【最終回】NHK波留主演「お母さん、娘をやめていいですか?」衝撃のラスト(第8話)ネタバレあらすじ関連動画

2017年03月04日08時00分ドラマ
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母・顕子(斉藤由貴)の暴挙に全てを諦めた美月(波留)!ジャカルタ行きを決意した浩司(寺脇康文)!そんな美月を気遣う松島(柳楽優弥)…本当に美月は母から自立することができるのか!?NHK 総合「お母さん、娘をやめていいですか?」最終回(第8話)は3日(金)放送された。NHKオンデマンドにて全話見逃し配信中。

歪な母娘の関係を描いたドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」が3日の放送で最終回を迎えた。初回視聴率が5.0%、2話5.4%、3話4.5%、4話6.0%、5話5.2%、6話5.9%、7話7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字になった。週明け(6日)以降、最終回の視聴率が発表されるのだが、どれくらい数字がアップしているか気になるところだ。

番組終了後、SNSにはたくさんドラマの感想があげられていた。様々な意見があるなかで、劇中の母・顕子(斉藤由貴)と娘・美月(波留)、それぞれの立場に共感する声も多く寄せられた。特にこのドラマは、母娘それぞれの視線で描かれているのが興味深い。ただ一方で、常に蚊帳の外に置かれた夫・浩司(寺脇康文)がかわいそうだった。

ホームドラマといえば、たとえどんなトラブルがあろうとも家族の力で乗り切って、みんな仲良く暮らす…という展開が一般的だが、「お母さん」はそういう意味でアンチホームドラマと言えるのではないだろうか。少子高齢化、核家族化が進む昨今、離れて暮らすほうが互いに幸せ…という家族があってもいいのだと、このドラマは教えてくれた。

おかあさん■最終回(第8話)「人形の家」あらすじ
実家に戻ることを拒否した美月(波留)に、母・顕子(斉藤由貴)愕然とし「だったらママを殺して!」と美月に迫る。その後家を飛び出した顕子。浩司(寺脇康文)、松島(柳楽優弥)も一緒に顕子を探す。フラフラ歩いていた顕子はそのまま車道に飛び出す!トラックに轢かれる寸前のところ、美月が顕子を救った。

本気で死のうとしている顕子を見て、美月は全てを諦め実家に戻ることにした。せっかく母から自立しようとしていたのに、松島は美月に「そんなんでいいの?」と問う。休職中の美月を誘って顕子は新しい家に相応しい食器を買いに行く。自分の趣味を押しつける顕子に、自分の感情を押し殺して「いいね」としか言わない美月。

そこに突如松島が2人の前に現れ「美月さんをお借りします」といって美月を連れ出す。母から離れられない美月に、松島は自分の母親のことを話す。10年前、母は男を作って出て行った。その後、母から連絡があったが松島はいっさい返事をしなかった。松島自身もちゃんと母と向き合うため、美月を連れて母に会いに行く。

久しぶりに母(松田恵子)と再会した松島。母はかつての自分の行為を詫び、「今は一人で頑張ってる。あなたに甘えたくないからもう会いにこなくていい」と言った。

事業を起こした先輩に誘われた浩司は、ジャカルタ行きを決意。顕子に一緒に来てほしいと言うが、顕子は別れたいと言い出す。顕子は新しい家で美月と2人で暮らすことばかり夢見ている。そんな顕子に美月は、自分の本音をぶつける。自分の好みは花柄よりシンプルなものが好き、ワンピースは好きじゃない、ジーンズをはきたい、顕子が作った人形が好きじゃない…自分が知っている美月じゃないと取り乱す顕子は思わず美月の頬を叩いてしまった。だが、ぶつかり合ったおかげで、やっと互いのことを理解しはじめた母娘。

ジャカルタに発った浩司を追って顕子もジャカルタへ行くことになった。日本に残り教師を続ける美月。そして出来上がった新居は売り出すことになった。

NHK総合「お母さん、娘をやめていいですか?」最終回(第8話)は3月3日放送された。出演は波留/斉藤由貴/石井杏奈/壇蜜/大空眞弓/麻生祐未/柳楽優弥/寺脇康文ほか。NHKオンデマンドにて全話見逃し配信中。

NHK「お母さん、娘をやめていいですか?」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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