フジ22日大泉洋×土屋太鳳×向井理「ドラマ・ミステリーズ」至極のミステリー小説を犬童一心がドラマ化!予告動画

2017年04月21日08時00分ドラマ
©フジテレビ

日本全国のカリスマ書店員が選んだ極上の短編ミステリーを、犬童一心が実写ドラマ化!小池真理子、北山猛邦、今邑彩ら人気作家の短編3本を大泉洋、土屋太鳳、向井理主演で3本のドラマに!本屋大賞に負けず劣らずの至極のミステリーを満喫!フジテレビ22日(土)夜9時「ドラマ・ミステリーズ」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

昨今は、大御所作家や著名書評家が太鼓判を押す小説よりも、現場で働く書店員が推す小説のほうが人気である。実際、直木賞、芥川賞受賞作よりも書店員が選ぶ本屋大賞のほうがずっと話題になるし、受賞作の発行部数もケタ違いに多い。

作家や書評家より書店員のほうがリアルに読者(客)の声を聞く。そして実際にどの本が売れているかを目の当たりにしている。そんな読者の反応と、書店員自身の愛ある目で選ばれたものが本屋大賞にノミネートされるのだ。

22日放送の「ドラマ・ミステリーズ カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊」が放送される。長編小説はドラマや映画化になりやすいが、短編小説はなかなか映像化されにくい。そこでこの番組では、全国のカリスマ書店員とよばれる方々からイチオシの短編ミステリーを選んでもらい、それを『メゾン・ド・ヒミコ』(2005)、『のぼうの城』(2012)、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(2014)を手がけた犬童一心が演出を務める。

3つのドラマの主演を務めるのは、大泉洋、土屋太鳳、向井理の3人。個性派俳優たちがどんな至極のミステリーを演じるのか、見逃すわけにはいかなそうだ。

■あらすじ
「妻の女友達」(小池真理子作)
市役所の戸籍係で働く広中肇(大泉洋)は、妻・志津子(戸田菜穂)と娘と幸せな日々を送っていた。そんなある日、志津子の大学時代の同級生・多田美雪(高岡早紀)が肇の家にやってきた。久々の再会を喜び合う妻と友人だったが…。

美雪は女流作家としてセレブな生活を送っていた。美雪は志津子に専業主婦なら自分のマンションで掃除や料理を週一でやってほしいと頼む。快く引きうけた志津子だが、徐々に美雪は志津子のことを家政婦扱いするようになるのだが…。

「恋煩い」(北山猛邦作)
高校卒業後、アクセサリーショップで働く亜希(土屋太鳳)は高校の同級生だった駿(井之脇海)と交際していた。そんなある日、亜希は駿がSNSで見知らぬ女性とやり取りしているのを偶然見てしまう。もしかして浮気!?

亜希と駿は、高校卒業していら3年ぶりに当時仲良かった透子(岸井ゆきの)と再会した。再会を喜ぶ透子に亜希は駿の子を宿していることを打ち明ける。しかし、浮気の疑いがあるため、駿にはまだ打ち明けられなかった。

そんな中、かつて3人が通っていた高校が廃校になり、校舎が取り壊されることになった。その前に、思い出の場所へ行こうと駿が亜希と透子を誘うのだが…。

「情けは人の…」(今邑彩作)
バーテンダーのアルバイトをしている北川健史。ある日店に一人の男がやってくる。その男・赤堀(小澤征爾)はついこの間まで「ツカハラ産業」に務めていたと言った。ツカハラ産業の塚原社長は健史の父親なのだが、塚原にとって健史は愛人に生ませた子だった。そして女手一つで育ててくれた母は数年前に亡くなった。

赤堀は塚原に恨みがあり、復讐するために健史に力を貸して欲しいと誘う。現在、塚原には10歳になる息子がいる。その子を誘拐して身代金を要求すると言う。

赤堀の誘いにのった健史は、息子・昌彦(大西利空)を誘拐するのだが、昌彦は「ぼくはパパの本当の子じゃないのでパパはお金を払いません」という。昌彦の母は子連れで塚原と再婚。世間体を気にする塚原は当初昌彦を可愛がっていたが、母がなくなったとたん昌彦のことを邪魔者扱いするようになった。

だったらなおさら塚原は身代金なんて払わない、という健史に対し赤堀は「それでもぜったい払う」と言い切るのだが…。

フジテレビ4月22日(土)夜9時より「ドラマ・ミステリーズ カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊」を放送。原作:小池真理子著『妻の女友達』(集英社文庫)/北山猛邦著『私たちが星座を盗んだ理由』(講談社文庫)/今邑彩著『盗まれて』(中公文庫)。演出:犬童一心。脚本:松本哲也/ブラジリィー・アン・山田。

出演:「妻の女友達」大泉洋/高岡早紀/戸田菜穂「恋煩い」土屋太鳳/岸井ゆきの/井之脇海「情けは人の…」向井理/小澤征爾/大西利空/市毛良枝。各話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

フジテレビ「ドラマ・ミステリーズ」番組公式サイト

【2017春ドラマ】