「視覚探偵 日暮旅人」第4話で旅人、雪路、灯衣の過去が明らかに!3人が一緒に居る理由とは?予告動画と3話詳細あらすじ

2017年02月11日15時00分ドラマ
©日本テレビ

日曜ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」第4話で旅人の過去、そして雪路、灯衣に隠された謎が明らかに!!雪路(濱田岳)の兄から父親の死に何らかの関係があると思われる手帳を手に入れた旅人(松坂桃李)は一人、ある計画を遂行していた!そんな中、陽子(多部未華子)の先輩・智子(木南晴夏)が行方不明になってしまい…!?「視覚探偵 日暮旅人」第4話は2月12日(日)夜10時30分から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

雪路の、そして旅人の過去が少しずつ明らかになっていくドラマ「視覚探偵 日暮旅人」。ますます見ごたえが増す一方で切なさも増していく。
旅人と雪路、そして灯衣が一緒に暮らしている理由とは?旅人がやたら陽子にだけ興味を示すのはなぜ。そして、陽子が旅人のことをあまり覚えていない真相は…。

誘拐された過去、信頼を寄せているように見えた仲間はもしかしたら敵の息子かもしれない、さらにヒロインは誘拐時に同じ保育園にいた、自分のことを忘れていた女性。
それだけ見れば深い闇に彩られた暗いドラマにもなりそうなのだが、そうはしないのがドラマの演出家・堤幸彦の凄いところ。

堤幸彦と言えば、仲間由紀恵と阿部寛のコンビで大ヒットした「TRICK」シリーズ、戸田恵梨香、加瀬亮の「SPEC」シリーズ等で知られるミステリーの名手。
彼の手掛けたこれらの作品と言えばどちらも“ちょっと切ない”がキーワードと言えるのではないだろうか。
コメディ要素の強い「TRICK」も、それぞれのストーリーは切ない結末のものが多く、さらに、仲間が演じた主人公の山田奈緒子の葛藤もシリーズを通して描かれている。
その葛藤の部分をさらに大きくしたのが「SPEC」と言えるかもしれない。堤にとっての代表作の一つでもある「ケイゾク」の世界観をそのまま引き継がれた本作は戸田恵梨香演じる当麻と加瀬亮演じる瀬文が“SPEC”と呼ばれる特殊能力を巡り、犯人たちと繰り広げる戦いを描いた物語。
どちらも若者を中心に圧倒的な支持を受け、シリーズ完結した今なお愛され続けている物語である。
独特の世界観の中でも温かさを失わない堤の演出が多くの若者の心を打つのであろう。

では今回、堤は音、匂い、痛み、温度さえ無い旅人の世界をどう描くのか。もうすでに、その世界観にドはまりしている視聴者もいるが、さらにその層を広げていけるか、今後の物語、堤による色付け方が楽しみである。

■第3話 ストーリー
雪路(濱田岳)は旅人(松坂桃李)が誘拐事件の犯人に対し“殺す価値もない”と言い、冷たい目をしていたことを思い出していた。旅人の過去に何があったのか、雪路にもわからないことが多いのだ。
そんな中、旅人の探偵事務所に2日後に結婚式を控えた依頼人・川辺健也(福田悠太)が、結婚相手の愛歌(国仲涼子)が最近塞ぎ込んでいる原因を探してほしいとやってくる。有名政治家である父・照之(伊武雅刀)から満足な愛情を得られなかった雪路にとって腹違いの兄・勝彦(眞島秀和)と当時その兄の恋人だった愛歌は雪路にとって両親代わり。そんな兄は自殺していた。それが自分の選挙のことしか考えない父親のプレッシャーのせいだったと考え、実家を嫌悪する雪路は依頼を断ろうとするのだが、何故か雪路家に並々ならぬ興味を抱く旅人が無理やり依頼を引き受けてしまう。

超豪華な雪路邸で愛歌に再会した雪路は、愛歌に「2週間前に届いた送り主不明のウェディングベアが、死んだはずの勝彦からの物ではないかと思っている」と打ち明けられる。もし、自殺なんてなくて、本当は生きているなら、何故、自分の前から去ってしまったのか。それを考えてふさぎ込んでいたのだ。
旅人の説得もあり、そのウェディングベアの送り主を探しに行くことになった雪路と愛歌。結婚式当日、始発に飛び乗ってぬいぐるみの製造販売元のある港町へ向かう。

