『グリム童話』に登場する魔物たちが実在する！？ダークファンタジーの決定版！人気海外ドラマ「グリム」シーズン1がいよいよ地上派初放送！主人公グリム一族の末裔ニック（デヴィッド・ジュントーリ）が仲間とともに凶暴な魔物たちを退治する！日本テレビ27日（火）深夜25時59分スタート！PR動画は「グリム」公式サイトで公開。

2011年10月から2017年3月末のシーズン6（完結）まで放送されたアメリカの大人気ダーク・ファンタジードラマ「グリム」。ヤーコプとヴィルヘルム兄弟によって編纂されたドイツの童話『グリム童話』に登場する魔物：ヴェッセンたちは、実在した！しかもグリム兄弟は単なる民話収集家ではなく、モンスターハンターだった。その末裔が現代にはびこる凶悪なヴェッセンたちを退治する…という物語。

『グリム童話』に出てくる「赤ずきんちゃん」のオオカミは、実はヴェッセンだった。「白雪姫」に登場する魔女もヴェッセンだった。「ヘンセルとグレーテル」で兄妹を食おうとした魔女もヴェッセンだった…。ドラマ「グリム」は『グリム童話』に登場する魔物たちが、現代社会にヴェッセンとしてはびこる姿を描いている。

■ものがたり
主人公ニック（デヴィッド・ジュントーリ）はオレゴン州ポートランド市警で働くごく普通の男。ある日、ガンで余命僅かとなったおばのマリーから、自分達一族は「グリム」の末裔でヴェッセンと呼ばれる魔物を見る力がある。そして凶悪なヴェッセンを退治しなければならないと、先祖代々伝わるヴェッセンの解説書（これが本来の『グリム童話』かも！？）、ヴェッセンと戦う武器一式等がぎっしり詰まったキャンピングカーを譲り受ける。それ以来、ニックには人間とは違ったヴェッセンが見えるようになり…。

ドラマにはさまざまな種類のヴェッセンが登場する。普段は普通の人間として生活しているが、感情を剥き出しにすると本来の姿になるのだが、普通の人間にはその姿は見えず、グリムの血を引く者には魔物になった顔が見える。

登場するヴェッセン全員が悪、というわけではなくニックの仲間となって凶悪なヴェッセン退治に協力する者もいる。シリーズ後半になるとストーリーがかなりややこしくなるが、27日深夜から始まるシーズン1は『グリム童話』に絡めたヴェッセンが登場。物語もシンプルで分かりやすい。

主人公ニックと一緒に戦うのは、ニックの相棒刑事で普通の人間ハンク（ラッセン・ボーンズビー）とかつては人間を襲う狼系の悪いブルックバッド（ヴェッセンの種類）だったが、改心して人間を襲わずベジタリアンの善良なブルクバッド、モンロー（サイラス・ウェイア･ミッチェル）が力を合わせ凶悪なヴェッセンからポートランドの街を守るのだが…。

■ここがポイント！
見どころは、毎回登場するヴェッセンたち。ヴェッセンにはいろいろな種族があり、猛獣系、小動物系、爬虫類系にわかれており、全てが悪者というわけではない。小動物系のアイスビーバーなど臆病で内気、だけれども温厚でニックたちの仲間となって大いに活躍する。

種族の基となる動物の性質がそのヴェッセンに反映される。また、ヴェッセンの退治の仕方も種族によって異なり、ニックたちはマーサから受け継いだキャンピングカーにある書物から学び、キャピングカーにある武器を使って退治する。このキャンピングカーにはいろいろ興味深いものがあり、一度中に入ってじっくり拝見したいと思っている「グリム」ファンも少なくないだろう。

私たちが生きる社会にはびこる犯罪は、もしかしたら人間ではなくヴェッセンが起こしているものかもしれない…。犯罪サスペンスと魔物というダーク・ファンタジーがミックスされた人気シリーズ。これを機にぜひ一度「グリム」の世界にハマっていただきたい。

地上派放送されるのは「シーズン1」だが、現在CS放送で「シーズン5」を放送中。また「シーズン4」まではDVD、Blu-rayも発売されている。シリーズ完結となる「シーズン6」が終わったのが2017年3月なので、来年には日本でも最終シリーズがお目見えするのではないだろうか。
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日本テレビ6月27日（火）深夜25時59分より「グリム」シーズン1（吹替え版）を放送。出演はデヴィッド・ジュントーリ（花輪英司）／サイラス・ウィアー・ミッチェル（松本大）／ラッセル・ボーンズビー（志村知幸）／ビッツィー・トゥロック（長尾明希）／サッシャ・ロイズ（木下浩之）／レジー・リー（永田昌康）／クレア・コフィー（志田有彩）ほか。海外ドラマ「グリム」公式サイトにてPR動画を配信中。

◇日本テレビ「グリム シーズン1」番組公式サイト
◇海外ドラマ「グリム」日本公式サイト