているのは右京の見立て通り司だった。真渕のスマホに「仕事の納期は今夜だぞ。何をしてるんだ」というメールが着信。「さっきの質問に答えろ。そうすれば納期を守る」と返信する司。

特命係。右京たちは司が何らかの目的のために真渕のスマホを奪い、彼になりすましていると推察。そして被害者の身元が割れるまでの短い時間に、この目的を達成しようとしているとも。そこに尊から右京に連絡が入った。そして亘は単独で捜査を始める。

すでに籠城して12時間が経過。被害者たちの疲労を心配する警察ではついに特殊部隊による突入を決定。その頃、あかりは過去の恐ろしい思い出がよみがえり恐怖におびえていた。いっぽう、家をとびだしたりょうこはひたすら息子・司からの連絡を待っていた。

■第14話「声なき者~突入」後編あらすじ
膠着状態に陥る中、右京は尊(及川)から情報で、吉井聡美(及川莉乃)の死因は自殺の可能性が高いのだが、なぜかその前の2か月余り幼い息子と姿を消していた時期があると知る。
いっぽう、亘は新堂司(田中偉登)の父・誠(永野典勝)は法務省矯正局のホープだが、家族に暴力をふるっていた疑いがあり、家族と別居中であることが判明。さらに、誠が女性蔑視の思想を持つ団体の会員で、その団体には、警察庁長官官房総務課長の山崎(菅原大吉)ら省庁の重役も名を連ねていると分かる。
司は、誠から逃げるためにシェルターに身を寄せていた母と妹を通じて、同じくDVから逃れようとしていた聡美と知り合ったのではないか?しかし、だとしたらなぜ司は真渕(三浦英)に重傷を負わせ、人質を取って立てこもりなどしているのか…!?

そんな中、渕のパソコンを調べていた米沢(六角)から報告を受けた右京は、真渕になりすまして立てこもりを続ける司の真の目的を察知。人質を含め全員を無傷で確保しようと動き出すが…。

「相棒season15」は、テレビ朝日にて毎週水曜日よる9時から放送。主演は水谷豊、共演は反町隆史、仲間由紀恵、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、神保悟志、片桐竜次、小野了、榎木孝明、大杉漣、石坂浩二 他。
Twitterアカウントは「@AibouNow」。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日「相棒15」番組公式サイト

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