そこで旅人の目を使い、何とか兄・勝彦に再会した雪路。勝彦は田舎町で家族を作り、幸せに暮らしていたのだ。勝彦は雪路と愛歌に“連絡せずに申し訳なかった”と謝った上で“もう会いに来ないでほしい”という。そんな勝彦の思いは本当なのか、本当に幸せなのかを知りたい、という雪路に、旅人は目を使って勝彦の感情を視ることに。
勝彦に旅人が“雪路と探偵をしている日暮旅人です”と告げると、勝彦から真っ黒な感情があふれ出し…。
雪路と愛歌は大急ぎで結婚式場に向かう。式場では健也と亀吉(上田竜也)、灯衣(住田萌乃)が何とか愛歌が来ていないことを隠すために奮闘していたのだ。
そんな亀吉の奮闘もあって、何とか式は成功。雪路は愛歌の幸せを願うのだった。

一方、刑事の増子(シシド・カフカ)は旅人が5歳の頃に誘拐事件の被害に遭い、その直後、両親が事故死したこと、誘拐事件の犯人がまだ明らかになっていないということを知る。
もし犯人が分かれば旅人に恩を売ることが出来、旅人の探偵事務所に出入りしている暴力団の情報を知ることが出来る。そうすると、増子が探ろうとしている違法薬物の流出ルートが明らかになるのでは、と考え、さらに旅人の過去を追うように。
捜査を続けていくと旅人の父親は雪路の父・雪路照之の秘書をしていたこと、そして旅人の両親の事故死も事件性が疑われるものであったということが明らかに。当時の担当刑事に話を聞きに行くと、事故当時、雪路照之は“ヤマダ手帳”と呼ばれるヤマダ カイセイというジャーナリストが政財界などを揺るがす情報を書いた手帳を巡りトラブルを起こしていて、旅人の両親とヤマダ カイセイはほぼ同時期に死亡していたという。

旅人は雪路と愛歌を先に行かせ、一人、再び勝彦に会いに行っていた。自分が名乗ったときに勝彦から生じた“後悔”“恐怖”等の感情の正体を突き止めるために。
そこで旅人は勝彦からヤマダ手帳を手渡される。“あなたが持っていたんですね”と小さく笑う旅人に、手帳のことを知っていたのか、と驚く勝彦。旅人は“雪路の屋敷にあると思って盗みの内偵までしていた”と自嘲気味に笑い…。

誰にも言わず、自分の計画を遂行する旅人。彼の心に残り続ける闇とはいったい…。

■第4話 あらすじ
陽子(多部未華子)は合コン好きの同僚保育士・智子(木南晴夏)に無理やり連れられた婚活パーティーへ。戸惑う陽子をよそに智子はヒカル・レイと名乗る男(三浦貴大)と意気投合し会場を後にし、翌日から行方がわからなくなってしまう。

智子の身を案じた陽子は、旅人の目のことを心配しつつも探し物探偵事務所を訪ねる。ところが、旅人は目を使い過ぎたために前日から意識が戻らないという。
仕方なく智子の捜索に協力することになった雪路(濱田岳)は、麻薬捜査でヒカル・レイを追っていた刑事の増子(シシド・カフカ)たちと遭遇する。実はヒカル・レイは、鳥羽組のヤクザで『リッチー』と呼ばれる元締めのもと、麻薬を売りさばいていたと言う。リッチーの名を耳にした雪路は、ある嫌な予感がしていた……。

智子の消息が掴めない中、旅人が目を覚ます。旅人に目を使わせ無いため、事件を必死に隠す亀吉(上田竜也)と灯衣(住田萌乃)、榎木(北大路欣也)だったが、旅人は「鳥羽組の売人」と聞くと慌てて事務所を飛び出してしまう。その頃、麻薬売買の元締めをしている謎の男・リッチー(北村有起哉)と鉢合わせた雪路は、なにやら意味深な会話を交わしていた。

日曜ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」第4話は2月12日(日)夜10時30分から放送、予告動画は公式サイトで公開中。演出:堤幸彦、脚本:福原充則。番組公式Twitterアカウントは「@tabitohigurashi」。Huluにて全話配信中。

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