ついに最終回「就活家族 きっと、うまくいく」、富川家の結末とは!?家族にとって非常に重要な食事会に間に合わなかった洋輔（三浦友和）！水希（黒木瞳）はそんな洋輔に離婚を突きつけ、自らの仕事に没頭するのだが、そのために栞（前田敦子）や光（工藤阿須賀）の話を満足に聞いてあげられないようになり…「就活家族～きっと、うまくいく」最終回は3月9日（木）夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。最新話はテレ朝動画およびTVerにて配信中。

家族の再生がかかった大切な食事会を、仕事のためにすっぽかしてしまった洋輔（三浦友和）。洋輔が最後のチャンスまで、家族より仕事を優先したと、水希（黒木瞳）は離婚届を突きつけて家を出ていってしまうのだった。
水希は生花店の社員用アパートで一人、栞（前田敦子）は真壁雄斗（渡辺大）のマンション、光（工藤阿須加）は国原耕太（新井浩文）が用意してくれた家に移り住む。ついに家族はバラバラの生活をスタートさせたのだ。
そんな中、マンションの引き払いを終えて、ひとり新居へと引っ越す洋輔。しかし、今のままでは新居のローンを払っていくことは困難とついに判断。天谷五郎（段田安則）に転売を相談しようとするのだが、そんな矢先、断ったはずだった日本鉄鋼金属のインド新会社社長就任の話が再浮上してしまい。
その頃、光が『月刊ザ・エコノミージャーナル』の記事のために調べていたブラック企業と悪徳就活塾の癒着がネットで話題に。名前は伏せられていたものの、その悪徳就活塾とは国原就活塾のことだと直感する。自らが誰よりもよく知る国原就活塾。このことを記事にすれば売れる…！と編集部員から発破をかけられる光だったが、世話になっている国原を裏切るわけにはいかない。自分の夢に近づくために国原を裏切るのか…と、一人悩み、水希に相談を持ちかける。
一方、栞も仕事、そして真壁のことで悩み、水希に相談しようと生花店を訪問。しかし、仕事に追われ忙しい水希は、栞と光の話を満足に聞いてあげることができない。
そんな中、洋輔のインド行きの日程が迫る。バラバラになってしまった富川家が選んだ未来とは…。

就活の日々にどこか似ている波乱万丈のドラマがついに完結を迎える。終身雇用制が崩壊した今、多くの人にとって身近となった“就活”。それぞれの世代が直面する就活問題を取り上げながら、家族の歪みを描いた本ドラマ。
物語の展開はもちろん、加えて、木村多江演じる優子の洋輔への思いが溢れた“怖すぎる”一途な役柄や三浦友和の情けない父親役などなど、出演者の新境地を開いたドラマでもあったかもしれない。
とはいえ、現状はあまりよろしくない内容。洋輔は何とか家族のために優子にビシッと“家族を大切にしたい”と言ったものの、それが当の家族には伝わらないのが何とももどかしい。さらに、いつも家族に寄り添う優しい母親だった水希もどうやら余裕をなくしている様子。栞は真壁との結婚が“真壁の母親の介護のため”なのでは…？と複雑。そして、光も自らの夢である出版社でのアルバイトなのかそれとも…。と、うまくいかない就活に不安げ。

本当に最終回でタイトルにあるように“うまくいく”のか、不安になるほど状況は複雑である。しかし、脚本は「ショムニ」や「ウォーターボーイズ」シリーズを手掛けた
橋本裕志。きっと最高のラストをうまく作り上げてくれるはずだ。

「就活家族～きっと、うまくいく」最終回は3月9日（木）夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。最新話はテレ朝動画およびTVerにて配信中。

◇テレビ朝日「就活家族～きっと、うまくいく」番組公式サイト

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