バルサ(綾瀬はるか)故郷カンバルへ!「精霊の守り人 悲しき破壊神」最終回(第9話)ネタバレあらすじ関連動画

2017年03月26日17時50分ドラマ
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ロタ王国・国王イーサン(ディーン・フジオカ)に同盟を結んで欲しいと懇願するチャグム(板垣瑞生)、だがその答えは…?後を追うバルサ(綾瀬はるか)はチャグムと再会できるのか!?NHK総合「精霊の守り人 悲しき破壊神」最終回(第9話)は25日放送された!NHKオンデマンドにて全話見逃し配信中。

2016年3月からシーズン1が始まり、2017年1月からシーズン2が放送された「精霊の守り人」。初回視聴率は8.2%、第2話8.1%、第3話6.8%、第4話6.5%、第5話7.4%、第6話6.3%、第7話6.7%、第8話6.6%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字になった。最終回(第9話)視聴率は週明け月曜日に発表されるだろう。

『精霊の守り人』シリーズは現在新潮文庫全10巻、短編2巻の計12巻からな壮大なファンタジー小説で、その世界観は多くの読者を魅了した。最新刊『火路を行く者』刊行記念として、新潮社が特設サイトを設立。著者・上橋菜穂子のインタビューや対談など掲載されている。ファン必見の公式サイトだ。
「守り人」シリーズ公式サイト(新潮社)

これほどの壮大なスケールを映像化するのは相当難儀なことだったろう。ドラマ用にストーリーを再構築しなければならないし、キャストや舞台セットなど「守り人」の世界観を壊さずに具現化することは、並大抵のことではない。

実際、原作ファンの間でも賛否両論。バルサ(綾瀬はるか)のイメージが違うとか、ストーリーが違うといった意見も多いが、反対にイメージ通りでとてもよい、という意見も数多くある。ファンが多いゆえこの評価は致し方ないのであろう。しかし、主演の綾瀬はるかは実にすばらしいバルサを演じてくれた。ドラマ「ホタルノヒカリ」(日本テレビ)や「きょうは会社休みます。」(日本テレビ)のようなホンワカした役をこなすかと思えば、「守り人」では短槍を使ったアクションを見事にこなした。

それが評価され、第5回ジャパンアクションアワード、ベストアクション女優賞最優秀賞を綾瀬はるかが受賞した。11月からは最終シーズンの放送がはじまる。最終シーズンではとうとう戦が始まる。今までよりさらなるアクションシーンも増えることだろう。アクションだけでなく、新ヨゴ国の運命も気になる。原作ファンも、身読者も心待ちにするシーズン3は2017年11月放送(全9話)。

seirei■最終回(第9話)ネタバレあらすじ
ヒュウゴ(鈴木亮平)とバルサ(綾瀬はるか)はロタ兵に追われ、その途中ヒュウゴは足にケガをした。傷ついたヒュウゴを一人船に乗せ逃がすバルサ。追っ手はロタの密偵カシャルたちで、バルサはカシャルの頭領に会うため、敢えて彼らに身柄を拘束させた。

カシャルの村では頭領アハル(中島唱子)がバルサのことを待っていた。さら南部大領主スーアン(品川徹)に囚われていたチャグム(板垣瑞生)が、スーアンのもとを逃げだし都へ向かったとアハルは言う。バルサを追ったカシャルも、チャグム逃亡に手を貸したのも、すべてシハナ(真木よう子)の命だとアハルは言った。

一方、新ヨゴ国では帝(藤原竜也)が来たるタルシュ帝国との戦いの準備を始めようとしていた。シュガ(林遣都)は星に「生成変転之相」が出ていると帝に申し伝える。「古きものが滅びる凶と、新たなものが誕生する吉」を意味すると帝に伝えるのだが、帝は天の神の国である新ヨゴ国は、どの国にも降伏せず闘う!天の神が守ってくださる!と結論づける。

聖導師(平幹二朗)はシュガを呼び、「生成変転之相」を民に広めるようシュガに指示。シュガはチャグムから宮殿内にタルシュの内通者がいると聞かされていた。戦いを避けるよう帝に申し上げた際、だれがその意見に賛同するか…賛同したものこそタルシュの内通者、それが聖導師だったと驚愕するシュガ。聖導師は降伏以外、民を救う道はないと肩を落としてつぶやいた。

seireiロタの都へ向かうチャグムを助けたシハナは、チャグムをイーハン(ディーン・フジオカ)のもとへ連れて行く。チャグムはタルシュ帝国が攻めてくる、だから隣国同士同盟を結んで闘おうと提案するが、イーハンはそれを受け入れなかった。チャグムは「我が国がカンバル王国と同盟を結べば、ロタ王国も同盟を結んでくれるか」とイーハンに提案。チャグムの提案は万に一つ叶うものであないとイーハンは知った上でそれに合意した。

カンバル王国へ向かうチャグムに着きそうシハナだったが、自分の村が何者かに襲われたことを察知し、急いで村へ向かう。時既に遅し…カシャルの村は全滅。そして血だらけになった父・スファル(柄本明)が捉えられていた。父に駆け寄るシハナに「逃げろ」と言うスファル。すぐタルシュの密偵が現れ、一斉にシハナに攻撃。スファルは矢を打たれ殺された。

逃げるシハナとチャグム。そこに現れたのがバルサだった。たちまちタルシュの密偵を倒したバルサ。ここでやっとバルサとチャグムは再会することができた。

チャグムはバルサにとってカルバン王(中村獅童)は両親、養父ジグロ(吉川晃司)の仇だと知っている。しかしカルバンと新ヨゴ国が手を結ばなければ民は救えないと言ってバルサに謝る。

バルサは「私はあんたの用心棒だ。私の願いはあんたの願いが叶うこと」そう行って、2人はカルバン帝国に向け旅立った。

■番組公式サイト参照をおすすめ
番組公式サイト内「守り人の世界」ガイドマップにて、新ヨゴ国、ロタ国、カルバン王国等の位置(地図)を見ることができる。ドラマをご覧になる際は、国の位置関係を把握されるとより分かりやすくなるので、地図を参照することをおすすめする。

NHK総合 大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」(シーズン2)最終回(第9話)は3月25日(土)放送された。再放送は31日(金)深夜25時08分から。出演は綾瀬はるか、板垣瑞生、真木よう子、鈴木梨央、ディーン・フジオカ、壇蜜、鈴木亮平、高良賢吾、柄本明ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@nhk_moribito」。番組公式サイトにて最終回(第9話)予告動画を配信。シーズン1、ならびにシーズン2はNHKオンデマンドにて見逃し配信中。最終章(シーズン3)は2017年11月放送予定。

NHK大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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