OPでソン・イルグクが老人に?「チャン・ヨンシル」第1話あらすじ:少年ヨンシルは大事な我が子!予告動画

2017年05月31日15時00分ドラマ
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15世紀朝鮮時代に科学者として成功したチャン・ヨンシルは、苦難と挫折の人生を乗り越え、朝鮮の科学を世界最高水神にした男!明日6月1日(木)よりBS-TBSで放送開始する「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」の第1話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などを紹介、番組公式サイトで予告動画が公開されている。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が視聴できる。

最高の科学者の一代記だけに、科学の苦手な方には少々難解な部分もあるが、劇中、画面で図解で解説してくれるのでご安心あれ!子役たちが活躍する第1話では、少年ヨンシルの素朴な疑問と一緒に科学の勉強もしてみよう。
ドラマの時代設定は「六龍が飛ぶ」の後に続く時代で、「根の深い木」と同じ時代を描いている。韓ドラ史劇初心者は、【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】で、時代背景や主人公のモデルである蒋英実の紹介や、豆知識などを、各話のあらすじと見どころと一緒にまとめている。
※ドラマ序盤は時代背景や少々難解な部分もあるので、詳しくあらすじ紹介しています。

■キャスト相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役:ソン・イルグク
世宗役:キム・サンギョン
太宗役:キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役:パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役:イ・ジフン

■第1話「名はチャン・ヨンシル」
朝鮮国王太宗(テジョン)の時代。書雲観(ソウングァン)の判事だったチャン・ソンフィと官妓クンウォルの間に生まれたウンボクは、手先が器用で天体観測が好きな少年。ある日、母とチャン一族の祭祀に向かう。チャン家にはウンボクの従兄弟に当たる同年代のヒジェがいたが、庶子のウンボクを従兄弟と認めないヒジェは何かにつけてウンボクをいじめるが、ガヒョンという少女が気遣ってくれる。ウンボクはお礼に木彫りの人形をプレゼント。
太宗についてはコチラで詳しく解説。
ウンボクがガヒョンにあげた人形は大事なキーアイテム。お忘れなく。ガヒョンが誰かは今回のラストでわかるのでお楽しみに。


ウンボクはヒジェから日時計の見方を教わり、ガヒョンの一言をヒントにして影の長さが違う冬と夏のために日時計の簡単な改良を思いつく。ところが、これがヒジェを怒らせ、ウンボクは簀巻きにされ殴打される罰を受ける。そこにソンフィが10年ぶりに帰って来て、ウンボクは初めて父と出会う。ソンフィからはチャン・ヨンシルという名を与えられる。
10年ぶりの帰還でいきなり子供がいたと聞かされたソンフィ。弟のギベは疑うが、ソンフィはウンボクが我が子と確信。父子で麺をすする場面で、父子の証明となる出来事が!。

一方、太宗は災いが起こるという日食に備え、儀式の準備を行っていた。太宗は、世間が「弟たちを殺して即位した王」と非難していることを知っており、救食(クシク)の礼を成功させて役人や民心を得てこれを機に自分の悪評を拭い去ろうと考えていた。日食の時刻を予測するのは書雲観の役目。太宗は責任者のユ・テクサンに最終確認をし、テクサンは中国の暦から午前10時30分を割り出した。間違いなくこの時刻に日食が起きると答える。
ところが、観員のチョン・ベチョンは、ある書物から予測時刻が間違っていたことに気づく。最悪起きないかもしれないと焦るが、テクサンは先刻承知。実はテクサンは高麗王朝復興を願っており、これを利用して太宗の威信を失墜させようとしていたのだった。

“書雲観”は高麗王朝時代に設立された天文・暦日・官吏の人選などを司った官庁で、第7代王・世祖時代に観象監と改称された。第10代燕山君のころに一時“司暦署”となったが、第11代中宗のころに“観象監”に戻った。天文と人事が同じ部署というところが、都の位置さえ風水で占った当時らしい。
太宗が心を痛める世間の非難。ソンフィも太宗の即位を快く思っていないようで、弟のギベとの不仲は、ソンフィのそんな思想が出世の妨げになると思っていたため。


その頃、東菜(トンネ)のチャン家ではソンフィがイ・チョンに、開城では明日の日食が見られないかもしれないと教える。緯度によって日食が起こらないこともあるとも。イ・チョンは、ソンフィが10年ぶりに帰ってきた理由を訊ね、ソンフィは最後の日食だからと意味深な答えをする。
その夜のソンフィはウンボク改めヨンシルを息子として祭祀に出席させ、さらに文字や天体に関しての知識を教え、天文書や天体盤などを与える。
大量の書物を文字の読めないヨンシルがなぜ分類分けできるのか?ここでソンフィは我が子の非凡な才能を知る。ヨンシルが別に分けた2冊の本を憶えておこう。この後夜空の下で父子が星座で遊ぶシーンでは、すっかり仲の良い父子の姿だ。

実は、高麗時代、ソンフィと即位前の太宗(イ・バンウォン)とは親友だった。身分も歩いた道も異なる二人は今では会うこともできない。遠く開城と釜山で星を見つめる二人は、かつての友を懐かしんでいた。
世子と三男イ・ド(後の第4代王・世宗)が明日の儀式の成功を願って太宗に会いに来る。
太祖もまた、ここで三男イ・ドの聡明かつ思いやり深い性格を知ることに。ここは、息子たちには自分のような骨肉の争いをさせたくないという太宗の親心が見てとれる名場面だ。

翌日、厳かに儀式が始まるが一向に日食は起こらず、雨まで降り出す始末。怒った太宗は、日食を予測した観員たちを斬り捨てようとするが、イ・ドの涙が思いとどまらせる。

同時刻、東菜ではソンフィの見たてから多少ずれたが日食が起きる。感動したヨンシルは、自分も日食や月食を予測したいとソンフィに話し、予測することを許されたうえ、大切な我が子だと胸に抱かれる。

さあ、都・開城のイ・ドと釜山・東菜のチャン・ヨンシル。共に天体に興味を持ち、優しい心根の持ち主。親同士がかつての親友だった二人が、後に協力して朝鮮の科学革命を起こすことになることを、この時はまだ誰も知らない。

BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
 2017.06.01スタート 月~金17:00-17:54
DVD 公式サイト
 「チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~」
 DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~8リリース中
 DVD-SET2&レンタルDVD Vol.9~16リリース中
 各22,800(税別)
 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

kandoratop【作品詳細】【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】


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