息つく間もない怒涛の展開「視覚探偵 日暮旅人」最終話を完全再現!huluにてその後のストーリーも配信中-日本テレビ

2017年03月20日22時20分ドラマ
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「視覚探偵 日暮旅人」最終回のストーリーを完全おさらい!ついにリッチー(北村有起哉)との直接対決に向かう旅人(松坂桃李)!一方、雪路(濱田岳)は旅人のために自らの父親を罠にはめて…!?陽子(多部未華子)との関係は?灯衣(住田萌乃)は?亀吉は(上田竜也)!?優しすぎるラスト、その結末にきっと温かい涙が止まらない「視覚探偵 日暮旅人」は全話huluで配信中!さらに、その後を描いたアナザーストーリーの第1話も配信中。⇒Huluで今すぐ視聴!今なら2週間無料視聴実施中!
※視聴率は、初回11.2%、10.7%、 9.4%、7.7%、9.4%、8.4%、8.2%、8.0%と推移し、最終回は9.7%と二ケタに迫る数字で幕を閉じた。

スペシャルドラマを経て復活したドラマ「日暮旅人」がついに完結を迎えた。
息つく間もない怒涛の展開。しかし、一つ一つのエピソードを丁寧に描いたドラマ。このドラマに携わった人たちがどれほどこのドラマを大切に思っていたのかがよくわかる、素晴らしい最終回だった。
その後、皆がどうなったのか。きっと陽子は灯衣に怒られ、雪路に罵られ。亀吉は、愛すべきバカであり続け。そんな皆を優しく見守る旅人が居て。その探し物探偵事務所は優しい空間であり続けるのだろう。
その未来、知りたいような、自分の中で作り上げたストーリーを大切に持って置きたいような…。
原作、演出、主題歌の「この闇を照らす光のむこうに」を含めた音楽、そして演者。その全てがとにかく素晴らしい、最高のドラマだった。

今回はそんなドラマの最終話をどこよりもじっくりとご紹介していく。

■最終話 ストーリー
復讐心に燃える旅人…!一方雪路は…?
リッチー(北村有起哉)が自分の両親を殺した犯人だと知った旅人(松坂桃李)。すぐさま復讐のためにリッチーの元へ向かおうとするのだが、陽子(多部未華子)に“復讐はやめて欲しい、もしそれでも行くなら私の感情のすべてを視てほしい”と言われ、陽子の感情を視ることに。するとそこから視えたのは旅人への溢れんばかりの愛情だった。
復讐はやめて優しい旅人に戻ってほしいと願う陽子だったが、旅人は“ありがとうございます”と、キーホルダーを渡して一人、リッチーの元へ向かってしまう。

雪路(濱田岳)は倒れた陽子と白石(吹越満)の息子・昇一(中川翼)を病院に送る。そこで亀吉(上田竜也)は白石の姿を見つけ、一人、追いかけていき…。

その頃、旅人の事務所に来ていた榎木(北大路欣也)は灯衣(住田萌乃)に旅人のこれまでのすべてを話していた。そんな二人の元に鳥羽組の人間が“山田手帳を寄越せ”とやってくる。あまりの横暴な態度に榎木は抵抗するのだが、足を撃たれ倒れてしまう。と、その視線の先、壁に不自然にあいた穴から山田手帳を発見、雪路にそれを預ける。
雪路は山田手帳を使って父親・雪路照之(伊武雅刀)を逮捕したいと増子(シシド・カフカ)に相談する。旅人のために自らの父親の罪を償わせたいと…。


旅人のために…!雪路が!亀吉が…!
旅人は一人、ロストが隠されているという照之の別荘に辿り着いていた。着くなり激しいフラッシュバックに襲われる。そこは旅人が幼いころにロストの実験台にされた場所だったのだ。

選挙応援に忙しくしている雪路照之は山田手帳を取り返せていないことに苛立ちを覚えていた。そんな中、増子と土井(和田聰宏)が現れ、雪路が傷害事件を起こしている、と写真を見せられる。そこに移っていた雪路の手には、山田手帳が。照之は増子たちに金銭を渡すことを約束、すぐに雪路からかかってきた“助けてくれ”という電話にも気前よく答えるのだった。
雪路に言われるがまま、倉庫に呼び出された照之。そんな照之に雪路は“山田手帳をマスコミに公表するつもりだ”と言い出す。土下座する照之にも苦笑をこぼすだけ。照之は雪路に“数々の悪事の中、一つだけ許してやる。”と言われると“お前の命を奪うことを許されたい”と言って雪路の腹を拳銃で撃つ。

