SF映画の世界的名作の新シリーズ『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』2/14NHKBSプレミアムシネマで放送!予告動画

2017年02月13日19時00分映画
©2011 TWENTIETH CENTURY FOX

1968年の映画版第一作の公開以来、世界中の映画ファンを虜にし、いまなお語り草となっているストーリーと映像技術の高さで人気の「猿の惑星」の新シリーズ第1弾『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が、明日2月14日(火)NHKBSプレミアムシネマにてよる9時から放送!Youtubeでも有料配信しており、予告動画は無料視聴できる。

『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は、2011年8月全米公開され、日本でも10月に劇場公開された。新シリーズは、同名の小説を原作とする『PLANET OF THE APES/猿の惑星』までの5作品とは趣を異にする映画オリジナルストーリー。
科学者ウィル(ジェームズ・フランコ)と高度な知能を持って生まれた猿シーザー(アンディ・サーキス)との友情、そして人間と猿との争いを描く。

本作で高度な知能を持った猿・シーザーを演じるのは、俳優でありモーションアクターのアンディ・サーキス。モーションキャプチャーにこの人あり! と言わせるほど数々の名作でモーションアクターをこなしている。

モーションキャプチャーとは、現実の人物や物体の動きをデジタル的に記録する技術で、全身に光学式、機械式、磁気式等のセンサーをつけ、身につけた人の動きをデジタルで記録する。その動きにデジタル映像を合わせることで、今までのような不自然な特殊メイクなどではなく、より人間らしい動きを活かしたキャラクターを演じることができるようになった。
過去に、アンディ・サーキスが演じたモーションキャプチャーは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ『ホビット』シリーズのゴラム、2005年に公開されたピーター・ジャクソン監督の『キングコング』のキングコング、2014年に公開されたハリウッド版『GODZILLA』ではゴジラを演じた。

■あらすじ
父・チャールズ(ジョン・リスゴー)が犯されたアルツハイマー病の新薬を研究していたウィル(ジェームズ・フランコ)、ある日彼が開発中の新薬を与えた猿が、驚異的な知能の発達を見せた。さらなる研究を続けようとしていたのだが、実験台になった猿が暴れ、ウィルの実験は中止に追い込まれてしまった。しかしウィルは、暴れて射殺された猿が密かに産んでいた子ザルを自宅に連れて帰り、自らの手で育てることにした。
3年後、シーザーと名づけられたその猿(アンディ・サーキス)は、母から受け継いだ高度な知能をより発達させた。ウィルは密かに研究を続け、父・チャールズに新薬を投与すると劇的な回復を見せたのだが…その後、チャールズの病状は再び悪化し、ウィルの留守中に隣人とトラブルを起こしてしまった。そんなチャールズを助けようと、猿のシーザーは隣人にケガを負わせてしまった。
シーザーは霊長類保護施設に入れられてしまったのだが…。

見どころは、なんといってもモーションキャプチャーで制作された猿、特殊メイクではないので、まるで人間のように表情豊かに描かれている。まるで人間? というか本物の猿を使っているのではないか、と思うほど。ハリウッドの最新技術の素晴らしさを、改めて痛感させられる作品でもある。

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Youtube『猿の惑星:創世記(ジェネシス)(字幕版)』予告動画