武井&福士が見たいの声殺到!「忠臣蔵の恋」第19話、家宣六代将軍に、喜世出産!予告動画と第18話詳細あらすじ

2017年02月17日19時29分ドラマ
©NHK

側室となった喜世=左京の方(武井咲)が匂い立つように美しい!前回はそんな喜世の美を新井白石(滝藤賢一)が絶賛!しかし、視聴者は名前だけで間部(福士誠治)の登場がないことが残念…掲示板にも“武井&福士”の時代劇美カップルが見たいと切望する声が殺到!残り2話、次回は福士もも登場!いよいよ家宣(平山浩行)が六代将軍の座に就き、喜世(武井咲)が殿の子を出産!NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20話)第19話「誕生」のあらすじと前回(18話)の詳しいあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。NHKオンデマンドで見逃し配信。

■新キャラ:滝藤賢一登場
間部詮房(福士誠治)の勧めで喜世=左京の方に会いに来た新井白石。劇中、今クールフジで放送中の「大貧乏」に出演中の滝藤賢一が演じている。2013年、TBS日曜劇場「半沢直樹」で主人公と同期の銀行員・近藤直弼役を演じ、一気に知名度を上げてその後、ドラマ「俺のダンディズム」に主演、CMにも引っ張りだこの演技派だ。
喜世相手に早口で話す姿は、後に悪政をバッサバッサと斬り捨てた新井白石のやり手ぶりを上手くイメージさせてくれた。

■家宣の政治顧問、新井白石
新井白石は儒学者であり政治家、後には文学者としても後世に名を残したが、その身分は500石取りの一介の旗本に過ぎなかった。家宣からの諮問は側用人間部が間に入って白石に伝えたのだ。幕閣でも側用人でもない一介旗本が、将軍の政治顧問として幕政の運営に深く関与したのは白石だけ。
家宣が第六代将軍の座についてからは、白石と間部が共に家宣を支え、通貨改良、貿易制限、司法改革などを進めて幕政の改善につとめた。家宣は白石に絶対の信頼を置き、白石は長く続いた悪弊を次々と改革した。そんな白石を幕府内部では“鬼”と呼んで恐れた。家宣の死後も幼君の七代将軍・徳川家継を補佐し、正徳の治とよばれる政治改革を行った。
しかし、幕閣や譜代大名の抵抗が徐々に激しくなり、家継が夭折し八代将軍に徳川吉宗が就くと、失脚させられ、引退。晩年は著述活動に勤しんだ。自伝に「藩翰譜」「読史余論」「西洋紀聞」「古史通」「折たく柴の記」などがある。
いよいよ白石&間部の政治改革が始まる次回は、長らく民を苦しめた「生類憐みの令」を早々に廃止する。

忠臣蔵■前回(第18話)おさらい
家宣=綱豊(平山浩行)は喜世=左京の方(武井咲)の願いを知っていたのだ。だが、それを果たすためには大義が必要、しばらく待てと口をふさいだのだった。

宝永2(1705)年6月、将軍綱吉の生母桂昌院の死去。数日後、喜世は家宣付儒者・新井白石と会った。白石は喜世の美しさに驚き、浅野内匠頭が松の廊下の事件で即日切腹となった経緯を教えた。事件当日は桂昌院が女性最高位である従一位が決まるかどうかの大切な日だった。母想いの綱吉はそんな日に事を起こしたことに怒り、即日切腹を命じたのだ。もし、事件が別の日に起きておれば、浅野、吉良両家のご沙汰も、赤穂四十七士の討ち入りもなかったかもしれない。すべてはタイミング。そして、世の動きに大きな影響も持つ桂昌院が死んだことは、変化の前触れなのだとも。

1年後の9月。桂昌院の一周忌に行われた恩赦の中に、流刑となっていた三太夫の弟・村松政右衛門(井之脇海)も含まれていた。喜世の祈願は一つ叶った。材木商の木屋孫三郎(藤木孝)が、村松政右衛門とほり(陽月華)を伴って報告に来てくれた。

熾烈な懐妊合戦が続く中、宝栄4年7月、古牟=右近が懐妊、玉のような男児を出産した。家千代という名も頂戴した。熙子(川原亜矢子)は徹底的に喜世を遠ざけ、須免にも子をと祈祷を。すると家千代は二か月も経たずに死んでしまい、愛猫もいなくなって古牟は次第に病んでいき、養生所へおくられた。実は猫を逃がしたのは須免だった。

そんな中、須免がやっと懐妊。だが江島(清水美沙)は、家宣を独り占めできる今が好機、と喜世をけしかけるが、喜世はこれに反発。だが、江島は本丸大奥の頂点まで登りつめるのが、二人の目指す唯一の道と言う。その夜の喜世が閨に呼ばれた。家宣は古牟を案じて家千代の死を悲しみ、熙子の2人の子を亡くしたのもすべては自分が病弱だから、と自身を責めた。しかし、何れ征夷大将軍になる身ゆえ、血筋を絶やすわけにはいかない。それが我らの進むべき道、と喜世をしかと見つめた。喜世は、必ず家宣の子を懐妊すると誓った。

翌年7月。須免は無事男児・大吾郎を出産した。年の瀬のねぎらいの宴の後、気持ちよく酔った家宣に喜世は懐妊したらしいことを告げた。

忠臣蔵■第19話「誕生」
須免(野々すみ花)に続いて懐妊した喜世=左京の方(武井咲)。江島(清水美沙)はまるで自分が出産するかのように喜世の世話を焼く。宝永6年1月、五代将軍綱吉が死去した。家宣(平山浩行)は六代将軍となり、長らく民を苦しめた「生類憐みの令」を廃止する。そして晴れて江戸城本丸に喜世たちの姿があった。病弱だが須免の子、大五郎は初節句を迎える。食欲のない喜世に江島は取り寄せたすいかを勧める。や はり風邪で食欲のない大五郎にも女中が与えるが、その後大五郎の容態が悪化。故意を疑われる江島をかばう喜世もなんと…。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太、笹野高史、陽月華、中村倫也、皆川猿時、大東駿介、石丸幹二、平田満、伊武雅刀、三田佳子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK総合 土曜時代劇「忠臣蔵の恋」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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