【地上派初】『美女と野獣』ディズニーが描かなかったもう一つの愛の物語!日テレ金ロ19日あらすじと予告動画

2017年05月18日12時00分ドラマ
出典:日本テレビ 番組公式サイト

現在公開中ディズニー映画『美女と野獣』を記念してフランス版『美女と野獣』を地上派初登場で放送!『007スペクター』でボンドガールをつとめたレア・セドゥとフランスを代表する伊達男、ヴァンサン・カッセルが極上の愛の物語を描く!日本テレビ19日(金)金曜ロードSHOW!で放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

大ヒット上映中、ディズニー映画『美女と野獣』。ハリポタ・シリーズのエマ・ワトソンと人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」のマシュー役でおなじみのダン・スティーヴンス主演で公開前から話題になっていた。公開初週で『アナと雪の女王』(2014)を越えるヒット、興収入100億円突破間違いなしと高評価である。

この『美女と野獣』は1991年公開されたディズニー長編アニメの完全実写版で、アニメ版で大ヒットとなった主題歌「Beauty and The Beast」は実写版でも主題歌として起用されている。

実は『美女と野獣』は、ディズニーオリジナル作品ではない。1740年代にフランスで出版された民話で、グリム童話やアンデルセン童話と同様、欧州では古くから親が子供に読み聞かせする物語である。

最初に映画化されたのは1946年、鬼才ジャン・コクトーがメガホンを取った。長年、コクトーの恋人とされたジャン・マレーが野獣(王子)役で出演。現在、ディズニー版公開を記念してコクトー版『美女と野獣』のDVDが発売されている。YouTubeでは冒頭5分の映像が特別公開されている。
ジャン・コクトー版『美女と野獣』冒頭5分特別映像(YouTube)

19日、金曜ロードSHOW!枠で放送されるフランス版『美女と野獣』は2014年製作、日本では2015年劇場公開された。ベル役には『007スペクター』(2015)でボンドガールを射止めたレア・セドゥ。そして野獣(王子)役にはフランス一の色男、ヴァンサン・カッセルが起用された。

本作はディズニー版とは違って、王子がなぜ野獣になってしまったか、彼の悲しい過去がより克明に描かれている。フランスらしい幻想的な映像は一見の価値あり。ミュージカル仕立てではないが、ファンタジー作品として日本でも高評価を得た作品である。

【美女と野獣】(2014)
監督・脚本:クリストフ・ガンズ
撮影:クリストフ・ボーカルヌ
美術:ティエリー・フラマン
音楽:ピエール=イヴ・アデノ
出演:ヴァンサン・カッセル(山路和弘)/レア・セドゥ(渋谷はるか)/アンドレ・デュソリエ(塾一久)/イボンヌ・カッターフェルト(甲斐田裕子)/エドゥアルド・ノリエガ(斉藤次郎)/ミリアム・シャルラン(早川舞)ほか。
『美女と野獣』DVD&Blu-rayは好評発売中。

■あらすじ
裕福な商人の子として生まれたベル(レア・セドゥ)。しかし父が所有する船が嵐で遭難し一家は破産に追い込まれる。田舎に引きこもり貧困生活を余儀なくされたベル一家。そんなある日、父のもとに遭難した船の荷が港にあがったと連絡が入る。父は長男マキシムとともに港に行くのだが、荷は借金のカタとして全て取り上げられてしまう。さらにマキシムは父を置いてどこかへ行ってしまった。

仕方なく一人残された父は家に帰ろうとするのだが、途中森の中で道に迷い、バラにおおわれた古城に辿り着く。父はそのバラをベルの土産に持ち帰ろうと摘み取ってしまう。それを見た野獣(ヴァンサン・カッセル)は怒って父を殺そうとする。父はひと目家族に会いたいと1日だけ猶予をもらい家に帰るのだが、ベルは自分のせいで父がそんな目にあったと責任を感じ、自らが身代わりとなって古城へ行くことにした。

古城に着いたベルは殺される覚悟だったのだが、なぜか豪華な食事とドレスが与えられた。野獣はベルに毎日夕食を共にすることだけを要求するのだが…。

日本テレビ5月19日(金)夜9時より『美女と野獣』を放送。監督・脚本:クリストフ・ガンズ。出演:ヴァンサン・カッセル(山路和弘)/レア・セドゥ(渋谷はるか)/アンドレ・デュソリエ(塾一久)/イボンヌ・カッターフェルト(甲斐田裕子)/エドゥアルド・ノリエガ(斉藤次郎)/ミリアム・シャルラン(早川舞)ほか。予告動画は番組公式サイトならびに映画公式サイトで視聴できる。

日本テレビ「金曜ロードSHOW!」番組公式サイト
『美女と野獣』(2014)公式サイト