その頃、亀吉はリッチーの元へと向かっていた。病院で白石にロストが隠された照之の別荘の場所を聞いていたのだ。
“お前さえいなければ…。優しい旅人さんを返せ!”とリッチーの背中を刺した亀吉。しかし、リッチーはナイフを取ると、亀吉の腹を刺し返す。亀吉はその場にぐったりと倒れ、一方、リッチーは旅人が待つ別荘に向かって歩みを進める…。

照之は息子を撃った後“応援演説”の場に向かう。皆に歓迎をされながら演説のために立ったのだが、皆がスマホを見ながらざわついている。不審に思いながらも演説を続ける照之に秘書が動画を見せてくる。そこに映っていたのは先ほどの雪路と照之の会話、そして狙撃シーンだった。
実は、先ほどの増子が照之の元に来たこと等はすべて仕組まれた罠。ただ逮捕されるだけでは罪をもみ消すかもしれないと考えた雪路が、しっかりと照之の悪事を世間に知ってもらうためにこのようなことを仕組んだという。増子ら警察もやってきて照之はついに逮捕される。
多くの支持者たちから声をかけられる中、照之は“悪いやつにしかできない正義もあるんだ”と雪路に言い残してパトカーに乗り込むのだった…。

旅人の闇を切り裂く光とは…?
やっと別荘に辿り着いたリッチーは旅人に“両親の車のブレーキに細工した”と笑いながら明かす。旅人の復讐心が膨れ上がっていた。

榎木は雪路に“旅人はリッチーと心中するつもりなのではないか”と話す。最後に部屋に帰ってきたときにもう帰ってこないのでは、と思わせる顔をしていたと…。

リッチーは旅人がかつて殺害した人物の息子だとわかると“両親は車が落下した位置からずいぶん離れた場所で死んでいた。恨みながらその辺をはいつくばっていたのだろう”と笑った。
そんなリッチーに旅人は“事故現場から見えたのは愛情だった”と。“5歳の子どもを残して死ぬことへの未練、そして自分への愛情だった”と語り、リッチーの態度に苛立ち、ついに銃を撃つ。命中したのはロストが大量に置かれた机の下。これほどのロストの煙を浴び続ければ人間はタダでは済まない。旅人はリッチーに“視えること”の孤独、苦しみ、恐怖をわからせてから殺したかったのだ…。

病院では白石、そして陽子が目を覚ましていた。白石によって旅人とリッチーがいる照之の別荘の場所が明かされると増子と土井は大急ぎでそこへ。
一方、陽子は旅人に渡した携帯電話に連絡をしよう、と言い出し…。

どんよりとした空気の別荘。リッチーはついに幻覚が視えだしていた。まるで旅人が視ている世界だ。
苦しめばいいと思っていた旅人だったが、リッチーはその世界に興奮して喜びだす。怒りや苛立ち、旅人を取り巻く闇が深くなっていく中、スマホがなり始める。陽子たちからメールが届いたのだ。愛情の色が僅かに光ったものの、リッチーが話す度、笑う度に旅人の闇は深まるばかり。
そんな中、電話がかかってくる。

旅人に電話をかける陽子に雪路は“耳は聞こえないんだから”と言うのだが、陽子は“うーまん棒の味を覚えているように、覚えているはずの声で覚えているはずの歌を歌えば聞こえるかもしれない”と、のぞみ保育園の園歌を歌い始める。
聞こえるはずがなかった声。しかし、旅人にも微かにその声が聞こえ、旅人もかすれる声で歌ってみせる。
旅人を取り巻く闇を眩いばかりの光が切り裂いたのだった…。

思いが届いたことに喜ぶ陽子は“たぁくん”と呟く。そんな陽子に旅人は“陽ちゃんの声だね”と笑うのだった…。

―1か月後―
リッチーと旅人が見つかったとき、扉は開かれたままだった。これは旅人が“生きる”意志を持った証ではないか、と増子は話したという。
旅人の退院日。皆で行った旅人の両親のお墓参りで、旅人は穏やかに笑っていた。

旅人の目は、もっと悪くなってしまったという。しかし、少しずつ耳が聞こえるようになっている。愛情を込めて呼ぶと聞こえるのだと。
旅人の退院祝いに集まった仲間たち。増子が亀吉も連れてきて、勢ぞろいした中で陽子は試しに“日暮さん”と声をかける。すると旅人は穏やかな笑顔で陽子を見る。二人はにっこりと笑い、見つめ合うのだった。

「視覚探偵 日暮旅人」は全話huluにて配信中。さらにhuluではその後を描いたスペシャルストーリーも公開中。その詳細はこちらから。

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