【最終回ネタバレ】フジ小栗旬×西島秀俊主演「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」衝撃のラストと見逃し配信

2017年06月14日12時20分ドラマ
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稲見(小栗旬)の元同期・結城(金子ノブアキ)がテロを計画!ターゲットは内閣総理大臣(竜雷太)!?衝撃のラストにSNSでは視聴者大ショック!小栗旬×西島秀俊主演フジテレビ 「CRISIS(クライシス )公安機動捜査隊特捜班」最終回(第10話)は13日(火)放送された!FOBにて全話見逃し配信中。

初回視聴率13.9%、2話11.2%、3話12.0%、4話8.4%、5話10.3%、6話10.2%、7話8.7%、8話10.5%、9話10.3%、最終回9.6%(全てビデオリサーチ調べ、関東地区)。最終回放送日は同時刻、サッカー日本代表イラク戦中継があったため、そちらに視聴者が流れてしまったようだ。その分、録画や見逃し配信での視聴が多く見込まれる。

日本のドラマにしては本格的ともいえるハードアクションと、毎回、決してハッピーエンドではなく視聴者にモヤモヤしたやるせなさを感じさせた「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。最終回もある意味期待を裏切らない最上級のモヤモヤ感を視聴者に与える結末だった。

テロリストで悪人のはずの結城(金子ノブアキ)。その犯行動機を聞いて結城に同情しなかった視聴者はいなかっただろう。国民を守っているつもりが、国家のため、権力者の尻ぬぐいをさせられている…そう感じた稲見、結城の空しさは計り知れない。

衝撃のラストでは、まるで特捜班全員がテロリスト側に寝返ったような結末だった。そうなってもおかしくはない。こんな国家のために命をはる必要があるのか?それが本当に国民のためになるなか?私たち視聴者ですら、そんな疑念に駆られてしまった。

番組終了後、SNSでは多くの視聴者が衝撃のラストにショックを受けたことをツイート。その一方で「続編に期待!」「映画化希望」とドラマに対する高評価の声が多く上がった。岡田准一×堤真一主演「SP警視庁警備部警護課第四係」シリーズのように連ドラ終了後、SPドラマ、映画化といった発展を「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」にも期待する視聴者が多い。

■最終回(第10話)ネタバレあらすじ
稲見(小栗旬)の自衛隊時代の同期、結城(金子ノブアキ)が脱柵しテロを計画していることが発覚。鍛冶(長塚京三)から結城逮捕を命じられる特捜班。しかし稲見は、あの結城が国家に半期を翻るにはそれなりの理由があると考えた。しかし鍛冶も青沼(飯田基助)も詳細は一切特捜班に語らない。

大山(新木優子)は結城に渡したUSBメモリにこっそりウイルスを仕込ませていた。結城がそのメモリをパソコンに繋げれば、居場所も分かるしパソコンの中身も遠隔操作できる。そして大山の思惑通り事は進み、結城の居場所が九十九里浜と判明した。

すぐに結城のもとへ直行する逃走犯。しかし結城も先を読んでおり、稲見たちが到着したときは結城も車で逃走する直前だった。稲見は身を挺して結城の車を止めようと…しかし田丸はそんな稲見を助け「自分を罰するために死のうとするな」と言った。

結城は取り逃がしてしまったが、大山の手柄で結城のターゲットが内閣総理大臣・岸部(竜雷太)と判明した。岸部の警護を強化させたが結城はその隙を狙って岸部に矢を撃ち放ち重傷を負わせた。

一方、大山が結城のパソコンの中身をいろいろ調べたところ、結城と一緒に写っている女性の画像がいくつか見つかった。それを見た田丸は「東京駅セントラルホテルの爆発事故の記事を出して欲しい」と言い、その記事を見るとガス爆発事故で死亡した被害者の中に、くだんの女性・若尾悠美の写真があった。

結城は恋人をこの事故で失っていた。しかし結城が閣僚を狙うテロを起こそうとしているとなると、これは単なる事故ではなく閣僚が関わった事件である可能性が高い。結城は恋人の復讐をしようとしていると特捜班は推理した。しかし、青沼も鍛冶もそれを否定。さらに鍛冶は、アメリカ留学から帰国する岸部の息子を護衛しろと逃走班に命じた。

結城の本当の狙いは岸部の息子だった。特捜班の調べで驚愕の事実が判明。岸部の息子は何不自由ない生活をする自分に嫌気がさし、過激派組織の一員になり東京駅構内を爆破するため爆弾を持ち込んだ。しかし直前で怖じ気づいた岸部は爆弾をカフェの店内に置き去りにし…その後、カフェで大爆発が起き大勢の犠牲者が出た。結城は任務で現場へ行き、国家に不都合なものがあれば処理するよう命じられていた。そこで結城が目にしたのは、恋人の変わり果てた姿だった。その後結城は岸部の息子が犯人とつきとめ、復讐の鬼と化した。

岸部の父は息子が犯した罪を隠蔽するためアメリカに追いやった。結城は息子を帰国させるためのエサとして父親に重傷を負わせた。思惑通り帰国した岸部を殺害するため、結城は行動を起こした。

岸部の息子の護衛を命じられる特捜班。案の定、結城からの攻撃が始まった。田丸(西島秀俊)、大山、樫井(野間口徹)、そして吉永(田中哲司)は次々に結城に倒され稲見だけが残った。そして稲見と結城の直接対決の末、結城の身柄は拘束された。しかし稲見は結城の悲しみ、空しさを十分理解していた。自ら死のうとしていた結城に銃口を向け撃った稲見。その弾は結城ではなく壁に撃ち込まれていた。そして「お前はもう死んだ。これからはおれが羨むぐらい生きることを楽しめ」と結城に言った。涙を流す結城…特捜班全員が結城の悲しみを我が事のように受け入れた。

結城を連行しようとしたその時、何者かが結城を狙撃した。あっという間の出来事に唖然とする特捜班。そこにいたのは鍛冶だった。田丸は「おれたちはこのために囮にされたんだ」と言った。

樫井は相変わらず爆弾の設計図描きに勤しむ。そこには「標的:警視庁」と書かれていた。大山はふたたびハッキングするようになった。吉永は上司から今回の件を高く評価されたものの、まるで生きる屍のようになっていた。田丸は以前接触してきた怪しい男に再会。稲見は引きこもりのように部屋の中に閉じこもっていた。

フジテレビ「CRISIS(クライシス ) 公安機動捜査隊特捜班」最終回(第10話)は6月13日(火)放送された。脚本:金城一紀。出演:小栗旬/西島秀俊/田中哲司/野間口徹/新木優子/石田ゆり子/眞島秀和/野崎萌香/飯田基祐/長塚京三ほか。番組公式Twitterアカウントは「@crisis_ktv」。FOBにて全話見逃し配信中。

フジテレビ 「クライシス 公安機動捜査隊特捜班」番組公式サイト
FOB「クライシス 公安機動捜査隊特捜班」公式サイト
FOB「クライシス 公安機動捜査隊特捜班」オフィシャルブログ

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