武井咲の美姿を絶賛!“武井&福士”カップル実現も!「忠臣蔵の恋」最終回詳細あらすじとオンデマンド配信

2017年02月28日14時37分ドラマ
©NHK

きよ⇒さえ⇒喜世⇒左京の方⇒月光院とまるで出世魚のように名前を変えて、ついには将軍生母という最高位についたヒロインの激動の生涯を、静かに丁寧に描いたNHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」が、25日(土)最終回を放送した!SNSには主演の武井咲の演技と美しさを絶賛する声であふれ、早くもスペシャル版を期待する声が多数!そんな感動の最終回を詳しくご紹介。NHKオンデマンドで見逃し配信および全20話を配信している。

最終回は、我が子が将軍家継となり喜世が将軍生母という最高位に就くまでが描かれた。願いはかなったものも、喜世が愛する人はいつも亡くなってしまい、命懸けで出産した我が子も手の届かないところへ。そんな喜世の寂しさをドラマは丁寧に描いていた。最後に伯母である仙桂尼(三田佳子)の言葉も、子供の巣立ちを喜びながらもどこか寂しさの残る親たちの胸にも響く素敵なセリフだった。

また、悲願達成のため大奥にとどまった喜世。家宣に尽くす心は、礒貝十郎左衛門への恋とは違うと言い聞かせていた喜世が、家宣と最後に交わした言葉に家宣への感謝と恋心を言葉にした。これには、家宣を優しく演じた平山浩行ファンも満足したのでは?とはいえ、やはり「忠臣蔵の恋」ファンとしては武井&福士のツーショットが見たいはず。短いシーンだったが、廊下で家継のことを頼んだ場面やラストの琴をつま弾く場面でそんな視聴者の願いを叶えてくれた。
また、ほんの一瞬だったが浅野内匠頭も回想シーンで登場させてくれ今井翼ファンも喜ばせた。

忠臣蔵

掲示板やSNSには武井咲の美しさやその演技に感動する声があふれ、早くもスペシャル版のリクエストや大河ドラマ枠での放送を期待する声も散見。
主演の武井咲は、4月からは「貴族探偵」原作のフジテレビ月9ドラマ(主演:嵐・相葉雅紀)で、「忠臣蔵の恋」とはまた違ったヒロインを見せてくれるはず。

忠臣蔵■第20話(最終回)おさらい
喜世=左京の方(武井咲)が命がけで産んだ鍋松は元気に成長。将軍家宣(平山浩行)からほうびをと問われ、喜世は浅野家再興を願い出た。

宝永6年(1709)11月、喜世は6年ぶりに父や兄たちと再会。兄・善左衛門(平田満)は仏門に入り、士官先が決まった條右衛門(皆川猿時)は裃もつけた侍姿で、今回の大恩赦のお陰で赤穂遺児たちの流刑が解かれたと嬉しい報告。そんな懐かしい家族に喜世は、浅野大学の帰参が許され、500石の旗本として、お家再興できると教えた。8年半の悲願が達成することに父・勝田元哲(平田満)も感涙した。

宝永7年、ついに浅野家再興。鍋松の成長を喜ぶ家宣だったが、病に倒れ病床に伏してしまった。将軍職についてまだ3年。鍋松が元服するまではと願ったが、51歳の家宣は自分の死期を悟り、新井白石(滝藤賢一)に後継問題を相談した。家宣は、幼い君主の下では世が乱れると、尾張徳川家の吉通を後継者に推した。立派な配慮だが、後継者が代われば無用の派閥争いが起きると、白石は御三家を立てる案を提案。その後、尾張・紀伊・水戸の徳川御三家が招集され、吉通は後継者に自分を推してくれたことに感謝しながらも、御三家で幼い将軍後継ぎである鍋松を見守ると約束。ついに家宣は心を決めたのだった。

家宣はついに喜世と鍋松を病床に呼び、次期将軍は鍋松に決めたと告げた。幼い鍋松には無理と戸惑う喜世に、後のことは間部と白石に伝えてあると家宣。弱気になる家宣に、喜世は家宣が母となる新しい人生を与えてくれたと、家宣への深い愛と感謝の言葉で励ました。笑みを浮かべた家宣は、そなたを生んだ母はすぐにムキになると、優しく鍋松に話しかけた。「明日また会おう。そなたが初めて閨に参った時のように話をしよう」…それが家宣と交わした最後の言葉になった。
みんなの願いもむなしく、正徳2年10月14日、6代将軍家宣は静かに眠るように息を引き取った。

忠臣蔵4歳の鍋松が将軍家継(いえつぐ)となり、将軍生母の名誉を与えられ、今後は熙子が家継を見守ることに。名誉を賜りながらもこれで我が子は完全に喜世の手から離れることに。間部詮房(福士誠治)を呼び止め家継のことを頼んだ喜世は、髪を下ろして月光院と名を改めた。その夜、お年寄りとなった江島と二人。すべてが思い通りになり我らは頂上に上り詰めたかもしれない、と言いながらも喜世は自分の人生がまた終わったと感じた。江島もまた得も言われぬ寂しさを感じていた。

12月、瑤泉院(田中麗奈)と仙桂尼(三田佳子)が喜世を訪ねた。瑶泉院は浅野家再興に尽力してくれたことへの礼と、将軍生母になったことへの祝いの言葉を述べた。だが、伯母である仙桂尼は、喜世の寂しげな表情を見逃さなかった。そして、「喜世の子は必ずそなたのゆく道を照らしてくれる。その子は亡くなった赤穂義士、いえ、亡くなった全ての者をつないでくれる。なぜなら、喜世が産んだ子だから。そなたはみんなの命をつないだのだ」と、伯母としての言葉で喜世を励ました。

忠臣蔵喜世は久々に琴をつま弾いた。そんな喜世の姿を遠巻きに家継が見ていた。家継もまた寂しかったのだ。母の元へいらっしゃいという喜世の言葉に、「母上」と呼んで懐かしい母の胸に飛び込んできた。喜世は、強く生きてくださいと、我が子を抱きしめた。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太、笹野高史、陽月華、中村倫也、皆川猿時、大東駿介、石丸幹二、平田満、伊武雅刀、三田佳子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK総合 土曜時代劇「忠臣蔵の恋」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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